まずは、クイズ。取手市は、何県にあるでしょう?
 答えは、茨城県。千葉県との県境にある。
 何をくだらない質問をしているのかと、お怒りになるかたもいるかもしれない。だけど、首都圏界隈には、多数の自治体が点在していて、その位置関係を完璧に頭にいれている青森県人は少ないのではないだろうか。
  僕は真っ先に、高校野球を思い出す。木内監督のもと、桑田・清原を擁した歴代最強とも言われたPL学院高校を下して、夏の甲子園優勝。県立高校が、金で有望選手を集めた私立高校に勝ったということに、素直に快哉を叫んでいた一人なのである。
 その取手市、今は、議会改革度ナンバーワンの街なのである。僕は16年前に初めて立候補をしたときから、そして4年前T a議員と会派を組んだ時から、議会をもっと市民の側に近づけたいと、条約にも掲げて取り組んできた。今日は、その集大成として、取手市を訪ねて、議会改革の具体的な取り組みについて、勉強をしに、現地を訪ねた。
 いやはや、唖然とした。ショックで一時、言葉を失った。一歩どころか、10歩も100歩も弘前は遅れている。市議になって16年。議会広報誌の増ページ、一問一答制の導入、インターネット中継、全議員にタブレット端末配布等々、いささかなりでも議会改革に貢献してきたつもりではあったが、まだまだ微々たるものにすぎない。取手市と比べれば、お釈迦様の掌の上で、暴れまくっていた猿のようなものだと自戒せざるを得ない。
 特にICTを活用した議会運営となると、弘前は、ほんの初めたばかりだ。議員全員にタブレット端末を渡し1年を経過したにもかかわらず、いまだに、事務局からの連絡すら開いてみていない議員もいる。
 要は、議会をかえようと思わない議員がいる。これまで通り市長提出議案に反対しないのが与党だと
妄言を吐いている議員がいる。そういう議員ほど、タブレットの活用に関しては消極的な気がする。
 オンライン会議、ICTによる、市民への情報提供等々、やるきになれば、すぐにでも取組めそうな事例も教えていただいた。弘前市の議会改革は、まだまだ道半ばどころか、端緒についたばかりである。
そのことを、改めて思い知らされた研修であった。(5163)