2004年06月19日

ニイタカヤマノボレ0619〜トラトラトラ? 

ついに佐賀ラーメンの時は来たりぬ、そはうつくしき曙のごとくなりき

いよいよです。
あの計画を実行に移す時がやってきました。


一休軒系の店を一日で食い尽くそうという、無謀度198%のこの企画。
もっとも、京都と長崎の一休軒には、もちろん行きません。(笑)

四日間ラーメンを断ち、佐賀ラーメンへの精神的渇望を高め、
連食へのウォーミング・アップとするとともに、
佐賀ラーメンへの「想い」をより高めるために、
昨日は、あえて長浜系のラーメンを三連食しました。(自爆)

まずは、最近判明した事実を含めて、一休軒の歴史を振り返ってみます。
間違いが多々あるかも・・・。指摘いただくと嬉しいです。

昭和30年、佐賀で初めてのラーメン店「北京千両(現シャローム)」
から遅れること三年、一休軒本店の先代が、白濁豚骨スープの発祥とも
言われている三九(久留米)を引き継いだ、四ケ所さん
(現在の三九中華そば専門店@佐賀玉屋西の店主)の店で働いていた方と
立ち上げたのが一休軒の始まりらしいです。
先代は開店までは、全くラーメン店とは無関係の仕事をされていたそうです。
当時のラーメンの味は現在と違って、ガツン系のストロング豚骨だったそうです。

ほどなく、佐賀でラーメンと言えば「一休軒」のことを指すぐらいに
超人気店となり、従業員の方々の暖簾分け店、独立店も数多く出来ました。

本店で開店当初から働いておられた高木瀬の成竜軒店主は、
現店主のご主人が若くして亡くなられたこともあり、
駅前ラーメン ビック・ワンを切り盛りされていた時期もありました。
駅前ラーメン ビック・ワンには、現在も、
本店で働いていた方がおられるようです。

本店の先代と親類筋であった従業員の方は、一休軒鍋島店を開業され、
そこからは、いちばん星といちげんという、
本店から言えば孫弟子店というのも出来たのです。

現在本店は、二代目の方が切り盛りされていますが、その弟さんが、
佐賀市若楠で一休軒さがラーメンを営業されています。

佐賀の飲み屋街で絶大な支持を得ている、幸陽軒の店主は、
一休軒本店で修行後、佐賀駅の高架下近くで独立開業したそうですが、
場所が悪すぎたのか繁盛にはいたらず、大財あたりに移転されたそうです。
その大財で人気店となり、キャパの大きい現店舗に移動されたそうです。

たまちゃんラーメンの大将も本店で修行されていました。
5月22日をもって一時閉店されたのが、ほんとに残念です。


時間は10時半。さあ一軒目の成竜軒に出かけるかと思っていると、
友人のMクンから電話が入る。
どうやらカウボーイビバップの件で、家に遊びに来たいとのこと。
うーん、任務も大事だが、それもちと心魅かれる。
よって、予定変更。家で待つことにする。
12時ごろにMクンがやってくる。
あんなハナシやこんなコトをして、オタッキーな時間を過ごす。

ふと気づくとすでに13時前。
いかん、時間がない!
てなわけで家族ともどもMクンも引き連れて、いちげんへ。
新しくなった暖簾と営業時間のプチ変更(オーダーストップの時間新設)
の張り紙を写真をカメラに収め店内へ。


いちげん新暖簾

いちげん新暖簾(画像クリックで拡大画像:以下同)



営業時間プチ変更

営業時間プチ変更

ランチの餃子600円をオーダー。
デフォラーメンは500円です。うんうん、今日も旨いなー。
なんとも濃厚な豚骨の味わい。が、獣臭ってカンジはない。


ランチ(ぎょうざ)

ランチ(ぎょうざ)

まだまだ未食の佐賀のラーメン店も多いが、まがいもなく私の中でのチャンピオンです。

自宅に戻りしばし歓談の後、Mクンを見送る。
子供とつれあいたちは、明日が上の子のバレエの発表会のために最後の練習に出かける。

ミッション本格稼動モード全開!

