弘前市議会予算・決算常任委員会。4日間に渡った、令和3年度決算審査が終わった。 一般会計・特別会計・事業会計、合せて7つの決算案が認定された。
 そのうち、一般会計と介護保険特別会計にはK産党が反対をした。中でも、一般会計には、反対討論もなされた。
 その理由というのが、一つ目は消費税10%に対する市の姿勢なのだそうだ。僕も消費税にはそもそも反対だったのだが、これは専ら国の税制の範疇である。それを理由に市の決算に異議を唱えられても困るだろうと思った。
 二つ目には、定住自立圏が上げられていた。しかし、これとても、今後益々人口の減少、財政規模の縮小を余儀なくされる中小の地方自治体にとっては、広域化は必須の流れであって、抗うことは難しいだろうと考える。
 三つ目は、具体的な施策名を指摘して、反対の意向を示した。その中には、図書館・郷土文学館の指定管理や、れんが倉庫美術館等の名前も上げられていた。ご承知の通り、郷土文学館には、僕も些か関与している。
 だけど、図書館・郷土文学館に指定管理者制度が導入されたのは、もう6年も前の話である。当時は、色々と議論もあり、混乱も生じたことは事実だが、今は特に問題もなく運営されている。他市の失敗事例のような、極端な営利主義に走っている事案も見あたらない。むしろ、使いやすくなったという声が多数聞こえてくる。(勿論、苦情もあることはあるが)
 よくわからないのが、美術館にしても図書館にしても、一度反対した施策には、この先ずーっと反対をし続けるのだろうか?ということだ。僕は、一旦スタートしたのであれば、よりよい施設環境、よりよい市民サービスを実現させるための議論をしたい。それにはまず、自分自身が行ってみる、利用してみることが大切だと思う。
 と言う次第で、どうも反対理由には賛成をしかねた。僕はむしろ、令和3年度の決算は、コロナというイレギュラーな要素もあったが、懸案の経常収支率も大幅に改善されていたこともあって、よく出来ていた方だと思う。採決の際は起立(賛成)した。
 まぁ、決算審査へ臨む姿勢や、数字の読み取り方も、十人十色である。賛成もあれば反対もある。それは当然のことだ。
 弘前市議会第3回定例会も、残すは、22日の最終本会議だけである。そこでも、自分の色をしっかり出したいと思っている。(8044)