今週は、私がブログをかく番で、何を書こうか悩んでましたが、やはり、自分の中で大きな存在の一つである、W杯サッカーについて書く事にしました。
皆さん、サッカーみてますか?
残念ながら、日本は負けてしまいましたが、本当によくやってくれましたよね。
私は、今回のW杯の日本代表から沢山感動させて頂き、学ばせて頂きました。
その中でも、一番大きかったのが、岡田監督の存在です。賛否両論有りますが、やはり、あの方は、人間的にも監督としても素晴らしい方だと思いました。
見た目は、ハッキリ言って、ぱっとしませんが、私が尊敬する所は「チームが勝つ為にはなんでもする」という信念が最後までぶれなかったところです。中村俊輔が殆ど使われなかった事などは、解りやすい一例です。岡田監督は、中村俊輔がここまで、どれほど辛い思いをしてきたか、どれほどこのW杯に掛けていたかは、私達より何倍もその気持ちを理解されていたと思います。もし、岡田監督の中が「先発で使ってやらないとかわいそうだから」と言う気持ちに支配されていたら、どうだったでしょう?ひょっとしたら、日本の16強は無かったかもしれません。もし、そうなっていたら、それは、日本の為にも、日本代表選手の為にも、日本代表に漏れた人の為にも、これから、上を目指してサッカーをやっていく人の為にも、そして、なにより、中村俊輔自身の成長の為にもマイナスになってしまいます。だから、あえて非情になれたのだと思います。そこに、私は、岡田監督の深い優しさを感じます。チームの方針を変えたことを「ぶれた」と捉えられる方もおられますが、それも「チームが勝つ為にはなんでもする」という信念がぶれていなかったから出来た事だと思います。岡田監督は、記者会見で「我々は初めから何も変わっていない」と言ってましたが、その通りだと思いました。
そんな信念を貫き通した監督だから、最後はチーム一丸になれたのではないでしょうか。
少し、熱くなってしまいましたが、私は、いつも、自分とダブらせながら色んな人を見てます。岡田監督の場合はサッカーを強くする立場、それに当てはめると、私は、恐縮ながら、患者さんの体を健康にする立場となります。
私にも信念があります。「治す為には何でもする」ということです。ここで言う「何でも」、というのは、あくまで「治療」に関してのみです。
私も、患者さんに、あえて少し厳しいことを言う時があります。ですが、もし、私が、その患者さんに「こんな事言ったらかわいそうだから」や、「こんな事言ったら嫌われるんじゃないか」と、何も言わなかったら、その患者さんはどうなるでしょう?
悪いままか、もしくは年齢と共に悪化していきます。そして、その患者さんには、家族や親せき、友人の方もおられる事でしょう。哀しむのはその人だけではありません。
だから、私は責任を持って患者さんに、言う必要がある時は伝えるようにしています。なぜなら、理由は簡単です。「治らない」からです。
岡田監督も、W杯前には色んなバッシングを受けていましたが、それでも信念を貫く芯の強さには尊敬します。勇気を貰いました。
物凄く真面目に書きましたが、いつも恐い顔をして、おそろしい事を言ってるわけでは無いですよ。\(^o^)/こんな感じでやってます。
患者さんも、自分も楽しみながら、気が付けば患者さんが治っている、というのが私の理想の「治療」ですから。
(●^o^●)
今日は、こんな感じで書いてみました。