今泉昌一の 私事時事

弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

人心一新なのだ


 今日は、青森市では、「東北六魂祭」が行われた。東北6県を代表する各地のお祭りが集結して、大変な騒ぎになっているらしい。そのために、昨夜あたりは、弘前のホテルまで満室だったようだ。
 弘前市では、「よさこい津軽」が開催された。札幌の「よさこいソーラン」を下敷きにしたものだが、けっこう人気のイベントとなっている。
 と、世の中がお祭りで賑わっているさなか、弘前読書人倶楽部では、今年度の定時総会を開催した。
 今年は設立5周年という節目の年なのだが、特別な仕掛けは何もしなかった。淡々と、いつもの通りの総会を行った。
 ただ、5周年を機に、人事は大幅に変えた。僕は代表の座を降りた。同じく、そもそもこの倶楽部の話が持ち上がった時から、場所の選定等で苦楽を共にしてきたT君も、会計幹事を降りた。代わりに、新しく幹事に加わっていただいた方も数人いる。その意味では、人心は大きく一新されたといってもいい。
 目的は、とにかく、会員拡大だ。会費収入が倶楽部の命綱だ。倶楽部の健全運営のためには、新しい幹事にも力を発揮していただき、一人でも多くの人に、入会を呼びかけていかなければならない。
 また、新たな事業計画として、会報を発行することにした。これもまた、会員の拡大のためだ。倶楽部の情報を、外に向かって発信していくためだ。以前創刊号は出したのだが、それっきりになっていた。今回の総会では、広報担当幹事を定め、倶楽部のTさんに、その任にあたってもらうことになった。といったことも含め、事業案も、役員改正案も、原案通りご承認いただいた。
 記念のブックトークは、弘前市の佐々木教育長にしていただいた。5周年にふさわしい、面白いお話であった。
 最初は、幼少時代の、漫画の話から始まった。「スポーツマン金太郎」や「ロボット三等兵」など、懐かしい漫画のタイトルが出てきた。
 次には、小林秀雄や石坂洋次郎のことをお話された。教育長の若かりし頃の読書体験だ。
 後半は、もっぱら、昔の弘前の様子を記した資料のお話をされた。明治以降の弘前がどんな街だったかということに、とても興味を持っておられて、そういった資料的な書物を収集されているそうだ。
 僕は、このブログで本を紹介する時、ブクログというサイトを使っている。かなり広範にわたって、本の情報を網羅している。
 ところが、今日、教育長がブックトークでお話された本は、どれも現在流通していないような本ばかりだった。ブクログを利用して、表紙を貼り付けることはできなかった。ごめんなさい。それだけ稀少な本だったということだ、
 それはともかく、教育長の、弘前というまちに対する、愛情や誇りが、節々から伝わってきた。5周年にふさわしい、とても有意義なブックトークであった。
 このたびの改選で、代表ではなくなったとはいえ、こと僕個人に関しては、今までと、読書人倶楽部との付き合い方には、そんなに大差がないだろう。これからも、よほどのことがない限り、日曜日の午後は、倶楽部でのんびり過ごすことになる。皆様も、日曜日にお暇ができたら、是非遊びに来ていただきたい。ビールもワインもあるよ。(4709)

 

星の王子様の心


 「星の王子様」の話である。と言っても、先代の円楽の話ではない。と言っても、最近の若い人には、わからないかもしれない。
 サン・テグジュベリの「星の王子様」 の話である。今日の午前中、東北女子大学公開講座「星の王子様の心」を受講してきた。講師は、同大学教授のS先生だった。聴講者の数は少なかったが、お話の内容はわかりやすく面白かった。
 S先生とは、つい最近知り合ったばっかりだ。
 数日前のことである。読書人倶楽部で仕事をしていたら、突然、裏口が開いて、見知らぬ男性が入ってきた。そして、自ら名乗りもしないうちに、この公開講座のチラシを読書人倶楽部に置いてくれと、いきなり話し始めた。それがS先生だったのだ。
 椅子をすすめて、しばらく話をした。そこで、お名前もわかったし、今回の講座の講師であることも、大学の教授であることもわかった。
 最初伺った時、どこかで聞いたことがある名前だと感じた。そのことを正直に述べた。そうしたら、先生は、ご自身の著書について、熱く語ってくれた。多分、それで聞いたことがあったんだろう。その本が、ちょうど読書人倶楽部の蔵書の中にあったので、話は盛り上がった。 あっ、こうして著書を紹介してしまえば、わざわざ”S"と、イニシャルにする必要もなかったか・・・。まぁ、いい。S先生は、今の若い人達が、本を読まないことに、苦心されていることを話された。もっと本を読んでもらいたいと。読書がすべての学問の基礎だというようなこともおっしゃっていた。そのことは、僕も日頃から主張している。大いに共鳴して、話は更に盛り上がった。
 そんな経緯があって、今日の公開講座に出てみようと思ったのだ。
 さて、「星の王子様」である。僕には思い出がある。高校の英語のサイドリーダーで、これを使っていた時期がある。その、中間だったか期末だったかは忘れたが、とにかくテストの際、僕は、一切英語のテキストには目を通さず、岩波少年文庫のみを読んで、けっこういい点数をとったことがある。プチ自慢だ。というか、英語で自慢が出来ることは、これしかない。 嗚呼、なんてことだ、せっかく今日、「星の王子様」の中の、「大切なものは目に見えない。心で見なければならない」なんて素晴らしい言葉を教わってきたばかりなのに、こうしてブログを使って、自分のプチ自慢を書いてしまう。つくづく僕は、もう王子様のような純粋な童心には戻れない・・・。 (6251)

