友人が起業を目指している。飲食店だ。建物のオーナーと彼の間に立って、今そのお手伝いをしている。
今日は、二人で商工会議所に行って、中心市街地開業支援事業の説明を受けてきた。これは弘前市の中心市街地活性化協議会が行なっているもので、該当区域に新規出店する事業者に対して、告知・宣伝のための費用を補助するという制度だ。上限9万円・補助率90%、つまり1万円あれば10万円の宣伝・広告を打つことができる。 新規開店の際に必要なことは、まずは広く周知を図るという点からすれば、この助成は有難い。
ただ、条件がある。その店舗の位置する商店街組合の理事長の推薦がなければならないということだ。ということは、必然的に、組合に加入するということを意味する。
僕は、この条件も良しとする。というのも、今、どこの商店街でも、組合への加入率が減少している。これは、商店街振興にとって大きな問題だ。
そもそも商店街組合というのは、単独店舗だけではできない街路整備や販売促進事業を主体的に行なうために結成されたものと認識している。それが、組合員数が減って、入ってくる組合費も少なくなれば、商店街としての事業も縮小せざるを得ない。原資が無ければ大きな販売促進イベントも打つことができない。そうすれば、益々商店街への大概者数も減り、商店街が衰退していってしまう。
僕はもう10年以上前だろうか、一般質問で、商店街振興組合加入促進条例というものを提案したことがある。他では制定している都市もある。その時は、時の市長に一蹴されてしまった。
でも、こういった支援金交付といった形で、商店街組合への加入が進められていくきっかけとなったとしたら、それはそれで意味のないことではなかったように思う。
さて、起業をしようとしている彼である。以前、雇われ店長の経験はあるというが、自分で経営に携わるのは全く初めてのようだ。計画策定や計算には強そうには見えない。
そこで、先日から相談に乗っている。昨日も、出店しようとしている建物のオーナーさんとの交渉に立ち会った。
一昨日のブログに書いたS先生の家探しもまだ終わっていない。明日は一緒に知り合いの不動産屋さんに行ってみるつもりだ。
うーむ、いいのだろうか? 自分の職さえ決まっていないのに、他人様の世話ばかり焼いていて・・・。
これも性分だから、仕方がないのかもしれない。(5350)
ソ連歌謡の中で、日本でいちばん有名と思われる曲。。。。
1983年の新年歌謡祭(日本の紅白に相当)から、アーラ・プガチョワの歌う「百万本のバラ」です。
https://youtu.be/4yEeT6Swh5s
プガチョワは当時の東側世界で「ビートルズに相当する」と言われたほどの人気だった歌手だそうです。加藤登紀子さんは、これを日本語訳して演奏しました。
私が普段紹介している2人は、どちらかと言うと、私が専門にする「19世紀の演奏スタイル」に近い表現を多用していますが、プガチョワはまさに「歌謡曲」のイメージかと存じます。