公私共にお世話になっている県議会議員の代理で、今週は二つの学校の修了式に出席してきた。水曜日には弘前職業能力開発校、そして今日は青森県立弘前高等技術専門校である。
二つとも、技術を身につけ資格を取得するための学校だ。学ぶ目的がはっきりしている。修了式に臨む生徒達の顔つきを見ても、どことなくキリッとしているように感じるのは、高校・大学と、目標もなくのほほんと過ごしてきた僕の引け目なんだろうか?
修了式・卒業式と言えば、議員時代にいくつかの学校からお招きを頂いて出席したことがある。今も町会長として、学区の小学校の卒業式には出席させていただいている。
その際に、注目しているのは、渡される卒業生名簿だ。生徒達の名前をみていつも感心(?)をしている。
特に小学生の女の子の名前。いわゆるキラキラネームというやつだ。よくもまぁ考えつくなぁという奇抜な(失礼!)、ハイカラな、アルファベットで表記すれば、そのまま海外に移住しても通用しそうな名前が並んでいる。 〇〇子なんていう”子”のつく名前はごくごく稀だ。
今週の二つの修了式は、建築や自動車工学などの技術を学ぶ学校のものだったので、ほとんどが男性だった。だからキラキラネームは少ない。
その代り、読み方に戸惑う名前は散見された。普通の音読みや訓読みとは違う読ませ方をしている名前もある。
それと、画数の多い漢字も目立った。響・龍・耀・嶺・輝などだ。小学校に入って最初に「名前を漢字で書きなさい」と言われた時には、さぞや苦労したのではないか。
落語の「寿限無」では、名前を言っているうちに瘤が引っ込んだとか、遅刻したとかなんて話もあるが、おそらく寿限無君、試験の解答用紙に名前を書いているうちに時間切れになったなんてこともあったに違いない。そこまでとは言わないが、1分・1秒を争うような場合には、画数が多いと大変だろうなぁと、他人事ながら思ったりもする。
まぁ、全ての子どもの名前は、親が様々な願いや希望や期待を込めてつけている。要はその親の気持ちを理解して、名前に恥じないような生き方をすることが、一番の親孝行ではないかと思う。(自分では出来ていないけど・・・)
今月はあと二つ、卒業式(修了式)に出席予定だ。さてさて、どんな素晴らしい名前に出会えるか楽しみである。(5753)
追伸
今日のタイトル「ビューティフルネーム」は、ゴダイゴのヒット曲からいただいた。ゴダイゴの曲は「モンキーマジック」や「銀河鉄道999」くらいしか知らないが、僕の中ではこれが一番である。