2011年10月

2011年10月29日

落ち葉のコンチェルト(For the Peace of All Mankind):アルバート・ハモンド

カリフォルニアの青い空(紙ジャケット仕様)アルバート・ハモンド 1973年

今年も、この曲が聴ける季節になりました。「落ち葉のコンチェルト」♪

木々からこぼれる葉々はそれぞれに舞い散っていき・・・、まるで協奏曲(コンンチェルト)を奏でているようだ。

落ち葉“You turned me on
so bad that there was only
one thing on my mind
An overnight affair
was needed at the time♪”

ところで、この曲の場合、いつも話題にされることがある。原題は「For the Peace of All Mankind」=「すべての人類のために」なのだが、別に人類の幸せを祈る歌ではない・・ということである。このことは、70年代に同時代で聴いていた頃は意識していなかった♪

落ち葉のコンチェルト“For the peace For the peace
For the peace of all mankind
Will you go away? Will you go away?
Will you vanish from my mind?
Will you go away
and close the bedroom door
and let everything be as it was before?♪”

“平和のため 平和のため 全人類の平和のためなのだ
君はいなくなってくれ いなくなってくれ
ぼくの心から消えてくれ
消えてしまい ベッドルームのドアを閉めて
すべてを以前のように元どおりにしてくれ♪”

落葉去って行った恋人、かけがえのない存在だったであろう彼女への未練を切々と歌いあげていく、“アルバート・ハモンド”一世一代のナルシスティックな演歌(怨歌)なのであった^_^;

ピアノだけのイントロからはじまり、“You turned me on”・・エコーが程よく効いたボーカルが優しく滑りこんできます。リズムセクションが追加され、曲は盛りあがっていく。終わりは、感情が高ぶり、おそらく泣きながら歌っているのでは?美しくもの哀しいメロディである。きっと、この曲に出会えた人とそうでない人は、人生の機微も変わるのではないかと思うほど(^^)/~~~


1973年頃はロックが多様化し、ある意味、考えすぎ的な音も溢れていた時代。直接心に響いてくるこの曲にはハッと癒されるような感じがしたものだ。

imagine☆も、73年頃は青い頭の多感な中学2年生だった。期末試験の勉強をしながら聞くラジオから、この曲が流れてきたりすると、両肘をついて聴きいったものです。


imagine59 at 19:47|PermalinkComments(0) Folk | Pops

2011年10月21日

007 死ぬのは奴らだ(Live and Let Die):ポール・マッカートニー&ウィングス



007 死ぬのは奴らだ アルティメット・エディション [DVD] ポール・マッカートニー&ウィングス 1973年

この映画は、imagine☆の田舎地方、高校生の頃に、映画館で観ました。“ロジャー・ムーア”の“ジェームス・ボンド”役、これがたしか、初めてだったですね。ボンドガールの“ジェーン・シーモア”も美しかった。

007死ぬのは奴らだ映画は想像してた以上に面白かった。モーターボートが宙を飛んでいた。そして、何より、“ポール・マッカートニー&ウィングス”の主題歌を映画館のでっかい音で聴くことができた・・・、「007 死ぬのは奴らだ(Live and Let Die)」です。
“ポール&ウィングス”が全盛期に入る直前の見事な1曲でした。直感的な邦題だけど、はまってます。久しぶりに“ジョージ・マーティン”がプロデュースし、“ビートルズ”復活報道のネタにもなった。

ピアノのイントロからはじまり、“ポール”の切ないボーカル・・・
そして、“リンダ”と“デニー・レイン”のコーラスが入り・・・
一転、マグネシウムが爆発し、オーケストラが全面に登場・・・
曲は疾走し始め(昔はレーザー光線が走り)・・・
どんどんドラマティックに高みに登ってゆく・・・
あれっと思うと突然、レゲエのテンポになり・・・
静謐になり、またしてもオーケストラが疾走する・・・

~この部分は、曲を聴きながら読んでみてください。きっとそんな展開になっています(^'^)

起承転結の典型例といいますか、後の展開が予想できないといいますか、予想が裏切られる展開は、まさに“ポール”のアレンジの妙です。

(ちなみに、シングルB面の「アイ・ライ・アラウンド(I Lie Around)」)も、“デニー・レーン”のとぼけたボーカルがほのぼのとして好きでした(^^♪)

このたび、69歳で3度目の結婚とか(@^^)/~~~。いまだに原曲のキーで歌う凄さ!私たちも見習わなければなりません。
それはいいですが、もういっぺん、来日公演、お願いしますよぉ(^^♪


imagine59 at 20:34|PermalinkComments(0) The Beatles | Paul Maccartny

2011年10月16日

"青い瞳のステラ, 1962年 夏・・・" :柳ジョージ&レイニーウッド

Woman and I...OLD FASHIONED LOVE SONGS(紙ジャケット仕様)

