5月17日には、市長再選後初めての臨時議会が開催される。今日は、その会期日程等を決める、議会運営委員会が行われた。
 上程される議案の説明もあった。新たなコロナ対策費等を盛り込んだ補正予算案や、消防団員の処遇改善を行うための条例案等が提示された。
 その中で注目は、人事案件。 副市長案として誰を挙げてくるのかについては、議員間でも大きな関心が持たれていた。
 というのも、この4年間で、様々な事務の不手際が続いた。一部では、その責任を、副市長に問う声も上がっていたからだ。
 果たして、今までの副市長を留任させるのか、部長職から誰か昇格させるのか・・・? いくつかの憶測が飛び交っていた。
 今日、提案されたのは、そのいずれでもなかった。出崎和夫さんという、僕は初めて聞く名前の人だった。
 後からタブレットへ送られてきた経歴を見ると、県庁から来るらしい。昭和41年生まれといから、まだ定年には早い。辞めてくるのか出向なのかは、今日の資料ではわからない。どちらにしても、ここにきて改めて県とのパイプを太くしたいという狙いは想像出来るような気がする。
 凄いのは学歴だ。”東京大学法学部第二類卒”とある。僕の遙か昔の受験生時代の記憶では、文科一類が法学部、二類が経済学部、三類が文学部だと漠然と思っていたが、恥ずかしながら法学部の中にも一類二類三類があるなんて知らなかった。
 まぁ、そんなことより、とにかく”東大卒”というだけで、もうビビっている情けない自分がいる。何せ、「東大王」というクイズ番組を視るたびに、いつも圧倒されている有様だ。
 勿論、学歴だけで判断することはできない。が、今日の資料では、それ以上のことは読み取れない。その人選に至った経緯も詳らかではない。
 僕が議員になって最初の頃、今は引退された大先輩の県議から、「人事にだけは反対するなよ」とアドバイスをいただいた。人事は首長の最大の権限なんだからだそうだ。
 でも、そんなアドバイスを聞くも何も、会ったことも見たこともない、紙に書かれた学歴と経歴しか分らない人に、どうやって賛否を下せばいいのだろう? そんなことを、4期目もあと一年となった今頃になって、ふと感じた次第なのである。(8533)