時間は14時30分ほど。
うーん、佐賀市の北の方の店から攻めようという、
当初予定からすれば成竜軒なのだが、一休軒支店が中休みがあるといけないと思い、(後で中休みなしと判明)一休軒支店から攻めることに。


一休軒さがラーメン(若楠)1

一休軒さがラーメン(若楠)1


一休軒さがラーメン(若楠)2

一休軒さがラーメン(若楠)2

デフォラーメン520円をオーダー。
うーん、まずくない。あまりに淡白すぎる気もする。
出汁が若干弱いような印象。つーか、げんこつだけを使った濃厚出汁である
いちげんの後では、頭やバラも使っているんだろうけど、雑味的な甘味が気にかかる。
上出来なラーメンには変わりないが・・・。

ここの名物はダブルラーメン(900円)とトリプルラーメン(1200円)。
それぞれ麺が二玉と三玉なんだろうけど、お得感はないなー。
ちなみに、一休軒本店同様に通販をやっていましたが、
注文用のハガキのチャーシューの文字が黒塗りされていました。
自家製チャーシューを通販するには、ハム製造業者と同等の許認可が必要らしいです。


そそくさと成竜軒へ移動。
パチンコ屋の駐車場内の店のためか、メニューがかなり豊富。
ちゃんぽん、焼きそばは未食なんだよねー。
が、それにもましてドライカレーに心魅かれる。「チャシュウ」という表記にも。(笑)


成竜軒メニュー1

成竜軒メニュー1


成竜軒メニュー2

成竜軒メニュー2

オーダーはもちろんデフォラーメン500円。
店主はかなりの高齢で午後の二時、三時で店から上がってしまうという話を
以前聞いていましたが、この日も不在でした。
若干の不安を抱えながら待つ。で、出てきたラーメンは・・・、激うまでしたわ。
うーん、旨いなー。初来店時の感動が甦ってきました。

先ほどの妙に上品な一休軒支店の味とは違い、ガツンと豚骨を感じます。
獣臭系のクセも感じるが(これはこれで好きです)、味のコク・重厚さがスゴイ。
変にクリーミー感を感じた時もあったのですが、今日のは一休軒の源流「久留米系」を感じさせる味です。
もっとも、「三九中華そば専門店」のとは違うベクトルであるが・・・。(笑)

心底、一日でも長く営業していただいて、ずっと旨いの食わせてね、と願望状態です。


成竜軒1

成竜軒1


成竜軒2

成竜軒2


ふーっっ、もう既に腹いっぱい・・・。もう食えん。てな展開なので、
一休軒系の店とは切っても切れない関係の畑瀬食品へ向かう。
持ち帰りラーメンを買おうかという算段。
行ってみると、通常1050円の商品(チャーシュー付だと5食、なしだと10食)
が、父の日にちなみ10%オフでした。ラッキー!
ちなみに、小売のショップの名称は「ショップ ロン」という屋号です。
ロンは龍で、ラーメンの器のアレですね。
応対いただいたのは、チャーミングな女性社長さんでした。
いろいろとお話をさせていただいて楽しかったです。

ちなみに後日、自宅で冷し中華バージョンを作ってみました。
で、麺の重量を測ってみました。120グラムでした。
どこの店もこの重量かな・・・。

一休軒の暖簾分け店が、京都と長崎にもありますが、
現在は麺は供給していないとのことです。
上記二店もそうですが、畑瀬食品の県外供給店「葉隠@横浜」も
食ってみたいという願望がムクムクと。(笑)


ショップ ロン(有限会社 畑瀬食品)1

ショップ ロン(有限会社 畑瀬食品)1


ショップ ロン(有限会社 畑瀬食品)2

ショップ ロン(有限会社 畑瀬食品)2


いったん自宅に戻り小休止。夕刻に再度出陣。

まずは、総本山・一休軒本店へ。
デフォラーメンは550円と、ちとへこむ価格設定。
チャーシューが多めで、生卵が入る特製ラーメンだと950円です。
特製はここ二十年は食っていないんで、なんとも言えないんですが、
「いちげん」のデフォ(500円)→特製(750円)と比較すると、
オーダーする勇気が湧かんな〜。チャーシューてんこ盛りなんですかね〜。

で、ラーメン。一休軒支店と同じでした。
チャーシューはかなりの大ぶりで違うけど。
イメージの中では、若干違うかなとも思っていたんですが・・・。
さすが兄弟。遺伝子恐るべし。<違う?

