ふーっ、疲れた。今日で4日連続、夜の会議・会合をこなしてきた。まるで、議員時代に戻ったみたいだ。
 ここで、僕なりの用語の定義を示しておこう。 会合とは飲酒を伴うもの。純粋(?)な宴会はもとより、会議後に懇親会が行なわれるものも含む。一方、会議とは、飲食を伴わないものだ。会議前に弁当が出るくらいは、こちらの方にはいる。
 で、今週である。火曜日は会議(下土手町まちづくり委員会)、水曜日も会議(ロータリー)、昨日がが会合(先輩方との飲み会)、そして今日も会議である。議員時代に比べれば、会議の割合が増えたようにも思える。
 今日は。和徳小学校の創立150周年実行委員会。いよいよ、記念事業の掉尾を飾る、記念式典と祝賀会が、来月21日に迫った。今日の会議は、その準備状況や確認事項がメインであった。
 先日、ある人から、「今泉さんは、和徳小学校と、どういう関係なの?」と尋ねられた。僕が、賄月の21日は和徳小の式典等があるからと、他のお誘いを断った時だ。
 そう、僕も自分の親も子どもも卒業生ではない。現在、学区内の町会の町会長を拝命しているというだけだ。同じ町会長でも、学区内の他の町会長には、和徳小OBが多い。おそらく、愛校精神という面では、今日集った実行委員の中で僕は、最も希薄な一人ではないかと自覚をしている。
 創立と言えば、正真正銘の我が母校、弘前高校が、創立140周年を迎える。7月には記念のねぷた運行も行なった。来月には式典も行なわれるようだ。
 「・・・ようだ」と書いたのは他でもない。案内状はいただいたのだが、返事を出す前に紛失してしまったのだ。
 事務局に電話で聞くという手もあるが、聞いてしまえば出ないわけにはいかなくなりそうだ。それに、親しい友人達に聞いても、出席すると言う人は一人もいない。「えーい、そんなもんで、愛校心が無いなんて誹られてたまるか!」と開き直って欠席することにした。僕は自慢じゃぁないが、幼稚園から大学まで、愛校心の塊なのだ。でもまぁ、議員を続けていれば、多分、万難を排して出てたんだろうなぁ。
 愛校心に関して、とても風変わりな本を読んだ。湊かなえの「高校入試」という本だ。
 行き過ぎた愛校心が、人眼関係の障壁をつくり、挙げ句の果てには入学試験をも混乱に陥らせてしまうという物語だ。滑稽ではあるが、意外とどこにでも潜んでいそうな話でもある。
 そうなのだ。愛校心なんてものは、一人一人の心の中にあればいい。他人に強要するものでもなければ、他校関係者を排除するためのものでもない。
 まぁ、酒に酔って、同期の仲間が肩を組み合い、校歌を熱唱するくらいは、大目に見てもらうにしても・・・。(7226)