今日もまた猫の話題を書く。
 読書損倶楽部に初めてのお客様がいらっしゃった。インスタグラムで見て、保護猫の会に入会したいという。勿論、大歓迎だ。僕は一生懸命、会の目的やこれまでの活動、そして6月に予定している譲渡会のことなどを説明した。
 その方の家では、保護猫の他に、捨てられそうになった犬、保護兎、ハムスターを飼っている。それらが仲良く同居しているのだそうだ。う、羨ましい。
 その中でも、猫が一番日が浅く、家に迎え入れてからまだ1年半なのだそうだ。猫の飼い方などを教えてほしくて入会を希望したとのことだ。
 僕だってまだ3年未満だ。キャリアはそんなに変わらない。でも、偉そうに講釈を垂れてしまった。
 色々と放しをしているうちに、動物に対する考え型が、とても近いことがわかった。譲渡会にも是非協力したいという。
 さらには、保護猫の会の会員がはじめた、高齢者の飼育猫の短期預かりシステム「en」にも興味を示してくれた。有望な新人を獲得した、プロ野球チームのスカウトになったような気分だ。
 その方が帰ったあと、保護猫の会会長のEさんと青森に向かった。青森で長く活動を続けている「ワンニャンを愛する会」の会長さんに会って、僕らが行なう予定の譲渡会への協力をお願いした。  
 話の中で、動物基金を活用した不妊・去勢手術のことも教えていただいた。獣医師が定期的に八戸に派遣されてきて、無料で手術をしてくれていることは以前聞いていたが、今日の話だと、市長損を巡回するという制度もあるそうなのだ。以前は弘前にも来たことがあるとのこと。  
 聞けば、一日で90頭くらいの手術を行えるというのだ。これは是非活用しなければならない。後で、この動物基金のことを詳しく調べてみなければと思った。
 弘前に帰ってくると、真っ直ぐに、保護猫の会広報委員会に出席した。後手後手に回っていた譲渡会のポスター・チラシのデザインを最終決定するためだ。  
 今日の会議で、ペンディングになっていたいくつかの事項が確定したので、明日には完成データを送って貰える。そうしたら直ぐに印刷屋に発注しよう。
 他にも、譲渡会に出す猫のことも話題になった。野良猫を保護して飼育しているうちに、情が移ってしまい、なかなか譲渡会に出せないという会員が少なからずいる。かくいう僕もその1人なのだが、高齢者が猫を抱え込んでいるより、早く、若い新しい飼い主に譲り渡した方が、猫にとっては幸せだということを改めて考えなければならない。
 と、そんなこんなで、家に帰りついたら午後7時半過ぎ。それから、まず自分で夕飯を食べ、次に猫に餌を与え、最後にブログを書き終えたら、もうこんな時間だ。そろそろ寝ることにしよう。  
 明日こそは、猫以外の話題を書きたいものだ。(7011)