ポール・マッカートニー

2014年03月09日

フォー・ノー・ワン(For No One):ザ・ビートルズ

フォー・ノー・ワン(For No One) ザ・ビートルズ 1966年

久しぶりに、“ビートルズ”を聴いている。「リボルバー」に収録されている。ライブ活動中心からスタジオワークに全力を挙げる、その過渡期的な感触が魅力であり、“ビートルズ”で一番好きなアルバムだとするファンも多い。LPの裏ジャケットはメンバー4人が全員黒のサングラスをかけており、すごくカッコよかった。

リボルバー

「フォー・ノー・ワン(For No One)」は、“ポール”の作品、得意のベース下降ラインの、そして、チェンバロのような楽器(クラビノーバ?)の音が印象的で、バロック調の傑作だ♪

“Your day breaks, your mind aches
You find that all her words of kindness linger on
When she no longer needs you
She wakes up, she makes up
She takes her time and doesn't feel she has to hurry
She no longer needs you
And in her eyes you see nothing
No sign of love behind the tears Cried for no one
A love that should have lasted years

夜が明ける 心が痛む
彼女はもはやあなたを必要としていないのに
彼女のやさしい言葉のすべてが まだあたりにただよいのこっている
目覚めた彼女は ゆっくりと化粧をする
急ぐことはない もはや彼女は
あなたを必要としていないのだから
彼女の瞳からはなにをうかがうこともできない
誰のためにでもなく泣いた涙の影に 愛の気配はもうない
何年もつづくはずの愛だったのに ♪” 
片岡義男訳

片岡義男 ビートルズ詩集

あまりに素晴らしいので、“片岡義男”「ビートルズ詩集」、角川文庫(昭和48年5月30日初版本)から掲載させていただいた。この本は、手元でもうぼろぼろになっている。
ページをめくると、経年変化による甘い紙の匂いをかぐことができるから好きだ。この文庫本で、“ビートルズ”が何をどういう気持ちで歌っているのか、中学生のimagine☆の心にグッと響いてきたことを思い出す。

二十歳そこそこで、ここまで深く陰を感じさせる詩を書く“ポール”もすごいと思う。失恋した男がテーマである。たぶん、当時の彼女“ジェーン・アッシャー”と喧嘩した後に書いた曲ではないか。間奏のフレンチホルンの流麗で温かな音色が、詩の、哲学的で沈んだ気風のある種の救いになっている。

“ポール”の曲に辛辣な意見もはく“ジョン・レノン”だが、この曲は“ジョン”のお気に入りだった(^^♪


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2013年12月08日

ウォーター・フォールズ(Waterfalls):ポール・マッカートニー

ウォーター・フォールズ(Waterfalls) ポール・マッカートニー 1980年

1980年、昭和55年、新宿バス放火事件と、長嶋茂雄監督の辞任が世を風靡していたのだが。imagine☆は、この年は大学3年生で、これから就活の手前といったところだったろうか。

ウォーター・フォールズ

この時代は、リズム重視のディスコとか、ピコピコ系の音楽とか、まあそれは時代を物語っていて、それはそれで心に残っているのだが、この曲は琴線に響いた、とても美しい曲♪

“Don't go jumping waterfalls,  Please, keep to the lake.
People who jump waterfalls,  Sometimes can make mistakes.
And I need love,  Yeah, I need love,
Like a second needs an hour,
Like a raindrop needs a shower.
Yeah, I need love, Ev'ry minute of the day,
And it wouldn't be the same
If you ever should decide to go away.

滝の飛びこんではいけない お願いだから 湖の周りをまわろう
滝つぼに飛び込もうという人は ときに 間違いを犯してしまう
ぼくには愛が必要だ そう 愛が必要なのです
1時間には1秒からが必要であるように
雨の滴が夕立ちを必要とするように
ぼくには 愛が必要なのです 1日中 いつでも
きみが 遠くにいってしまうことを決めたとき
ぼくは いつもどおりではいられなくなるのです♪”


この週末、家族で滝に行ったのです。なので、この曲を聴きたくなったのです。高千穂というところに行って、ボートを漕ぎ、滝のマイナスイオンを、感じてきました!