放課後の特別活動(?)  平成28年第2回定例議会より


 定例議会が閉会した。最終日の今日は、いつもの通り、理事者から提案された議案について、各常任委員長が審査の経過と結果を発表した。そして、その委員長報告の通り決することの是か非かを採決した。一部で反対はあったものの、すべて原案通り可決承認された。特にこのブログに書くような事件も何も起こらなかった。
 そこで今日は、今議会の会期中に、議会の行事として行った施設見学について2件紹介しよう。議会の行事といっても、全員参加のものではない。あくまで希望者だけのものだったということは、最初に書いておかなければならないが・・・。
 まず、先週の金曜日。一般質問が終了したあと、来月4日から供用が開始される、新庁舎の議員見学会が行われた。僕は、まだ本屋の本能が消えていないため、「しんちょうしゃ」と耳から入ると、すぐに新潮社を思い浮かべて、説明を聞いていてもとまどった。
 この新庁舎についても、昨日の球場と同様に、巨額の税金を投入してまで建設することに対し、厳しい批判の声があった。僕も、その必要性に対しては、否定的に考えていた。今もそうかと問われれば、そうだと答える。
 確かに、ここまで出来上がったものを見せられると、実に明るくて広々として、随所に、環境や防災に対する配慮も見られ素晴らしい建物だ。職員にとっては、働きやすい庁舎となるだろう。
 しかし、ここまでお金をかけて、という思いは残る。一部の人から、いやけっこう多くの人から、今の市政は箱物行政だという批判の声があがっていることを、市も議会も真摯に受け止めなければならない。
 一方、6月21日、予算常任委員会終了後に見学した新岩木庁舎は、既存の建物を活かした耐震補強工事が主であった。南に向いた壁面に太陽光発電のパネルが取り付けられていた他は、外観はほとんど変わっていなかった。
 ここでは、冬の間に積もった雪を室(むろ)の中に保存し、夏場に、その融水を利用して庁舎内の冷房に役立てるという、興味深い実験を行うことになっている。文科系の僕には、その仕組みはさっぱりわからないが、これがうまくいけば、雪国の暮らしにとっては画期的な成果なのではないかと思う。残念ながら、僕らが訪れた時も、雪室の中は見せてもらったが、庁内には冷房が入っていなかったので、その効果はわからなかった。これは、暑くなったら、さっそく岩木庁舎にまた行ってみなければならない。
 もっとも僕は、毎月1回、岩木庁舎内にある教育委員会の文化財課に足を運んでいる。それはそれで、近所の直販所に寄り道をしたりして、楽しみの一つなのだが、これでまた、岩木まで行く楽しみが増えた。
 今議会は、本会議や常任委員会が終わっても、すぐに家に帰る日は少なかった。毎日飲み屋に寄っていたのではない(2回くらいは寄った)。上記の2つの見学会の他にも、教育委員会との打ち合わせやら、議員互助会世話人会が続いたのだ。今日だって、「議会だより」編集会議に出たり、経営戦略部・教育委員会からの報告を聞いたり、来週の行政視察について事務局と打ち合わせをしたりしているうちに、帰りは予定時間をすっかり回っていた。
 なんか、放課後になるとがぜん張り切る、勉強嫌いの小学生に戻ったみたいな、平成28年第2回定例議会であった。 (7243)

