先の臨時議会での、令和4年度市長施政方針の原稿である。コロナ対策として「前略 100を超える対策を関係者の声を聴きながら、市民の皆様のご協力のもと、実施してまいりました」とある。
 確かに、商店街や事業者団体に対する販売促進支援等、市独自のものもたくさんあった。が、それらが果たして、効率よく機能していたかは、今度の議会で検証していかなくてはならない。
 最近、市からの協力金や助成金の交付が遅い、遅すぎるという苦情をよく聞く。まん延防止等重点措置期間に、市からの要請を受けて休業した飲食店に対する休業協力金や、飲食店以外に対する事業復活支援金についてだ。
 3期目のまん防明けにすぐに申請した休業協力金が、2ヶ月経った今でも、まだ振り込まれていない。こういう声は、1件2件ではなく、あちらこちらから聞こえてくる。  
 今週の火曜日には、その件で、担当課長と話をした。色々と、遅くなった理由を話していた。作業が大変なのも分らなくもない。
 でも、それは、あくまで役所の事情である。飲食店にとっては死活問題なのだ。  
 改めて、最初に協力金の予算を審議した、1月28日の臨時議会の録画を視てみた。当時の部長は、K明党のTo議員の質問に答えて、申請を受理して書類に不備がなければ2週間程度で交付すると言っていた。受理すればすぐに審査をする。あとは会計担当の方で振り込みにかかる期間があるので、2週間を1週間にというのは難しいが、出来るだけ早く交付したいとも答弁をしていた。これらは、インターネットでも確認出来るので、是非視ていただきたい。が、現実には、3月のものが、5月中旬過ぎても未交付のままである。
 今日はまた、事業復活支援金に申請した人から、同様の苦情を受けた4月初旬に申請をしたものが、まだ入っていない。家賃が払えなくて立ち退きを迫られているというものだった。
 僕は常々、個人事業主の多くは、いわゆる”日銭商売”だ。日々の売上で現金を回していて、充分な蓄えがあるわけでもない。そんな中で、月末には支払いが集中する。皆、必死で、それを乗り切っている。だから、支援金なり協力金を出すのであれば、出来るだけ月を超さないような対応をして欲しいと、議会でも訴えてきた。
 せめて、遅くとも2週間後とか、3週間後とか、交付の時期さえわかれば、何とかそれまでの資金繰りの方法もあろう。が、それすらも公表されていない。
 要は、「遅れたって支援金を出すんだからそれでいいだろう」といった役人の奢りはないのだろうか。担当者は、本当に小規模個人事業主の事情を理解し、声を真摯に聴いているのだろうか。そこを大いに危惧している。
 担当課の職員たちも、限られた人数で、大変ご苦労されていることは知っている。その事情も理解しているつもりだ。だから、火曜日の段階では、ブログにも書くまいと思っていた。
 が、昨日も今日も、こんなにも多くの事業者からの悲鳴を聴くにつけて、この現実を、多くの人に知ってもらわなければと思った次第だ。6月の一般質問でも採り上げたいと思う。  
 もし僕が市長だったら・・・。期限を定めて、臨時職員を投入してでも超過勤務手当を出してでも、それまでには何としてでも交付をするように指示をする。そうでなければ、せっかくの”支援金”が、支援にならなくなってしまうからだ。
 もし僕が市長だったら・・・あっ、もう手遅れか。(4640)