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なにかこう、俳句的な世界の詩だと思います。白クマがでてくる!(^^)!
麻薬不法所持による来日公演中止から、英国に帰り、どんな心の機微があったのだろうか、アルバム「マッカートニー2」は芯が1本通っていない。やりたいことが定まっていない。しかし、そんななかでも、静謐で、極めて美しい曲、世に残る名曲を作曲してしまうのが、この人の凄いところだ。

このアルバムの後、“ポール”にとっては厳しい時代が続く。
imagine☆は、“ポール”の数百曲のなかでも、たぶん、ベスト5に入る、ランキング上位の大名曲です(^^♪


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2013年11月12日

エイト・デイズ・ア・ウィーク(Eight Days A Week) ビートルズ 

エイト・デイズ・ア・ウィーク(Eight Days A Week) ビートルズ 1964年

ついにやってきました、“ポール・マッカートニー”♪♪♪

11年前は東京ドームだったが、今回は京セラドームです。先行抽選にすべてハズレ、ヤフオクでようやく手に入れました。1曲目はこの曲でしょう!

Ooh, I need your love, babe
Guess you know it’s true
Hope you need my love, babe
Just like I need you
Hold me, love me
Hold me, love me
I ain’t got nothing but love, babe
Eight days a week

ああ きみの愛が必要だ ベイブ
考えてみてよ ほんとうなんだ
きみもぼくの愛を必要としているだろう ベイブ
ぼくがきみを必要なように
抱きしめてくれ 愛してくれ
抱きしめてくれ 愛してくれ
愛のほかな何も得られていない ベイブ
1週間に8日は愛している♪”

Eight Days A Week

“ポール”らしいシンプルで明るい曲です。イントロからフェードインで入るところが珍しい。“イントロとエンディングの「ドロドロ」と聞こえるのは“ポール”のベース3連符で、これもおもしろい。イントロなしの曲もあるなど、“ビートルズ”は、けっこうイントロに凝りますね♪

アルバム「ビートルズ・フォー・セール」(ビートルズ売り出し中)、アルバムタイトルはシャレでしょう。ジャケットの4人はツアーで疲れ切った顔をしてます。笑顔がない。

とにかく11年ぶり、最後の来日かと言われています。imagine☆は、“ポール・マッカートニー”の革新的なベースラインに感激してベースを始めました。「ヘイ・ジュード」を合唱してきます(^^♪


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2013年09月14日

ヴィーナス&マース/ロック・ショウ(Venus and Mars/Rock Show):ポール・マッカートニー&ウィングス 

ヴィーナス&マース/ロック・ショウ(Venus and Mars/Rock Show)
ポール・マッカートニー&ウィングス 1975年

待たされた!“ポールマッカートニー”の大阪公演、会場が決定し最先行予約が始まった。ぴあ会員である娘にも抽選予約を依頼、当選を祈っている。

待たされたということでは、このアルバム「ヴィーナス&マース」もそうだった。1973年リリースの大傑作「バンド・オン・ザ・ラン」から待つこと2年、1975年のリリースである(imagine☆は当時、高校1年生)。ロックの音楽雑誌「ミュージックライフ」を毎月買い、「“ポール”の新作LP発売間近!」と書かれてから、たぶん更に1年くらいは経過したのではないか。

Venus and Mars Rock ShowRock Show

Sitting in the stand of the sports arena
Waiting for the show to begin
Red lights, green lights, strawberry wine,
A good friend of mine, follows the stars,
Venus and mars are alright tonight

What's that man holding in his hand?
He looks a lot like a guy I knew way back when
Its silly willy with philly band
Could be ... Oo-ee ... 

アリーナのスタンド席に座り
ショーが始まるのを待っている
赤いライト 緑のライト 苺のお酒
友だちが星の輝きをみつめている
火星と金星 今宵はご機嫌さ

あいつを見ろ 手に持っているものは何だ?
ずっと昔に知っていた男に似ている
そうさ シリー・ウィリーとそのフィリー・バンドさ
そうだとも Oo-ee♪”

どこかそのコンセプトが“ビートルズ”の「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」に似ていた。それは“ポール”のお得意の分野だ。

いまだにオリジナルキーで歌う“ポール”のエネルギーは凄いと思う。「Venus and Mars/Rock Show」~「Jet」を、今回の来日でも演奏してほしい!

