会派弘前市議会 会派「さくら未来」の議会報告会を行なった。会派のビジョンとして、市議会で議論されている内容を報告することは、皆さんに約束してきたことだ。
 日中は日が差していたとはいえ、まだまだ寒波の中のこともあって、それほど参加者は多くないのではと、3人で心配していた。 下手したら一桁かも、なんて話もでていた。  
 そうしたら、案に相違して、決して多いとはいえないが、いつもと同じくらいの人が聴きに来て下さった。ただただ感謝するのみである。
 今回は、ちょっと趣向を変えてみた。今までは、3人がそれぞれの報告をしたあと、まとめて質問を頂戴していた。それを、一人の話が終わる毎に、質問タイムを設けた。
 だから、合同報告会というよりも、三件の個人報告会を続けてやったような感もある。一人一人の答弁能力が問われたという部分もある。でも、勿論、お互いにフォローをした。  
 最後に、来る統一地方選挙について、ちょっと説明をさせていただいた。この時期に選挙に触れないこと自体、逆に不自然なような気もする。。
 僕らに投票してくれだなんて、事前運動にあたりかねない。そんなことは一言も言わない。要約すれば、次のようなものだ。
 僕とTa議員でスタートした会派「さくら未来」(昨年からはTo議員も加わった)は、この4年間、定例議会終了毎に、必ず、今日のような議会報告会を開催してきた。また、会派レポートも、議会の度に発行してきている。
 色々な知己を得て、大学の授業にも講師として出させていただき、学生さんたちと直に接する機会も創ってきた。母子寡婦会の皆さんや、様々な市民グループとの会話も続けてきた。そういう活動をいまさら自慢する訳ではないが、おそらく誰にもひけをとらないという自負は強く持っている。
 地方議員の選挙となると、とかく地縁とか血縁が優先される。挨拶に来たとか、親族の通夜に参列したとかといったことではなく、どんな活動をしてきたか、議場でどんな発言をしてきたか、是非それを見て、評価をしていただきたい・・・と、そんなことを強調した。
 その上で、会派「さくら未来」で協調して選挙に臨むことも宣言した。政党でもなく、議会内の勢力争いのための集団でもなく、日頃から志を同じくする政策集団として、有権者に信を問おうという狙いだ。
 おそらく、弘前では初めての試みだろうと思う。無謀という意見もあるかもしれない。  
 でも、一旦口にしてしまった以上、後には退けない。「沈黙は金」などといい、”不言実行”がもてはやされるが、実は”有言実行”こそが尊い。人に決意を語るということは、それだけ責任も伴うことにつながる。
 特に、僕のようなチャランポランな人間は、そんなことでもなければ、一歩も前に進めない。だから、いつも何かを喋り続けている。千のうち三つは実現出来るだろう。
 そう言えば、学生時代は、せんだみつおに似てると言われてたっけ。ナハ、ナハナハ。(6193)