出汁が薄々になったという意見も多いんですが、
実際どうなんでしょうか。今日のも十分「あり」な味でした。
貴婦人ライクで優しすぎて、「かっ飛ばしていこうトンコツ系」を楽しみたい方には、
物足りないかもです。脂系のトロリ感もないし・・・。

ちなみに、ここは「餃子」も「アルコール類」もありません。
あとあるのは、卵入り(600円)と大盛(700円)のみ。
スープのバランスが崩れるいう理由からだと思うんですが、
昔はなかった大盛がいつの間にか提供されています。



一休軒本店1

一休軒本店1


一休軒本店2

一休軒本店2


一休軒本店を後にし、通称「鍋一」こと、一休軒鍋島店へ。

本店で働いていた店主とその奥さん、息子さんらと切り盛りされています。
「いちげん」の修行店であり、期待感はかなり高い。

が、デフォラーメン530円が出てきて、一瞬フリーズ。
スープの色が薄すぎる。食べてみても、やはり薄々。
このミッションでは、なるべく実際のスープの色が出るように、
デシカメの設定をいじりながら撮っているんですが、
(↓のいちばん星は光量不足で、実際より彩度が低く明暗の度合いも暗め)
写真を見ても他店との差異がはっきりとします。

がっかりである。こんなのありかと、「星一徹」ばりに、丼をひっくり返したい気分である。
「いちげん」と「鍋一」との連食を何度も試み、
師匠の勝ちってなことも何度もあったのに・・・。

今日だけの不出来であることを願ってやみません。


一休軒鍋島1

一休軒鍋島1


一休軒鍋島2

一休軒鍋島2



次は佐賀駅の北口にある、駅前ラーメン・ビックワンへ。
なんでも「王貞治」にちなんだ屋号らしい。

近くに、ららららーめんがあったり、南口近くには山小屋ラーメンがあって、
プチ激戦区か?かなり以前からある店ですが、数度しか行ったことがない。
あんまし、いい印象もないんですが・・・。

オーダーしたデフォラーメンは420円とリーズナブル。
チャーシュー抜きの「ヤングラーメン300円」というのもあります。
チャーシューメン700円、特製ラーメン800円、野菜ラーメン520円というメニューも。

出てきたラーメンは豚骨出汁が濃厚な色合いの魅惑の色。
食べてみると、成竜軒と瓜二つの、ガツン系のスープです。
旨いなー、ホントニ。コレで420円は中々です。
写真からもその旨さが甦る。写真は今回のミッションで一番いい写りではないかな。

野菜ラーメンも再度食べてみようと思いながら、退店しました。


駅前ラーメン・ビッグワン1

駅前ラーメン・ビッグワン1


駅前ラーメン・ビッグワン2

駅前ラーメン・ビッグワン2



自転車でGO!

自転車でGO!


再度自宅に戻り、焼酎を少々飲む。
なもんで、23時過ぎに自宅を自転車で出発した。
残るはあと二店。やっとゴールが見えてきました。

台風の接近によるフェーン現象で、高温多湿の夜でした。
ペダルを漕いでるうちに、ポタポタと汗が流れる。
思いっきりクジケて、片田江交差点南のジャズバー・ロンドで小休止することに。

タンカレーのジンリッキーをいただく。
その旨さにしびれて、お替りしてしまう。(笑)
これ以上飲むとミッションの継続が困難になりそうなので、欲望にブレーキ!


ロンドで小休息

ロンドで小休息


ギコギコと自転車で、愛敬の飲み屋街に到着。
あとの二店は飲み屋街のどまん中の、夜のお店です。

幸陽軒では、店の前で数人並んでいたので、
いちばん星から攻めのことに。
ここも、いい印象が最近ありません。
鍋一修行店で「いちげん」の兄弟子なんですが・・・。

デフォラーメンは550円。
すラーメン450円というのも。お酢か?とアルコールでちとねじが緩んだ頭に浮かんだが、
「素」、すなわち具なしということでしょうね。
みそラーメン750円というのもあったけど、
地雷っぽいなー。どうなんでしょうか。

出てきたラーメンは私のイメージとは違っていました。
なかなか、旨いんです。
もやしの水分で出汁が薄まってしまっているようですが、
まじで鍋一の超旨時を彷彿とさせるものでした。

今まで持っていた悪い印象は、ヨッパーだった私がいけないんでしょうか? 