コンサートは、そしてアルバムは、「クロスロード(Crossroad)」で静かにクロージングしていく(^^♪



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2013年08月14日

ジュニアーズ・ファーム(Junior's Farm):ポール・マッカートニー&ウィングス

ジュニアーズ・ファーム(Junior's Farm)
ポール・マッカートニー&ウィングス 1974年

Junior's Farm待望の“ポール・マッカートニー”の「アウト・ゼア」ツアーが行われる。2002年の大阪ドームで観て以来、しばらく音沙汰がなかったので、もう来日はないのかと思っていたところ、今回のツアーである(もうラストの来日か?)。
しかし、imagine☆はまだ、チケットをゲットできていない。会社の隣の席の人が福岡公演と東京公演の2枚を、最速予約で確保できたが、imagine☆はすべて落選してしまった(悲)^_^;

“You should have seen me with the pocker man,
I had a honey and I bet a grand,
Just in the nick of time I looked at his hand.
I was talking to an Eskimo,
Said he was hopping for a fall of snow,
When up popped a sea lion ready to go.
Let's go, let's go, let's go, let's go
Down to junior's farm where I want to lay low,
Low life, high life, oh, let's go,
Take me down to junior's farm. ”

歌詞にはあまり意味がないようだ。その意味では、“ビートルズ”の「ゲット・バック」の雰囲気である!

ドンジャラ入るイントロがとてもカッコよい。“ポール”の「ハッ」で、ドンドンとリズムが乗ってくる。ドラムを叩いている“ジェフ・ブリットン”は確か、空手の先生になると言って、この曲の録音後に“ウィングス”を脱退したはず。「ミュージック・ライフ」誌に空手着で写った写真を見たことがある。ドラムは上手!♪

「ジュニアーズ・ファーム(Junior's Farm)」は、ナッシュビルのスタジオで録音された。B面は「サリーG」というカントリー・テイストの曲で心地よく、このシングル盤は、ジャケットも、どことなく印象的であり、ターンテーブルにはよく乗せた。聴くとスカッとするしなあ、imagine☆中学3年生の頃。

無理だろうけど、ツアーではこの曲を演奏してほしい。リズム、サウンド、メロディ、ギターの音色、ズンズン響くベース、曲の構成力・・、どこをとっても、これぞ70年代のメロディアス・ロック、“ポール”の音楽性、本領発揮の大名曲だと思う(^^♪


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2012年07月28日

ヘイ・ジュード(Hey Jude):ビートルズ

ビートルズヘイ・ジュード ザ・ビートルズ 1968年
ロンドンオリンピックの開会式は感動しました(^^)/~~~
エリザベス女王が臨席されたあたりから観ていたのですが、ケルトから産業革命・・、英国の歴史と伝統を、現代のさまざまな映像技術を屈指して、素晴らしい表現をしており、なんだか涙腺が緩んできました。

“ポール・マッカートニー”がオリンピック・・というシチュエーションで、どの曲を?と思っていましたが、「ヘイ・ジュード(Hey Jude)」でしたね♪

ヘイ・ジュード
”Hey jude, don't make it bad.
Take a sad song and make it better.
Remember to let her into your heart,
Then you can start to make it better.
ジュード 悪いほうに持って行ってはいけないよ
悲しい歌を ましなほうにもっていくのさ
自分の心に受け入れよう
そうすれば 良い方向に向かいはじめるんだよ♪”


“ポール・マッカートニー”は「気配りの人」!周囲にいつも気遣ってるのであって(気配り過ぎて自分と違う方向に行くときもありましたが^_^;

“ポール”が、“ジョン・レノン”と妻“シンシア”との間の長男“ジュリアン・レノン”へ歌った歌ですね。“ジョン”は“ヨーコ・オノ”へ入れ込んでおり“シンシア”から心は離れていってしまいましたリバプールの故郷の匂いのする良妻賢母的な“シンシア”では満足せず、芸術的な側面から自らの成
影響を与える“ヨーコ”へ急速にのめり込んでいったのでしょう。

その狭間にあって、ひとり孤立してしまった“ジュリアン”へ、“ポール”が・・「ジュール 落ち込むなよ」と・・、優しく歌った歌なんです。

だが、詩を読むと・・、世界的というか、普遍的というか、大きい歌だな!!

