DIY( Do it yourself)という言葉が、第2次世界大戦後の復興の際に使われたものだということを、今朝の情報番組で知った。政府や自治体の力を借りず、自分たちの手で街の再建を行おうと取り組んだのが、ことの始まりなのだそうだ。
日本におけるDIYショップの第一号は、1972年に埼玉県に誕生したとのことだ。その後、一気にブームに火が点き、地方の小都市にさえも、大手チェーンが進出してきた。
弘前にも、Sデーとか、Sドーとか、Hマックとかが、複数の店舗を展開している。どの店も、けっこう繁盛しているようだ。
僕も、よく行く。ただ僕の場合、専らペット用品売場だ。たまに洗剤やトイレットペーパーを買うこともある。用は、DIY店ではなく、ホームセンターとして利用している感じだ。
利用客の中には、木材や工具や部品等を購入し、家の補修や、簡単な家具の製作や、家電等の機器の修理を、自分で行っている人もいるようだ。まさに ”Do it yourself”だ。
が、僕はそういうのは全く苦手なのだ。何せ、小学校の時の図工の通信簿は2,中学校の技術家庭は、筆記試験でいくらかカバーしていたとは思うが、実技だけだったらほとんど”1”に近かったのではないかと思う。
そんな僕が、今日は、DIYにチャレンジした。必要に迫られたからだ。
以前にもこのブログで告白したが、今、猫の親子を6匹、自宅で保護している。まだ懐いてはいない。隙があれば外に逃げようとする。だから玄関や窓を不用意に開けることはできない。
これまではそれでも何とかなった。でも、これから夏に向かうとなれば、せめてガラス窓を開放して、網戸にして風を入れたい。ところが、普通の網戸だと、猫は簡単に爪を立てて破ってしまう。外へ逃げ出してしまう。

普段からDIYに親しんでいる人からみれば「なんだそんなこと」程度にもならないかもしれないが、僕にすれば一大事業だった。不自由な足で踏み台を何度も登り降りし、不器用な指でネットを切ったり折ったりしながら、取り敢えずは、猫が逃げ出さないくらいには補強できた・・・ように思う。
ただ、見栄えは相当に悪いが、これが僕の限界なのだ。益々、お客様を家にお招きすることが難しくなってしまった。(3912)
それでも不器用な私を人手不足だからとバイトさせてくれ、様々な事を教えてくださる大工さんはありがたいよね。
本日も大工さんに頼まれ、他に誰もいないからと私が手伝い。
大雪から半倒壊の、りんご園の中のかなり大きな作業小屋の補強や修復。
大工さんは一人だとやる気にならないし、私が話し相手や簡単な助手役をしたら助かる!と。
補強や修復を見ても、元来は素人の私はよくわからんけど、生真面目な私にこれはこうしよう!とか、これはどうするかな?と私に話しかけ確認しながら仕事なら、一人だけでするよりは違うかもね。
補強や修復をしながらも、たまに必要な資材は購入にゆきますよ。
だから、最近は何も知らない純真無垢な赤ちゃんがどんどん外の世界を新しく知るみたいに(これはこうやるんだ!)の連続。
大工さんの友人のりんご園の作業小屋の補強や修復の手伝いをしていたら、りんご園では5〜6人くらいで手作業の受粉してましたね。
だから、たまに大雪から回復の為のりんご園の中のりんご園の作業小屋やりんごの木の回復の仕事等を手伝いしたら、初めて見る農家さんが使う重機もたくさん。
使い方がよくわからず、検討違いな思い違いして、たまに苦笑されます。
まあ、頭でっかちの知能労働や建物の中の労働や車に乗るばかりの労働よりは、意外に野外で元気に身体を動かす仕事は私には似合うかもしれない。