弘前市議会定例会は、一般質問2日目。4月に市長選挙が終わったばかりのせいか、どうもこれと言った争点が無いようだ。
 60分の持ち時間を使い切る議員も少ない。予め用意した原稿を読み合いしているような質疑応答も見受けられる。いささか緊張感に欠けると思っているのは僕だけだろうか。
 そんな中で目立つのが、”まつり”に関する質問だ。
 例えば、今年度の桜まつりについて。昨日のKi議員も、今日のSa議員も採り上げていた。  
 答弁によれば、今年の人出の数は、約33万6千人。昨年より、13万人近く増加している。公園内の出店だけにとどまらず、市内の飲食店や小売店にも、その波及効果が及んでいるようで、概ね好評だったそうだ。
 桜まつりについては、明日の午前、無所属のI議員も質問する。I議員は、今年から中止になった”ぼんぼり”についても質すようだ。僕も、午後に登壇予定で、桜まつりのことを通告している。でも、それまでに訊きたかったことが全て出尽くしている可能性もある。
 今夏のねぷた祭りについても、昨日今日と、質問が続いた。特に今年は、”ねぷた”が初めて文献に登場してから300年ということで、特別な事業も企画されているという。
 ①観光館内に展示されている組みねぷたの新規作製
 ②担い手育生につながるような記念講演会
 ③県内外のねぷたを弘前に集めた特別ねぷた祭り
 ④PRに資する記念動画の
 等々だ。
 一方で、コロナ感染の再拡大を危惧する声も多い。そこで、万全の対策を取るとして、  
 ①製作小屋における感染予防策の徹底
 ②観衆にディスタンスを呼び掛ける
 ③往来での飲食の自粛
 ④沿道に、手指消毒ポイントを設置
 などを行うという。「やーやどー」の掛け声については、検討中のことだった。
 しかしまぁ、①と④はともかく、②と③は徹底が難しそうだ。特に③。その分、近隣の飲食店に人が入ってくれればいいのだが・・・。
 ”まつり”が終わった後の寂寥感と、”まつり”の始まる前の昂揚感。よく歌詞やドラマで描かれる心象風景だ。まさに弘前は今、その狭間にいる。(5539)