最終ランナーが聖火台に集まり、棒の先に点火、中央に寄せて立ち上がり、炎が集まって聖火になり、御大の登場・・、もう感動でした・・、“ハー・マジェスティー”も、観ていたのでしょうから(^^♪


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2012年07月23日

ヴィーナス・アンド・マース(Venus and Mars):ウィングス

 ウィングス 1976年

“ビートルズ”が英国を席巻しアメリカへの憧れを抱きつつ米国でコンサートを開いたように、“ウィングス”は、75年にイギリスからワールド・ツアーを開始し、オーストラリア、ヨーロッパ・ツアーを経て、76年5月、テキサスでアメリカ大陸初の大規模なコンサート・ツアーを開始した。「Wings Over America」と言われる。

ヴィーナス・アンドマースこのアルバムには“ウィングス”の代表曲が網羅されていた。imagine☆が購入した、初の3枚組アルバム(確か当時、5,000円以上した^_^;)“ザ・ビートルズ”ナンバーが収録されていたことも・、「ああ ポールも“ビートルズ”の幻影から解放されたのか」と思いながら聴いていた♪
このライヴ・アルバム用に作られたとしか思えないのが、1曲目の「ヴィーナス・アンド・マース(Venus and Mars)」である♪

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“Sitting in the stand of the sports arena
Waiting for the show to begin
Red lights, green lights, strawberry wine,
A good friend of mine, follows the stars,
Venus and mars are alright tonight

スポーツアリーナの席に座って
ショーが始まるのを待っている
赤いライト 緑色のライト ストロベリーワイン
友だちが 頭上の星を見つめている
金星と火星は 今夜もきらめいている♪”

難波から1時間20分・・、高野山に行ってきました。
「ヴィーナス&マース」=「金星と火星」・・、ロックミュージックに仏教の世界観である「空」を結びつけてしまう・・、宇宙を統べる「大日如来」の世界観であると、いま年齢を重ねたimagine☆は思ったりもする。

そして、「ロック・ショー(Rock Show)」が始まる・・、ライヴに行ったことがある人なら分かるワクワクする展開・、しかも、野外で星が見えていたりしたら盛りあがるしかないな。確信犯“ポール・マッカートニー”(*^^)v・・、スタジオ・アルバムとは違い、無理やりの展開は「ジェット(Jet)」へゴリ押し的に繋がっていく、これも驚いた展開でした(^^)/~~~

imagine☆が2002年、東京ドームで“ポール”のライヴに初めて邂逅して涙を流したのは、このライヴが行われた頃から、25年は経過していたのであった(^^♪


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2012年06月02日

ディア・ボーイ(Dear Boy):ポール&リンダ・マッカートニー

ラム デラックス・エディション(完全生産限定盤) Paul Maccartney 1971年

デラックス・エディションは、どれを買おうか悩みましたが、“リンダ”による写真集とかはやっぱり見てみたいけど、主に楽曲聴取を基本として、オリジナル+未収録シングルの「デラックス・エディション」にしました♪

このアルバムのリリースは71年でしたか、imagine☆は、中学2年生の時、73年の「バンド・オン・ザ・ラン」を聴いて感動し、その次に買ったのがこの「ラム」というアルバムでした。

ジャケットが、ご覧のとおりイエロー基調としてとても綺麗で、見開きを開くと、“リンダ”の撮影した写真がコラージュで配置されていました。

ラムアルバム発売当時は、曲が散漫で・・と酷評されていたようです。imagine☆としては、1曲1曲の曲の構成やサウンド、アレンジ、歌詞のウィット感覚・遊び心など、“ポール”の拘りが、ぎっしり詰まっているなと思いました♪

“ポール”と“リンダ”による、夫婦のコラボレーション・アルバムであり、とくに練られたコーラスワークは、後の“ウィングス”のサウンドの要として存在していきますが、「ディア・ボーイ(Dear Boy)」では、イントロ20秒辺りから、その魁となるような、考えられた美しいコーラスを聴くことができます♪

ラストの「バック・シート(Back Seat)」も曲の構成という意味で、涙腺が緩むほどの感動を与える曲なのですが、imagine☆はこの、「ディア・ボーイ(Dear Boy)」・・、好きです。あまり上手くないですが“リンダ”がコーラスで頑張ってます♪

オリジナル・アルバムでは、1曲もシングル・ヒットがありません。特別なヒットを狙わず、1曲1曲に、アルバム全体の構成を反映させるような、「アルバム作り」への拘りが伝わってくるアルバムで、そんなところが“ポール”ファンからは、近年、再評価されている要因になっているのではないでしょうか(^^♪


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2012年05月20日

レイン(Rain): ビートルズ 

rain
レイン(Rain) ビートルズ 1966年

“ビートルズ”結成50年、エリザベス女王即位60年、そして、ロンドン・オリンピック開催、アボー・ロードの反対向き歩きの写真のオークション・・、最近は英国、ロンドンに耳と目が向いてしまう。

