弘前市議会は、今日は予算決算常任委員会。2件の補正予算案が審査された。
 トップバッターで質問に立ったのはKi議員。「健康づくりのまちなか拠点」に関する予算案について質した。
 この4月から、新たに弘前総合医療センターが開院した。旧国立病院と旧市立病院が統合してできた形だ。
 どちらが主導権を握るかが4年前の市長選挙の大きな争点となった。規模から言っても、経営内容から言っても、国立病院側に遙かに分があった。結局、市立病院は閉鎖になり、国立病院の敷地内に新しい病院が完成した。
 では閉院となった旧市立病院の建物をどうするか? これが新しい弘前市の課題となった。何と言っても、250床を抱えていた、市内では大型に分類される施設である。加えて、前川圀夫の建築物ということで、外観や中の意匠に手を加えることには、色々と制限があるようだ。  
 そんな中で、市は、「健康づくりのまちなか拠点」整備という案を提示してきた。これは、現在野田にある保健センター(医師会館の施設や、同看護学校、救急診療所、検診センターなど)の他に、ヒロロ内にある健康関連の機能を移転し、医療・健康に関する相談や指導などのサービスをワンストップで行おうという構想のように僕は捉えている。それはそれでいい。  
 が、そこに、「健康拠点をつくることが、中心市街地の活性化にもつながる」という文言がが出てくる。健康と中心市街地活性化が、どうして関連するのか、そのロジックにKi議員は疑問をぶつけた。  
 実は、同様の内容を、僕も先週の一般質問で採り上げた。確かに、旧市立病院は、駅前地区と土手町地区の中間に位置している。まさに中心市街地活性化基本計画に指定されていたエリアの真ん中にある。
 だけど、何か施設を置いたからといって、それが周辺の賑わい創出にはストレートには結びつかないという事例は、これまでもたくさんあった。そのこともあってか、KI議員は、施設への来館者を、商店街に回遊させるための具体的な施策を求めていた。
 僕は、同じ事を言うのに、「風吹けば桶屋が儲かる」という諺を例に出して質問をした。この意味は、ネットで調べればすぐわかる。昔から、ごく普通に使われてきている言葉である。
 ところが、後日聞こえてきたのは、それが差別用語に当たるのではないかと、事務局に問い合せてきた議員がいるのだそうだ。情けない。そうやって、発言の揚げ足をとって、人を陥れようとする。それも陰で・・・。
 僕は、そもそも、行き過ぎた言葉狩りには反対の立場だ。「〇蛇に怖じず」「〇〇桟敷」「片〇落ち」等々、それが差別につながるから使ってはならないと声高に主張する風潮だ。
 逆だと思う。気を使いすぎても、そこに新たな壁ができる。障がいの有る無しにかかわらず、皆が尊重し合って生活し、そんな言葉すら気にならなくなるような社会を目指すべきなのではないか。
 こんな風潮が進めば、「Love is Blind 僕には君しか見えない」なんて口説き文句すら言えなくなりそうだ。それは困る。
 ん? 困るって、この先誰に言うつもりなんだろう・・・?(7891)

  追伸
 今日のタイトル「Love is Blind」も外国人女性シンガーの曲から。言ったことは何度もあるが、言われたことはない。