今日は敬老の日。町会主催の敬老会を開催した。
 実に4年ぶりの開催となった。言うまでもなく、コロナ感染症の蔓延のため、自粛をしてきたからだ(昨年は、記念品配布だけを行なった)。
 さすがにこれだけの空白期間があると、参加する顔ぶれにも若干の変化が出てくる。以前の常連さん(?)の中に、鬼籍に入られた方や、施設に入居されて町会を離れた方もいるからだ。そんなこともあって、人数は、前と比べて少なくなってしまった。
 代わって、晴れて(?)対象年齢に達して初参加という方もいる。こうして、敬老会も新陳代謝されていくのかもしれない。
 敬老会右の写真は、90歳到達の方に、記念品を渡しているところである。誰ですか? どっちが90歳だかわからないなんて言う人は?
 さて、敬老会の準備である。7月に社会福祉協議会(以下;社協)から要項が発表される。助成金の詳細等いくつかの決まり事や提出書類の様式と一緒に対象者(満75歳を迎える人)の名簿が、町会町の手も音に来る。そこからがスタートだ。
 まず、日時を決め、場所を抑える。我が町会の場合は、町内に適当な会館がないので、これまでもバンケット施設やホテルを借りて行なってきた。寿司屋でやったこともある。
 その上で、今度は招待状を作成し案内する。先ほども書いたように75歳以上という制限があるのおで、回覧板で回すわけにはいかない。対象者一人一人に持っていきことになる。
 しかも、社協からいただいた名簿は、いわゆる個人情報に関する物だ。町会町が責任を持って預かり、使用後は返却しなければならないという代だ。だから、手分けして配布するのではなく、偏に町会町の仕事となる。
 出欠の返事を取りまとめ、人数を確定させ、助成金申請に必要な書類を作成し提出する。会場との打ち合わせも行なう。
 会に参加しない対象者には、記念品をお配りする。地区社協でまとめて購入する物に乗る手もあるが、昨年からは町会独自の物にした。その発注もしなければならない。
 何せご高齢の方が対象だ。僕らの足では徒歩10分程度の距離であっても、町内から会場までのタクシーの手配も必要だ。
 そして当日は、送迎から会の進行までを取り仕切る。
 勿論、僕一人ではない。会場の手配や当日の進行には、若い副会長さんたちにお手伝いをいただいている。
 ・・・といったような敬老会の準備や運営に、僕はまだ副会長の時からだから、もう10年近くも携わってきた。それほど難行というほどのものではないにせよ、せっかくこれまでやってきたのだから、せめて、同じくらいの年数は、対象者として祝ってもらいたいと思う。
 取り敢えず、対象となるまではあと7年。どんな生活を送っているかは想像もつかないが、せいぜい心身共に健康でいたいものだ。(7561)