それと、「レコード・コレクターズ」誌で、ベスト・ベーシスト特集・・、“ポール・マッカートニー”が第1位に輝いている。

imagine☆も、“ポール・マッカートニー”第1位については、同感です♪ 極めてメロディアスなベースライン、楽曲のルートを意識しつつ、ドラムやギターのちょっとした隙間を埋めていく、ここぞという時のボトム・ラインと、これしかないと思われるフレーズ。同時代のベーシストの弾き方と比べてみると、まさに“ポール”の革新性が際立っていることがよく分かります。

“If the rain comes they run and hide their heads.
They might as well be dead,
If the rain comes, if the rain comes.”

“雨がやってきたら 人々は走り 頭を隠す
そんな人たちは 死んだほうがいい
雨がやってきたら 雨がやってきたら♪”

歌詞は、あまり意味がないというか?、それとも哲学的か?

imagine☆が、はじめて聴いたときに、オクターヴを多用して弾きまくるベースの音にびっくりしたのが、「レイン(Rain)」でした。“ジョン・レノン”の作品。これは、たしかLPには収録されていなかったかな。時期的には、「リボルバー」の頃でしょうか。シングルの「ペイパーバック・ライター」とのカップリング。しかし、A面の「ペイパーバック・ライター」のベース・ラインも凄いの一言ですまされないほど驚異的な発想力に基づいている。

というわけで、このシングルはA・B面ともに、“ポール”の神がかり的なベースを聴くことができます♪

サビの部分の、密教的なコーラスと、ベースの3連符・・、ありえないほど、カッコいい(^^♪


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2012年02月26日

キス・オン・ザ・ボトム(Kisses on the Bottom):ポール・マッカートニー 

Kisses on the Bottom 

Kisses on the Bottom ポール・マッカートニー 2012年

このアルバムは、たぶん、賛否があるのでしょうね。

良いと思った。けど、そう思えるまでに少し時間がかかったのは事実である。

「否」の人は昔から“ポール”を聴き続けてきた人だろう。imagine☆は中学2年生の時から聴きはじめ、彼に憧れてベースを始めた。“ポール”がだすアルバムといったら、「ここがそうなんでっせ」とか、「ああ、ここってやっぱフレーズじゃん」みたいな発見がいつもあったので、買う方はそれを期待していた。


今回は、2曲のオリジナルがあるが、他はカヴァーで、自らは一つの楽器も演奏していない。先日ウォーキングの途中で、
CDショップで立ち聞きしたら、「つまんない?」と直感。でも、ラジオとか、いろんなところで流れてきたときに、だんだん良くなってきた。


back to the egg 

10
年前にリリースされていたら絶対買わなかっただろうが、“ポール”の声がこういう曲に合ってきたのかな。最近はライヴの姿を見ても「ちょっとキツそう?」とか思うこともあったりして、約40年に亘り聴き続けてきたimagine☆にとっては、“ポール”も滋味ある歌が似合う歳になったのかと素直に認めてしまう。

だけど、考えれば、古くからのファンでも、“Wings”の「バック・トゥ・ジ・エッグ」に収録されていた「ベイビーズ・リクエスト」などの世界は同じなのであって、その意味では、あんまり違和感はない。
(追伸)後で気づいたのですが、「デラックス・エディション」には「ベイビーズ・リクエスト2012」が収録されてるんですね(*^^)v


“ポール”は何かやってくれるという期待があって、彼も期待に応えていかないといけないという“
Carry That Weight”があって・・。
しかしながら、この力を抜いたムードは、“ポール”の「これから」を考えるときに、ありうる今の位置づけなのだろうと思う。

とかなんとか言いながら、きっと次のアルバムに「発見」を期待しているimagine☆がいる(^^♪



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2012年02月18日

ワー・ワー(Wah-Wah):ジョージ・ハリスン

ジョージ・ハリスン 1970年

「じゃんじゃか弾いて歌って、やかましい曲だけど、カッコいい♪」・・・、というのが、この曲をはじめて聴いたときの感想でした。

“Wah-wah You've given me a wah-wah
And I'm thinking of you
And all the things that we used to do Wah-wah, wah-wah

Oh, you don't see me crying
Oh, you don't hear me sighing♪”

“ワー ワー 君はワウワウを ぼくに与えてくれた
そして、ぼくは君のことを思うよ
ぼくたちはそうすべきであった それがすべてなんだ ワー ワー

ああ 君は ぼくが泣いているのをみない
ああ 君は ぼくがため息をついているのを知らない♪”


