僕も所属しているある団体の話である。名誉にかかわることでもあるので、敢えて名前は伏せさせていただく。
会計を一手に引き受けていた役員が、昨年秋から病気で療養に入った。僕は、その直後に、通帳をあずかっていて、秋以降のことは金の出入りは把握している。が、それ以前のことは、その人でなければわからないこともある。そんな状態で決算をしなければならなくなった。
今日は、通帳のコピーを持って税理士事務所を訪ね、その事情を説明した。
「困りましたね」と税理士は言う。
「はい、困ってます」と僕は答える。
結局、最低限必要な資料・・・例えば不足している領収書類は再発行を依頼するなどの指示を受け帰ってきた。ゴールデンウィークも休んでいられそうにない。
決算で困っているといえば、町会もそうだ。昨年の年度替わりの直前に、長く会計を担当していた人が、やはり病に倒れた。が、その前までの帳簿をしっかりとつけていてくれたので、なんとか決算もできて、令和6年度の総会も終了することができた。
と、思っていたら、やはり引き継ぎの際の齟齬がでてきた。大きな金額ではないが、若干の狂いを監事から指摘されてしまった。
その処理に手間取っていて、まだ監査が終っていない。 総会の日取りだけは決まっているので、間に合うかどうかが心配だ。
今日の夜、会計担当者から修正した決算案が届けられたので、明日朝一番で、監事の家を訪ねることにする。これで駄目なら、やはりゴールデンウィークは返上することになりそうだ。
はっきり言おう。僕は、金勘定が苦手だ。得意だったら会社を倒産させたりしない。議員時代は、市の予算決算についてはけっこう厳しく突っ込んだものだが、自分のこととなると、いたって鷹揚なほうなのだ。あればあるなりに、無ければ無いなりに、まぁ何とかなるさ・・・といったタイプなのである。
そんな僕が、二つの決算で悩まされている。こいつは春から縁起がよくないわい。(5171)
追伸
今日は金曜日。決算の件で税理士事務所を訪ねる途中で、「決算は金曜日」というタイトルを思いついた。ご存知、ドリカムの「決戦は金曜日」を捩ったものである。僕のブログとしては、タイトル選考というのは珍しい。