早いもので、来週の金曜日から、今年最後の定例議会が始まる。今日は、議会運営委員会が開かれ、提出案の説明を受けた後、会期日程を決定した。
 相変わらず、条例案は少なく、わずか2件しかない。これを”安定”と見るか”停滞”ととるかは、評価が分かれるところであろう。
 そんな中で、今議会の最大の争点は、「市民会館の指定管理者案」だ。なにせこれは、いわく付の案件だからだ。
 あれは3年前。ちょうどその年の最後の定例議会だった。市長が提出した、市民会館の指定管理者案を、議会は否決したのである。
 それまで実績を積んできた地元企業ではなく、中央資本の企業(全国でホールの指定管理を行っている)に変更しようという案に、議会はNoを突きつけた。経済の地域内循環を最重点と考えた結果だった。
 余談だが、当然ブログにも書いた。議決翌日のブログは、ライブドアブログ議員の部門で、アクセス数全国第一位になった。賛否両論、たくさんのコメントもいただきプチ炎上した。だから記憶に鮮明に残っている。
 その後の2年間は、市が直営で市民会館を運営してきた。ちょうどコロナ拡大と時期が重なったために、予定していた事業がいくつも中止せざるを得なくなり、気の毒だった一面もある。
 そして、今年、指定管理に戻す条例が6月議会にかけられ、今議会には、新たな指定管理者案が上程された。それが3年前に否決されたのと全く同じ企業グループだった。
 3年前と現在では、2人入れ替わりがあっただけで、議員の顔ぶれはほとんど変っていない。それなのに、一旦否決された案を、そっくりそのまま提出してきた。
 これは議会に対する挑戦か!?「私は誰の挑戦でも受ける!」と、11月上旬に、経済文教常任委員長としてこの議案の説明を予め受けた時には、アントニオ猪木の魂が乗り移ったような心持ちにもなった。すぐにでも、ブログに書きたくて書きたくてしかたがなかった。
 でも、正式に議案として提示されたのは今日である。それまではと思い、我慢に我慢を重ねてきたのだ。
 いやしかし、人間我慢をすればいいというものでもない。2週間以上も怒りをなだめすかしているうちに、最初の頃のパッションが段々と薄くなってきた。審議の時まで、少し冷静に考えてみようと思う。
 ただ、僕ら議会に求められているのは、賛成するにせよ反対するにせよ、3年前の議決に対する責任だ。どう整合性を持たせられるかだ。その点も含めて熟考し、来るべき一般質問では採り上げるつもりだ。
 早速、担当部長に宣戦布告を行った。どっかの隣国のように、いきなりミサイルを撃ち込むほど、僕は無法者ではない。(8695)

 追伸
 ♬あれは3年前♬は、ご存じ、ちあきなおみの「喝采」のサビのフレーズである。今でも、日本で一番歌の上手いのは誰かと聞かれたら、僕の中では、少なくともベスト3に入るシンガーだと思っている。