遙かな夢


 「弘前でプロ野球一軍戦を」のスローガンのもと、はるか夢球場の整備工事が進んでいる。今日は、議員対象の見学会が行われた。
 現在のところ、進捗状況は30%なのだそうだ。
 IMG_4018具体的に言うと、まずはフィールドの拡幅。プロ野球仕様にも耐えられるよう、両翼100メートル、中堅122メートルに広げられた。そこには既に、人工芝が敷き詰められていた。
 ナイター用の照明も整備された。既存の6基に加え、灯数136台という、逆三角形の大型照明灯が2基、新設された。
 このあとは、高校野球の県大会地区予選等のため、しばらく工事は中断し、来月25日から再開するとのことだ。プロ野球一軍を誘致するために、現在6700人程度の客席数を、1万5千人弱まで収容できるよう、増築する計画だ。その他にも、メインスタンドの下を、災害時に避難場所とするための工事も進められている。
 この球場については、わずか年間一試合のプロ野球一軍戦のために、これほどまでの球場を造らなければいけないのかという批判もたくさんある。スポーツ関係者からも、そんな声を聞いた。それも、もっともな意見だ。 
 だけど、既に決定し、ここまで工事が進んだ以上は、議論の中心は、如何に活用していくべきかに移らなければならない。確かに、プロ野球一軍戦のためだけに使用するならば、税金の無駄遣いと言われても仕方がない。
 今日も、参加した議員同士で、その点が話題になった。野球に詳しいO議員は、高校野球の県大会の決勝、準決勝をここで開催するよう、以前議会でも求めていた。その話も出た。熟年野球の開催を提案した議員もいた。僕は、プロ野球の秋期キャンプは誘致できないかと質問したが、元プロ野球選手の職員から、寒くて無理だと言われてしまった。
 いやいや、野球にこだわらなければ、もっといろいろな使い方ができる。かつて、後楽園球場や西宮球場では、確か、野球の試合がないときは、競輪が開催されていたのではと記憶している。後楽園では、アメリカンフットボールもやっていたはずだ。それと忘れてはいけないのは、キャンディーズの引退コンサートが行われたのも、後楽園球場だった。
 何も、競輪をやれとまでは言わない。でも、AKBの野外コンサートなんていうのは、充分に出来るのではないか。要は、税金の無駄遣いと言われないよう、とにかく遊ばせておかないことだ。多目的に、どんどん活用していって欲しいという願望だ。
 さらに夢は遙かに広がる。この広い球場のど真ん中にリングを組み立てて、つがるプロレスの大会を行うことだ。遠い昔、力道山とルー・テーズの、日本で最初のタイトルマッチが行われたのは、後楽園球場。また、ジャイアント馬場対ジーン・キニスキーのインターナショナルヘビー級タイトルマッチは大阪球場で行われた。プロレスと野球場には、深いつながりがある。
 いつの日か、はるか夢球場を超満員にして、gosaku対船木の試合を実現させたい。その時は、二人の中学校の先輩として、マス今泉が前座で出よう。
 って、夢のまた夢のさらに夢なんだろうなぁ。特に、最後の、前座云々は、不可能だと言われれば、反論のしようがない。(8043)

若年性健忘症?


 忘れたくても、忘れられないことがある。かと思えば、忘れたくなかったはずなのに、いつの間にか忘れ去られていってしまうこともある。
 なんて、文学的(?)な話ではない。単なるもの忘れの話だ。
 とにかく、忘れ物が多い。毎朝、行って参りますと玄関を出てから、最低一度は、忘れ物に気がついて、また玄関をくぐる。一度ならまだいい。二度・三度の時もざらにある。万歩計をつけて、一日平均7000歩を目標にしているが、そのうちの数百歩は、朝の玄関を挟んでの往復で稼いでいると言ってもいいくらいだ。
 今日がまさしくそうだった。消防団長が屯所で待っていると電話が入った。僕らの団では、訓練や行事があると、近くの小学校の駐車場をお借りすることが年に数回ある。そんな関係で、団長と一緒に、この春の異動で赴任された新しい教頭先生を訪問する予定だったのだ。時間までは決めていなかったので、電話をもらったら僕が出動する約束だった。 
 「じゃ、あと10分ほどで行くよ」と答えて、家を出た。そこで、携帯電話を置き忘れたのに気がついた。通話を終えて、机の上に置きっ放しにしていたのだ。まぁ、それはたいした時間のロスではない。
 車で出発した。1~2分も走っただろうか。3つめの信号の前で、初めての人とこれから会うのに、名刺を忘れたことに気がついた。交差点でハンドルを目一杯切ってUターンして家に帰った。数分のタイムロスだ。
 ようやく屯所に着いた。10分の予定が、数分オーバーしたと思う。ところが、そこで更に、忘れ物に気がついた。これまでも、年に一度は、お世話になっている御礼の意味もあって、学校を訪問する際は、菓子折を持って行っていた。ましてや、相手も新任、こちらも団長が変わったばっかりだ。まさか手ぶらで行くわけにもいかない。その菓子折を準備するのを、すっかり失念していたのだ。
 屯所の前に、再び団長を待たせて、今来た道を引き返した。なんか、学校を訪問して挨拶をするというだけのことに、午前中の大半を費やしてしまったような気もする。
 と、一事が万事、こんな感じなのだ。忘れ物ばかりではない。先日も、飲み屋から帰る時、靴を間違えて履いてきた。一日に何回も捜し物をする。
 こうなるともう、痴呆症か健忘症ではないかと疑われてもしょうがない。いやいや、そうではないと思いたい。落語によく出てくる、単なる”粗忽者”だというだけだ。
 それにしたって、今日のタイトルは何だ。この歳になって、自分で”若年性”などと言うところが、既に頭のねじが一本飛んでいる証拠だ。 (8771)
 
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