1895年、日本は、下関講和条約で得た遼東半島を、フランス・ドイツ・ロシアからの勧告で、清国に返上しなければならなくなった。いわゆる「三国干渉」である。
 これに憤った若者たちがいた。「富国強兵を進め、大国清を破ったとはいえ、日本はまだまだ三等国だ。もっともっと国を強くしなければならない。国を強くするためには、まず日本男児たる自分たちが強くならなければならない」 そう誓い合った若者達は、毎朝、弘前公園東門に集い、自己鍛錬に努めたという。
 と、これが「東門会」の起こりということらしい(違っていたらごめんなさい)。結社されたのが1896年、正式な創立は1897年となっている。
 それから126年経った今も、その精神を語り継ごうと、創立日である1月13日に最も近い日曜日の早朝、有志が弘前公園本丸に集っている。さすがに今は、鍛錬は行なわないが,「吾が集い」という会歌を歌いながら、本丸を一周、隊列を組んで行進する。今年は今日行なわれた。僕もほぼ毎年参加している。
 公園からの帰り道、コンビニに寄ったら、刺し子を身に纏った消防団員のグループを見かけた。そうだ。今日は出初め式の日なのだ。
 さらに家に向かうと、今度は、若い男性が数人、お喋りをしながら歩いている。ひょっとして・・・? そうそう、今日は大学の共通テスト二日目でもあるのだ。
 本当に色々なことのある日だ。まるで何種類もの果物が乗っているフルーツパフェのようだ。
 フルーツパフェと言えば、昨日先輩が、「フルーツパフェに欠かせない果物がある。それはバナナとさくらんぼ。そして、ここは津軽なのだから林檎だ」と言っていた。僕は、糖尿病なので、フルーツパフェなんぞは滅多に食べない(そのくせ、酒は毎晩呑んでいるが・・・)。だから、体験としてはわからないが、なるほどそういうものなのか、と感心して聞いていた次第だ。
 さて、様々な行事が重なったパフェのような1日。これに絶対に欠かせないものがある。毎年、月15日と言えば、弘前青年会議所の新年祝賀会だ。
 今年は特に、初の公務員理事長誕生の年だ。とても期待している。今日の新年の所信表明挨拶も立派だった。意欲と覚悟が、ひしひしと伝わってきた。
 あとは、副理事長・専務理事・事務局長以下、現役メンバーがしっかりとフォロワーシップを発揮することだ。僕らも、髙野OB会長はじめ、卒業生として、大いに協力しようと、今日のOB会総会で議決した。
 まずは、今日の会合が、盛大につつがなく終了したことを、心から祝福したい。(5631)