いやはや、酔ってしまった。令和4年第3回定例議会が終わって、会派の仲間や無所属のNa議員と一緒に飲みにきているのである。
 それはともかくとして、今日の本会議のことを書かなければならない。議会が開かれた日は議会のことを書く。 それがこのブログのそもそもの趣旨だ。
 今議会には、令和3年度決算案や追加提出も含め、28の議案が提出された。今日の本会議で、全議案、可決承認された。 
 その中で、僕ら会派さくら未来は、議案第111号、「駅前広場、山道町樋の口線街路整備事業に伴う控訴の提起等について」に反対した。市が訴えられている訴訟で、敗訴した場合に控訴することに、議会の承認を求めてきたものだ。
「賛成の諸君の起立を求めます」というので、座ったままでいた。
 議会終了後、地元紙の記者がその理由を尋ねてきたので、次の3点を挙げておいた。
 ①裁判の内容や経過が議会には全く知らされていないこと。まだ、準備書面をやりとりしている最中である。その段階で、市の言い分だけを聞いて一方的に控訴を承認しろと言われても、判断材料がない。同じ会派を組むTa議員は「め○ら判」という表現を使ったが、それは取り消しを命じられた。僕は、たとえば手形の表面を見せられずに裏書を迫られたようなもの、あるいは借用証書の内容も知らされずに連帯保証人の印鑑を押せと言われたようなものに等しいと思う。
 ②なぜ、まだ今の段階で、議会が控訴を承認しなければならないのか。上に書いたように、まだ最後の口頭弁論も始まっていない。どちらの言い分が正しいのかも僕らにはわからない。
 市は、判決が出てすぐに、市の財産(払戻請求権)差し押さえの仮執行が行われれば市民生活に多大な影響が出る恐れがあるという。だから急ぐのだと。
 でも、常識的に考えれば、裁判所が、市民生活に多大な影響を与えかねないような差し押さえをすることは考えられない。僕がサジェストして一般質問の際にTa議員に、そのような判例はあるのかと資料を請求してもらったが、出てきたのはごくごく少額のものだけだった。つまり、実際に仮執行によって市政
が停滞したというような前例はなかったと判断せざるを得ない。市の今回の態度は、いたずらに危機感を煽って、自己の言い分を通そうとするようなものにも感じられる。
 ③一般質問中、Ku議員から指摘された、担当部長の言動についても疑問が残る。直接の訴訟内容とは異なるが、極めて深く関連する残地補償について、原告側に個人のお金を持っていって解決を図ろうとした件だ。
 そのことに関しては、部長個人の弁明は、一般質問の中でなされた。でも、市の公式な見解はまだ聞いていない。
 そんな不明瞭なことを残したまま、敗訴したら控訴することを認めろなんて言われても、僕らの正義感はそれを許せなかった。やっぱり「め○ら判」は押すわけにはいかない。
立たなかったのにはそういう理由があったからである。決して歳のせいではない。(7854)