弘前の人間が誇りにしている物の一つに、弘前市民会館がある。 収容人数は約1300人と、同規模都市の主要ホールと比べても、決して大きくはないが、何せ前川國男の手による建築である。こと音響に関しては、全国屈指と言われている。
他にも、弘前文化センターをはじめ、文化催事のための施設がいくつかある。それらを活用して、弘前にいながらにして、一流の芸術・芸能を鑑賞しようと結成されたのが、一般社団法人弘前芸術鑑賞会である。
これまでも、落語、講談、演劇、音楽、和太鼓等の公演、俳句の夏井いつき先生を招いてのライブ等、様々な活動を行っている。自らも「リーディングライブ卍の城物語」を作製・上演してきた。
が、ここ2年は、コロナの影響で、思うような活動を行えなかった。昨年度は、感染のピークとピークの合間を縫って、前座・二つ目・色物・真打ちを揃えた本格的な寄席を開催したが、外出や集会の自粛の風潮があるためか、低調な客足に終わった。
今日は、その総会が行われた。僕も、創立来の会員として出席した。
席上、今年度の事業案が発表になった。いつまでもコロナコロナで足踏みはしていられない。積極的に進んでいこうという姿勢がみられた。

何せ、”文楽”そのものが、UNESCO世界文化遺産に登録されている。しかも、今度の公演には、人間国宝に認定されている演者が2人もやってくる。これは、是非、お薦めしなくてはならない。
例えば”能”もそうだ。昨年度は、弘前城薪能が行われる予定だったが、コロナの影響で、2度に渡り中止になってしまった。実は僕もチケットを買っていたが、結局払い戻しになった。その時に事務局に尋ねたら、けっこうの数が売れていたらしい。弘前には、古典芸能を嗜む文化が根ざしているのだろうと思う。
そういう意味では、9月の文楽公演は、大いに期待したい。勿論、僕も観に行く予定である。このブログの女性読者の皆さん、どなたかご一緒しませんか?(4605)
上記の人形浄瑠璃の写真を見たら、すぐに幼少期に祖父の膝に膝枕させてもらい、NHKの(新八犬伝)を見た頃を思い出す。
高校時代くらいなら(三国志)がありましたね。
(新八犬伝)なら坂本九、(三国志)なら島田紳助の解説が面白いし、高校時代なら、放送の翌日はクラスメイト全員が男女問わずに(三国志)の話題になったものです。
是非に弘前市教育委員会から、小学生、中学生、高校生等の若者達に推薦したら良いかもね。
書いているうちに、(新八犬伝)(三国志)のテーマ曲を聞きたくなってきた!無料ユーチューブで、探して聞きながら寝ます!