暑い! 猛烈に暑い。
 秋だというのに、しかも9月も半ばを過ぎたというのに、今日の弘前の最高気温は32度を超えたとのこと。心身共に調子が狂ってくる。
 昨日から始まったS野百貨店の「北海道物産展」に出かけてみた。僕はこの手のイベントが大好きで、これまでも「全国うまいもの市」や「京都物産展」などが開かれれば、ちょくちょく行っては、美味しそうな物を買ってきていた。
 今日も、ステーキ弁当や、男爵芋のコロッケ、数の子たっぷりの松前づけなど、いかにも「ホッカイドー、デッカイドー」といった感じの物がたくさん並んでた。ご当地のワインやビールも売っていた。  
 でも、食欲が湧かない。それに、正直言って値が張る。松前漬けは、100gあたり1000円前後もする。何となく気乗りもせず、物産展会場を素通りして、同じフロアにある書展を覗きに行った。
 が、それが悪魔の導きだとは思いもつかなかった。プロレス本のコーナーで、初めて目にする本が2冊。思わず購入してしまった。
著者 : 有田哲平
ベースボール・マガジン社
発売日 : 2022-09-05
(この写真は文庫版のものだが、僕が買ったのは四六版の、いわゆる親本と呼ばれるもの)
 
 しめて3300円。家に帰って、乱雑に積まれたままの未読の本の山を見て後悔した。もう本を買うのは止めようと思っていたのに・・・。
 それに、3300円もあれば、松前漬けを300g買えた・・・といささか涼しくなって食欲が復活し始めてから悔やんだ次第だ。暑さのせいだ。
 そもそも今日の外出の一番の目的は、大切な書類を投函するためだった。契約に関するものなので、今日の消印で書留にして送る必要がある。となれば本局に行かなければならない。
 そこで、常に目につくよう、助手席に封筒を置いて車を出した。出来るだけ重複しないように、ホームセンター(猫砂等の買い物)→さくら野→郵便局という一筆書きのコースを考えた。
 が、その肝心の郵便局を忘れて帰ってきた。家でしばらく寛いでいる時に、ふと思い出し、慌てて、徒歩5分の郵便局まで再び車を走らせた。
 この、もの忘れの激しさも、暑さのせいか? いや、これは、年齢からくる脳の劣化が原因だろう。他にも同じようなことは頻繁にある。今からこんなんで、この先のことを思えば、憂鬱になってくる秋の一日だった。(5626)

 追伸
 ♬秋だというのに 恋もできない♬は、梓みちよの「メランコリー」の中の一節。僕は、いつでも恋をしているが、いつだって成就できないでいる。だから、より”メランコリー”なのだ。