Woman and I...OLD FASHIONED LOVE SONGS(紙ジャケット仕様) 柳ジョージ&レイニーウッド 1986年

70年代のFENCEの向こうのアメリカへの憧憬を、日本流のブルースにくるんで、シワガレ声で聴かせてくれた。“柳ジョージ”が歌うと、なんだか演歌調になるのが楽しかった。

“赤いキャンディ包んでくれたのは 古いNewspaper
白いペンキ何度も塗りかえす 夏の風の中で
今頃故郷のテネシーあたり 刈入れ時さと カタコト交じりで
バルコニーから覗くあんたは ブロンドさえも色褪せていた♪”
作詞:水甫杜司 作曲:上綱克彦 歌&演奏:柳ジョージ&レイニーウッド

青い瞳のステラimagine☆は、この曲が一番好きだな。
広大な南部の綿花の畑、俺の髪をなでまわし、好きなブルースをかけてた夜の夜明けにきまって泣いていたステラおばあさん、いまは芝生の下で眠っている・・、情景が目に浮かぶような名曲で、“柳ジョージ”の渋いボーカルが心に響いてくる。
聴く度に、夏の終わりを惜しむような、そんな風が流れてくる。

「雨に泣いている」「FENCEの向こうのアメリカ」など、アップテンポのブルースもいいが、やっぱり“柳ジョージ”はバラードが泣けてくる(^^♪

ご冥福をお祈りします。


imagine59 at 18:25|PermalinkComments(2)TrackBack(0) Blues | Kayoukyoku

2011年10月13日

ガラスの林檎:松田聖子

 松田聖子 1983年

イントロから、さも“蒼ざめた月が東から昇る♪”ような、静謐でゆったりとした響きではじまる。そして、何と言っても、この曲における“松田聖子”の歌唱力は特筆すべきものである。同時代のアイドル歌手には、きっと歌いこなせなかっただろう、ある意味、抑揚のないフレーズを、心の機微を表現しながら大衆に聴かせる感情を込める・・。やはり、この人にしかできなかった。

080「“松田聖子”、好きな曲を1曲挙げろ」と究極の選択を求められたら・・・、imagine☆は、即座に、この曲を挙げるだろう(^^♪作詞:松本隆、作曲:細野晴臣。
おそらく、知りあったばかりの二人なのであって、今は幸せ、でもこれからどうなるのであろうという不安な心、壊れそうな心を感じながら、それでも寄り添っている・・。

“・・丘の斜面には コスモスが 揺れてる♪”
(撮影)imagine☆

よくよく聴いてみる。imagine☆が、もっとも入れ込んでいる部分は・・、

“ガぁ~ラぁ~スぅの りんごたぁ ちぃ~♪”の・・
“・・ぁ~ラぁ~スぅ・・”のところ、微妙に声が裏返るところ!!

何回聴いても、いいなと思う。少しオタク的感覚に陥っているかも知れないので<m(__)m>

“松田聖子”の歌では、もっと頻繁にとりあげられる曲がいっぱいあるけれども、詩・メロディ・アレンジ、そしてボーカルの能力・・、ひとつひとつが完璧で、しかも、それらが絶妙にバランスがとれた第1級の歌謡曲、80年代における名バラードだと思います(^^♪


imagine59 at 19:43|PermalinkComments(0) Kayoukyoku | Seiko Matuda

2011年10月02日

片想いと僕(I'd Love You To Want Me):ロボ

Best of ロボ 1972年

どんなシチュエーションで、70年代の当時、聴いていたかは・・、憶えてないね。いま“ロボ”って検索すると“ジャイアント・ロボ”がでてくるし。それはそれで同時代的ではあるのだが、imagine☆には、やっぱり“ロボ(LOBO)”なんだ。

ロボ 片想い“ロボ”と言えば、「僕と君のブー(Me And You And A Dog Named Boo)」と、そしてこの「片想いと僕(I'd Love You To Want Me)」だ。片想いの男子の心の機微を歌った、飾りがない自然体の歌である。
「君がそこに立っているのを見ると
僕は椅子から転げ落ちそうになり
君が唇を動かして話しだすと
足の方まで血液が流れてしまうみたいだ♪」

かわいい詩だ、癒されるよね。何となく初恋を思いだしてしまう(^^♪


imagine59 at 20:13|PermalinkComments(0) Male | Folk