「オール・シングス・マスト・パス」=「すべては過ぎゆくものなのだ」という・・、“ザ・ビートルズ”解散後の“ファブ・フォー”のソロ活動の中で(ソロ活動出だしの中で)、唯一絶賛されたのが、(サイレント・ビートル)“ジョージ・ハリスン”の、このアルバムでしたが、アルバム・タイトルは、なかなか意味深なものでしたね。

LPは3枚組で、1枚はジャム・セッションでした(imagine☆は、これはいらないと思ったが)。それでも正規の2枚には、とても充実した曲が、たくさん収録されていた。3枚組なので、当時でも6,000円くらいしたから、小遣いとお年玉の総動員して、決死の覚悟でレコード屋のおばちゃんがストーブの横に座っているレジに持っていったことを、今でも強く思い出す。

cry babyはじめは、歌詞の意味がよくわからなかったのだが、どうもエフェクターの「ワウワウ(クライベイビー)」と、気分が高揚している感覚の「ワー」をかけて、ダブルミーニングにしているのでしょうかね?
で、なんでこの曲ができたかというと・・、おそらく、「ゲット・バック・セッション」の頃なのでしょうか・・・


「レット・イット・ビー」の映像にもでてきますが、“”ジョージのギターに“ポール”がいちいち注文を付けています、しきっているわけですね。“ジョージ”は嫌になってますね。この曲に関連しては、以下のような会話があったかどうかは、まったく想像の世界ですが・・、

(P)「おい ジョージくん ここでワウワウを使うたら いけんじゃろう」
(G)「だって兄貴 音が わうわうって カッコいいじゃろう」
(P)「だめじゃ ここは ストレートな音がほしいんじゃけぇ!」

・・・きっと、“ジョージ”が、この曲を作るきっかけになったことだろう。そして、奮起して“ジョージ”の作曲能力も高まったのかもしれない♪

派手ではなくワウワウ(クライベイビー)がかかっている、イントロのギターのリフがカッコいい♪ ライヴ向きの曲でもある。とくに大人数でやると、盛り上がる。「バングラディッシュ・コンサート」では全員参加・・、とくに輝いて聴こえた1曲でもある(^^♪

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2011年12月18日

アイルランドに平和を(Give Ireland Back to the Irish):ポール・マッカートニー&ウィングス

アイルランドに平和を

この曲が“ウィングス”初のシングルだったなあ。
ジャケットは、「ワイルド・ライフ」のリンゴの切り抜き(^^ゞ

“ポール”にしてはめずらしい多分に政治的な歌だったが、(持ち曲が少なかったからかな?)“ウィングス”のお披露目コンサートでは演奏されていた。
70年代を感じさせる、とっても、いい曲なんです(^^♪

アイルランドは英国から独立したが、北アイルランドはその後も英国領として残されていた。アイルランド人と本土から移住してきたイギリス人の間で対立が起こり、1972年1月30日に非武装のデモ隊にイギリス軍が発砲して死者がでた。「血の日曜日事件」である。

ワイルド・ライフ72年といえば、“ビートルズ”解散後の“ジョン”と“ポール”の関係は相当に悪かった。ロックで政治的アジテーションを訴えていたのは“ジョン”の方だが、直接的なメッセージ色の濃い曲を先にリリースしたのは“ポール”だった。“ポール”が“リンダ”をバンドに入れたり、こういった政治的な歌に力を入れたのは、仲が悪いといいながらも、やはり“ポール”はどこかで“ジョン”を追いかけ、「気にしていた」からではないかと思っている。

そして、「アイルランドに平和を(Give Ireland Back to the Irish)」に触発され、“ジョン”は「Bloody Sunday(血まみれの日曜日)」や、「Luck Of The Irish(アイルランド人の運命)」と言う曲を書いた。

“Give Ireland  back to the Irish
Don't make them have to take it away
Give Ireland back to the Irish
Make Ireland Irish today

Great Britian you are tremendous
And nobody knows like me
But really what are you doin'
In the land across the sea♪”

“アイルランドをアイルランド人に返すのだ
彼らを国から追い出してはいけない
アイルランドをアイルランド人に返すのだ
アイルランドをアイルランド人のものするのだ

大英帝国よ おまえは大変なことをしてしまった
しかし 誰もぼくのようには分かっていない
まったく 英国はなにをやっているんだ
海の向こうの かの地で♪”


