今日も図書館に行った。先週末、立て続けに「リクエストした本が用意できたから、お越し下さい」という電話をいただいた
 10日ほど前にも、まとめて4冊、そのすぐ後にも1冊、同じようにリクエストや予約をしていた本が入ったと連絡を貰い、借りてきたばかりだ。そのうちの2冊は読み終えて返却したが、まだ3冊が残っている。加えて今日の2冊だ。借金地獄ならぬ”借本地獄”に陥っているみたいだ。
 大体にして、何をリクエストしているのかが定かではない。リクエストをしてすぐに入る本もあれば、予約が殺到していて、順番が回ってくるまで半年以上かかる本もある。メモなど取っていないので、つい忘れてしまう。忘れた先から新たに読みたい本をみつけリクエストをしてしまう。まるで、返すあてもなく、自分にいくら残債があるのかもわからずに、借り入れを繰り返す多重債務者だ。
 確認したら、リクエストは一人一年間で12冊までなのだそうだ。もう間もなく借り入れ(?)限度額に達しそうだ。気をつけなければ・・・。
 ただ、どんなに借財が嵩んでも、銀行と違って、図書館に行くのは楽しい。本を借りる以外にも、色々な楽しみがあるからだ。
 ロビー例えば、今、図書館のロビーでは、「小中学生読書感想文コンクール」の発表が行われている。小学校3年生から中学校3年生まで、それぞれの学年の入選者と、どんな本を読んだのかが張り出されていて、それを眺めて歩いているだけでも面白い。実に多彩な本が読まれている。
 タイトルにも工夫が凝らされている。「〇〇を読んで」なんてベタなタイトルはごく少数だ。
 ざっと拾ってみても、「山月記」を読んだ感想文のタイトルが「人間は猛獣使い」、「先生、しゅくだいわすれました」という本の感想文が「十分のしゅくだいと二時間のうそ」といった具合だ。「アルジャーノンに花束を」の感想文が三作入賞していたが、「もしも天才になったら」「失うこと」といったタイトルをつけたものもあった。同じ本を読んでも、どこに感銘し、どんな印象を受けるのかは、多種多様なんだなぁということが、感想文のタイトルからも伺い知れるような気がした。
 ただ、残念だったのが、中学校の部が、過去8年間で最多の応募数だったのに対し、小学校の部では、逆に過去最少だったこと。何か事情があったのだろうか? 僕が議員だったら、きっと議場で質問をすることだろう。
 でも、図書館多重債務者の僕には、こと図書館の事業については、質問する権利はないような気もする。「質問するなら、全部返してからにしろ」と言われたら、返す言葉もない。(8917)