議員という職業上、色々な人から相談を受けることが多い。しかも、その内容は、森羅万象(?)に渡る。
 いつも、笑い話として紹介しているのだが、16年前、議員になって初めて受けた相談が、”離婚”に関するものだった。他にも、子どもの親権・隣地との境界トラブル、労働問題、老人ホームとのトラブル、会社の経営不振等々、議員とは直接関係ないような事案もけっこうある。
 午後、ある人から相談を受けた。今日のは、市政に対する疑念というか不信にまつわるものなので、まさしく議員としての出番だ。その内容は、その人のお仕事に差し障りがあってもまずいので、ここでは書かないでおく。
 小一時間ほどであろうか。先方の話を聞いた。時折、その件に関して僕が持っている情報を教えたり、自分の考えも述べた。更に調査をして、出来れば定例議会で採り上げてみたいとお伝えした。
 最後に、「お忙しい中、時間をとっていただいて有り難うございました」と言われた。まさかそこで、「いえいえ忙しくありませんから」などとは答えられない。
 夕方、一旦家に帰って寛いでいると、市議会議員選挙に立候補を予定している人から、電話で相談があった。選挙のルール等についてである。
 僕は、以前も述べたように、立候補してくる人を”敵”だとは考えていない。どんどん新人が出てきて選挙を活性化してくれれば、それだけ市政も発展するきっかけになるだろうと思う。だから、尋ねられたことには、わかっている範囲で、ホイホイと答えてしまう。
 その立候補予定者からも、電話の切り際に、「お忙しい中、時間をとっていただいて有り難うございました」と言われた。多少の見栄もあって、そこで「いえいえ、今は家で休憩中です」と言うわけにもいかない。
 というよりも、むしろ逆のような気もする。僕らは、サラリーマンと違って、議会開会中でもなければ、ある程度、自分で時間を産み出すことができる。
 それに、相談を受けてなんぼの仕事だ。何も相談されることがなくなったら、他人から信頼されていないのではないかと心配にもなろう。
 つまり、「僕に相談なり話をしてくれるために、時間を創ってもらって有り難うございます」と、こちらから言わなければならないのではないかとさえ思うくらいだ。  
 明日も、記録的な寒波の予報が出ている中、数件の相談やら意見交換のアポがある。また他人様の大切な時間を頂戴することになる。遅れないように、早め早めの移動を心掛けよう。
 うーん、吹雪になったらどうしよう? 運転が心配だなぁ。(4565)