“ジョン”は、この曲の歌詞を「幼稚だ」と言っていた(確かに!)ようだが、一方で、この曲のメッセージ性を歓迎するコメントも残していた。“ジョン”も“ポール”も、アイルランド人のことをここまで歌うのは、どうも二人とも、アイリッシュであるということに起因しているようである。

imagine☆は中学2年生だったので、アイルランドとアイスランドの位置の違いくらいしか理解していなかった。でも聴きながら、なんてカッコいい曲なんだろうと感動していたことを思いだす。“ジョン”の重さとは違う“ポール”らしいキャッチーなメロディを持った、上質のポップロックだろう(^^♪


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2011年12月03日

サムシング(Something):ビートルズ



ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド Blu-ray ザ・ビートルズ 1969年

“ジョージ”の、このドキュメンタリーはぜひ映画館で観てみたいですが、imagine☆居住地方では今のところ上映予定はなさそうです。

“ジョージ・ハリスン”は、「おちゃらけ」で発言することが多いが、実は周囲によく気が付き、マメな人だったのではないかと思っている。なので、彼の周りには多くのミュージシャンが集まった。“エリック・クラプトン”“ジェフ・リン”“クラウス・ヴーアマン”“ボブ・ディラン”“ニッキー・ホプキンス”“ビリー・プレストン”・・etc

“Something in the way she moves
Attracts me like no other lover
Something in the way she woos me
I don't want to leave her now
You know I believe and how♪”

“彼女のなにげない仕草が
誰より ぼくを惹き付ける
彼女のなにげない 甘い囁き
そばを離れたくない
ほんとだよ 分かるだろ♪”

松田聖子水の中の妖精「サムシング(Something)」は、当時、自身がプロデュースしていた“ジェームス・テイラー”の「Something in the way she moves」という曲にヒントを得て、妻“パティ・ボイド”を前に、自宅の食堂かどこかで、生ギター1本で囁いた。

“ビートルズ”のメンバーからも絶賛され、メンバーも見事な演奏でサポートした、“ビートルズ”の“ジョージ”の一世一代の名曲です。

ところで、以前のジャケット・そっくり・シリーズ・・、“松田聖子”と“オリビア・ニュートン・ジョン”に、この「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」を加えよう(^^♪


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2011年10月21日

007 死ぬのは奴らだ(Live and Let Die):ポール・マッカートニー&ウィングス



007 死ぬのは奴らだ アルティメット・エディション [DVD] ポール・マッカートニー&ウィングス 1973年

この映画は、imagine☆の田舎地方、高校生の頃に、映画館で観ました。“ロジャー・ムーア”の“ジェームス・ボンド”役、これがたしか、初めてだったですね。ボンドガールの“ジェーン・シーモア”も美しかった。

007死ぬのは奴らだ映画は想像してた以上に面白かった。モーターボートが宙を飛んでいた。そして、何より、“ポール・マッカートニー&ウィングス”の主題歌を映画館のでっかい音で聴くことができた・・・、「007 死ぬのは奴らだ(Live and Let Die)」です。
“ポール&ウィングス”が全盛期に入る直前の見事な1曲でした。直感的な邦題だけど、はまってます。久しぶりに“ジョージ・マーティン”がプロデュースし、“ビートルズ”復活報道のネタにもなった。

ピアノのイントロからはじまり、“ポール”の切ないボーカル・・・
そして、“リンダ”と“デニー・レイン”のコーラスが入り・・・
一転、マグネシウムが爆発し、オーケストラが全面に登場・・・
曲は疾走し始め(昔はレーザー光線が走り)・・・
どんどんドラマティックに高みに登ってゆく・・・
あれっと思うと突然、レゲエのテンポになり・・・
静謐になり、またしてもオーケストラが疾走する・・・

~この部分は、曲を聴きながら読んでみてください。きっとそんな展開になっています(^'^)

起承転結の典型例といいますか、後の展開が予想できないといいますか、予想が裏切られる展開は、まさに“ポール”のアレンジの妙です。

(ちなみに、シングルB面の「アイ・ライ・アラウンド(I Lie Around)」)も、“デニー・レーン”のとぼけたボーカルがほのぼのとして好きでした(^^♪)

このたび、69歳で3度目の結婚とか(@^^)/~~~。いまだに原曲のキーで歌う凄さ!私たちも見習わなければなりません。
それはいいですが、もういっぺん、来日公演、お願いしますよぉ(^^♪