意に反して旨かったんで、完食してしまいました。
この後の幸陽軒が、このところずっとハズレで、
特に前回は、「お湯?」てなスープだったんで、
今日のハズレを予期し、ここで食べとこうという算段。


いちばん星1

いちばん星1


いちばん星2

いちばん星2


さぁ、いよいよオーラスです。
幸陽軒はカウンターが数席開いてるだけの、超繁盛状態。
ラーメン500円、卵入り550円、めし150円の三種類の
メニューしかありませんが、「特製」をオーダーすることも可能です。
チャーシュー多目で、生卵が入ったものですが、
ここのチャーシューは切り置きで、酸化による苦味を感じることが多いんで、
ラーメンが無難でしょう。

出てきたデフォラーメンに眼をひん剥かれました。
なんという美しい茶褐色。コレは大当たり間違いなし。
こんなことなら、いちばん星を残すべきだった・・・。

スープを飲んでみると、極上の豚骨スープです、やはり。
出汁と元ダレと脂の完璧なるアンサンブル。参りました。
麺は、ここだけが否畑瀬食品です。佐賀生麺という噂を聞きましたが、
どうなんでしょうか?
ただタイプ的には畑瀬と同じ、中細のストレート麺です。

あぁ、哀号。麺もスープも大量に残し、しぶしぶ退店いたしました。


幸陽軒1

幸陽軒1



幸陽軒2

幸陽軒2


いやはや、何とか任務完了。
当初に考えていた、暦日内の全完食によるコンプリートは逃しましたが・・・。

今回感じたのは、同じ畑瀬食品の麺でも、食感がかなり違うなということ。
店によってレシピが微妙に違うからでしょうか?
それとも、麺揚げの差や、スープとの相性でそう感じるのか?
興味深い疑問が残りました。

それと何といっても、「旨っ!」って思っているのに、
満腹でしぶしぶ残したことが残念でした。
それって、お店に対しても失礼だろうし・・・。


昨日の長浜系といい、今日の一休軒系といい、
連食による横の比較は、断然オモロイ。







いちげん 佐賀郡川副町大字西古賀925-1 0952-45-7865 11:00〜21:00(15時〜17時中休み) 
定休:水曜 P12台 



一休軒さがラーメン(若楠) 佐賀市若楠2丁目6-24  0952-33-1688 11:30〜19:00 
定休:不定 P 6台 



成竜軒 佐賀市高木瀬町大字長瀬1186(パチンコ店・ゴールドラッシュ高木瀬店駐車場内)  0952-31-5367 11:00〜20:00 定休:木曜



ショップ ロン(有限会社 畑瀬食品) 佐賀市紺屋町1-2  0952-23-5222 Pあり



一休軒本店  佐賀市松原3丁目2-2  0952-26-5226 11:00〜22:00  定休:月曜 P有料駐車場の無理券あり 


 
一休軒鍋島店 佐賀市鍋島町八戸1144-1 0952-26-8095 11:30〜20:30 定休:水曜 Pあり



駅前ラーメン・ビッグワン 佐賀市駅前中央1丁目13-16 0952-30-8212 11:00〜24:00 定休:第2・4水曜 Pなし



Jazz Bar ロンド 佐賀市水ヶ江1-3-9 0952-26-1076 18:00〜25:00 定休:日曜(ウイークデーの昼間は喫茶として営業) P店舗南100M(岡田塾北4台)



いちばん星 佐賀市愛敬町1-1-1F 0952-26-4555  20:00〜4:00 定休:日曜 Pなし



幸陽軒 佐賀市大財1丁目1-5 0952-22-7410 20:00〜3:00 定休:日・祝(金・土の祝は営業) Pなし






Posted by imagine3 at 00:00