今日は弘前保護猫活動連絡協議会の例会。議題があっても無くても、メンバー同士の親睦をはかるため、毎月一度は開催するようにしている。互いに顔をあわせてお喋りするだけでも、組織の結束は強くなると考えている。
 もっとも今日の例会はちゃんとした議題があった。来月に迫った譲渡会について、準備する物や役割分担などを話し合った。
 が、今日のトピックスは、例会後に行なったミニセミナー。三沢で活動する「しっぽの願い」というグループから研修会のデータをいただき、その動画を参加者全員で視聴した。 
 内容は前半が「猫を守るために知っておきたい感染症・寄生虫のお話し」。猫の病気について、しっぽの願いの代表者と獣医師の会話という形でわかりやすく解説をしていた。
 中で、猫風邪の話も出てきた。次から次へと感染していき、仔猫などは死に至るケースもあるという。それを聞いて僕は心が痛んだ。我が家でも3月上旬から猫風邪が蔓延した。瀕死の重症に見えた仔猫は、何度も病院に連れて行って一命をとりとめたが、それに注力しているうちに、親猫の症状が急速に悪化し、とうとう死んでしまった。今も後悔の念が頭をよぎる。
 もう一つのテーマは「地域猫について」。これは動画がなかったので、画像を見ながら会員のYさんが講義を行なった。動画が無いのがわかったのが昨日のことで、それから原稿を考えたのだそうだが、それがとても良かった。自分の言葉で優しい口調で話してくれたので、すんなりと耳と頭に入ってきた。  
 Yさん自身、地域猫活動の実態を勉強するために、仙台や盛岡まで足を運んできたとのことだ。その中で、盛岡の話が面白かった。「ニャンとも事業」という預かり猫制度というのがあって、詳細はわからないが、登録した猫預かり者に対し、市がその費用を負担してくれるのだそうだ。その結果、盛岡市では殺処分0となったという。う、羨ましい。もっと詳しく知りたいので、いつか視察に行ってみたいものだ。
 一昨日は黒石の「きゃっと ♡ 愛」との話し合い。昨日は青森市の「ワンニャンを愛する会」を訪問。そして今日は地域猫セミナーと、この終末は保護猫関連の活動が続いた。
 こんな僕を見たある友人から、「今泉さん、猫のためでなく、人間のために活動してくださいよ」と言われた。僕にもう一度議員として再起して欲しいからだという。確かに猫に投票権はない。
 でも、保護猫活動は、決して猫の幸せのためだけのものではない。糞尿や発情期の鳴き声、ゴミ漁り等から地域の環境を守るためでもあるし、猫をめぐる住民間のトラブルを解消するためでもある。何より、これまでも何度も書いてきたが、命を大切にする街をつくりたいという思いからだ。だから、人間のための活動なのだと、声を大にして言いたい。(5931)