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2011年06月16日

クック・オブ・ザ・ハウス(Cook Of The House):ウィングス

“Ground rice, sugar, vinegar, seco salt, macaroni too,
Cook of the house I'm the cook of the house.
No matter where I serve my guests,
They seem to like the kitchen best 'cause I'm the cook of the house, Cook of the house.♪”

6月18日は“ポール・マッカートニー”69歳の誕生日なんだ。
来年は“ポール”も古希(70歳)か・・、その前にもう1回だけ、日本でライヴをやってほしいと激に思う、必ず行く!♪♪

「スピード・オブ・サウンド」は、“ウィングス”が飛ぶ鳥を落とす勢いだった1976年、まさに世界ツアーの真っただ中にリリースされたアルバムである。

「さすが“ポール”じゃ、いい曲がある。じゃけど、全部“ポール”の曲なのに、なんで他の人に歌わせるん?」・・・というのが、imagine☆の感想。

「わしがやりたいのはソロじゃなくて、やっぱりバンドでんねん。せやから皆に歌わせたんでっせ」・・・ということだったのか?アルバムのバンド名も“ポール・マッカートニー&・・”ではなくて、“ウィングス”(だけに)なっている。

リリース当時は、ライヴの合間にテキトーに録音したものであり極めて散漫な印象をぬぐえない・・とか言われていました。しかし、imagine☆は、好きな曲がたくさんあります。

なかでも、「クック・オブ・ザ・ハウス(Cook Of The House )」は、“リンダ・マッカートニー”が歌っている。“ポール”は珍しくウッド・ベースを弾いて雰囲気をだしている。料理番組で使えばいいんじゃない・・といつも思う。



「マイ・ラヴ(My Love)」は“ポール”が“リンダ”にむけて作った歌だ。

リンダ・マッカートニー“リンダ”については、あらためて言及するまでもなく、“ビートルズ”解散後の“ポール”を精神面から支えた功績は大きい。

“ウィングス”のメンバーになったが音楽面では全くの素人であり、評論家連中からはいろいろ言われた。
しかしながら、下手な(失礼!)バッキング・ボーカルが、むしろ“ポール”のボーカルに上手くマッチしていると思うのはimagine☆だけだろうか?

カメラマンであり、ヴェジタリアンとしても知られており食べ物への関心は深かった人だが、乳ガンで亡くなったときは、言葉がなかった。料理研究家でもあり、書籍も出版している。

“ポール”も“リンダ”の料理を、さぞかしを食べたがっていることだろう(^^♪



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2011年05月21日

ジャンク(Junk):ポール・マッカートニー

ポール・マッカートニー(スーパー・デラックス・エディション)ポール・マッカートニー(スーパー・デラックス・エディション)  ポール・マッカートニー 1970年

40年前の曲でありながら、根強い人気があることでも有名な1曲!

このアルバムは、“ポール・マッカートニー”のソロ第1弾だった。解散後、友だちもいない“ポール”は、自宅の数チャンネルの録音機で、全編自ら演奏して録音した。横にいるのは“リンダ”だけだった。

リリース当時は、頭が固い評論家連中からは酷評されたアルバムである。“ビートルズ”のような、バンドとしての確固としたサウンド、あるいは、ソロとなったのだから新たな音、それを求めていた人たちには、「なんだこれ?」って、感じだったのでしょう、おそらくは。

時代が流れれば、その時のシチュエーションがどうであれ、楽曲の善し悪しが、耳につきます。「ジャンク(Junk)」という曲は、さりげなく短い曲ですが、素晴らしい名曲です(^^)/~~~

“Motor cars, handle bars, Bicycles for two.
Broken hearted jubilee.
Parachutes, army boots, Sleeping bags for two.
Sentimental jamboree.
Buy! buy! Says the sign in the shop window.
Why? why? Says the junk in the yard.
Da da ya da da da,
Da da da,
Da da ya da da,
Da da da da da da da.♪”

「ジャンク」って、「つまらないもの」とか、「たいしたものじゃないもの」みたいな意味でしょ。そんな、事柄を並べながら、このように可愛く、美しい曲にするのですから、“ポール・マッカートニー”は、やっぱり凄いと思う(^^♪

「Ⅱ」のデラックスは、たぶん買わないが、元祖宅録である「マッカートニー」は、ぜったい買うと思う!!


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