弘前市議会令和4年第2回定例会は、今日から一般質問が始まった。17日(金)までの4日間、19人の同僚議員が登壇する。
 今日、いの一番に登場したのが、なんと、この4月に当選したばかりのTa議員だった。入団間もない新人選手が、いきなり開幕戦の一番バッターでスタメン出場したようなものだ。
 これはかなり稀なケースである。初日のトップバッターなんて、1期4年間で1度あればいい方だ。ちなみに、同じ会派を組む竹〇議員は、当選してすぐの一般質問で、大トリを務めた。そのプレッシャーたるや相当だっただろうと思うが、今日の緊張感は、その比ではなかったろうと推察する。
 質問したのは、大きく分類して、①学校の統廃合について ②空き家対策について、③溜め池について、の3項目。どれも、身近な地域の課題から、市全体の問題として、巧みに議論を構築していた。  
 が、何と言っても感服したのは、その初々しさ、元気の良さである。彼が第一声を発した時に、思わず議場からどよめきが湧いた程だ。
 先ず、声がいい。大きい。口の開け方がしっかりしている。だからよく通る。聞き取りやすい。そして、論旨がしっかりしている。
 ただ、敢えて難を言えば、最初から最後まで、原稿に頼っていたことだ。質問というよりも、演説のように聞こえる場面もあった。・・・なんて言うのは、あまりにも先輩風を吹かしすぎか。
 勿論、批判したりしているわけではない。新人の初陣としては、十二分に及第点をつけることができる。
 僕がデビューしたのは、15年前のやはり6月議会。初めての一般質問を終え、議場の外に出たら、ある先輩議員から「80点」と言われた。その議員が、褒めてくれたつもりだったのか、ガッカリしたというつもりだったのかはわからないが、僕は単純に喜んだ。高校時代の化学や物理の点数と比べれば、雲の上のような数字だったからだ。
 僕のあの時の点数が”80点”ならば、今日のTa議員の質問は、90点~95点でもおかしくはない。いやはや、楽しみな新人が入ってきたものだ。
 僕の出番は、16日(木)の午後2時くらいから。若人に負けないよう、元気を振り絞ろうと思っている。
 とは言うものの、絞りに絞っても、いったい如何ほど出てくるものやら? 使い切った歯磨きのチューブのようなものかもしれない。(6527)