今泉昌一の 私事時事

弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

2011年07月

弘前市立図書館後援会


 ここのところ、記述が1日遅れのようになってしまい申し訳ないのだが、今日も昨日の話を書く。結局、夜、酔っ払って帰宅するのが良くない。とは分かっているのだが・・・。
 昨日、弘前市立図書館後援会の総会が開催された。図書館後援会といってもご存じない方も多いかもしれない。年会費3000円で、どなたでも入会できる。その会費のみが収入源だが、集ったお金で、市の予算だけでは賄いきれない、図書館の備品や消耗品を購入したり、図書館が行う読書活動への助成をしている団体だ。これまでも、返却ボックスや図書整理用の台車等を援助してきた。
 僕は、この会で、現在、監事を務めさせていただいている。父親から引き継いだ形だが、本屋を倒産させたあとも、途絶えることなく役員に名を連ねさせていただいた。本当に有難い話だ。
 よく、「図書館は、その都市の文化のバロメーター」と言われる。実際に僕も、いろいろな町の公立図書館を視察にいってきて、その言葉の意味を実感している。図書予算の多寡やスペースの広さや蔵書の数だけの問題ではない。一生懸命やっている図書館は、せまくても、蔵書が少なくても、様々な工夫を凝らして、市民のニーズに応えている。例えば、袖ヶ浦市の図書館では、予約人数が多くて、なかなか希望者に本が渡らない物に限って、市民からの寄贈を受け付けている。それなりに集まるそうだ。弘前市でも、長いものだと、2か月3カ月待たされるケースもままある。一考を要するのではと、議会で質問をしたこともある。
 弘前の図書館は、決してレベルが低いわけではない。むしろ、人口当たりの蔵書数は、全国でも上位の方だ。所蔵している古文書も多い。資料センターとしての価値は、これもまた全国有数と言ってもよいのかもしれない。
 反面、予算の関係もあって、防犯ゲートがまだ設置されていないなど、課題も多い。未返却も併せて、年間の紛失図書は相当数に上ると以前聞いた。開架率が低いのも気になる。かといって、開架スペースはもうぎりぎりである。打開策の例として、市川市で見た例を上げる。市川市の図書館は、床から天井ぎりぎりまで、びっしりと本が並んでいる棚がある。当然、背伸びしても手は届かないので、梯子が備え付けられていた。仮に、手に取りにくい高さに並んでいても、実際に本の背表紙を見ることができるのと、目録やPCのディスプレー上でタイトルだけをみるのとでは、印象は全然違う。開架率のアップも工夫の余地はあると思う。
 図書館行政について、あまり採り上げる議員は、残念ながら少ない。でも、図書館は、弘前の教育・文化・産業等にとって、無くてはならない施設であるし、一層の充実を図っていかなければならない。その意味で、僕の責任は重大なのだ・・・、とひとり前考えている。
 残念なことは、数年前、図書館や学校図書のことを議会で採り上げたら、ある議員から「利益誘導ではないか」と批判された。冗談じゃない。もう本屋を止めて10年にもなる。その議員は、4月の改選期で引退されたが、そのような受け止め方しかできない先輩がいたことはショックであった。
 ともあれ、市民の図書館を市民の力で育てていく。最近「市民との協働」という言葉が一種の流行りだが、図書館後援会の活動は、今思えば、その走りであったようにも思える。
 

 

議員スポーツクラブ


 今朝の地元紙(陸奥新報)にも、小さく採り上げられていたが、昨夜、弘前市議会議員スぽーツクラブの、第1回懇談会が開催された。先日から弘前市教育委員会の職員となった、元ソフトボール日本代表チーム監督の齊藤春香さんを迎えて、楽しく有意義な時間を持つことができた。その場の勢いで、いきなり、齊藤さんを擁する教育委員会チームと議員チームのソフトボール対戦などという話にまで発展した。
 実のところ、僕は、スポーツは全くの苦手である。観る方は、「歩く東京スポーツ」と言われるくらい、下世話な知識は豊富だが、やる方は駄目なのだ。スポーツに限らず日常生活でも、出来れば身体を動かさずに過ごせればいいなぁとさえ考えている。
 でも、このスポーツクラブには、進んで参加した。基本的には「仲よきことは美しき哉」の精神なのである。
 議員と行政当局、あるいは議員同士、議会の場では、真剣に議論をしなければならない。そこに、なれ合いや八百長など、決してあってはならない。でも、一歩議場を離れれば、お互いを尊重し合う、お互いに親しく情報を交換する、そんな関係は絶対に必要だろうと思う。少なくとも、私怨があってはならないし、敵対する関係が尾をひくようであってはならない。お互いに、このまちを良くしたいという願いは共通のはずなのだから。
 その意味で、昨夜の会合は、全ての会派から最低1名以上は参加して、大いに盛り上がった。「会派を越えて」という言い方はよく使われるが、実際に、具体的な目的を持って・・・それがスポーツとか飲食とかであっても・・・、実現する機会はそう多くはない。特に、新人議員の参加が多かったのも良かった。何期も当選を重ねてられたベテランと新人が、スポーツという共通の話題で打ち解けあうことができたのは、ものすごく貴重な時間だったように思う。
 こうなった上は、来るべき試合に備えて、先ずは体力をつけることから始めなきゃいけない。と言っても、毎朝の犬の散歩時間を10分伸ばすことしか考えつかない、F議員や新人のK議員のように、毎日ランニングなんて過酷なことは考えられない。せいぜい、チームの足を引っ張らないよう、ベンチで頑張ろうと思う。

 

議会報告会の報告


 一昨日も案内したとおり、昨夜、改選後初の、議会報告会を開催した。昨日は、朝から雨が降ったり止んだりの落ち着かない天気で、開会1時間前にも、急に激しい降雨があるなど、張り切って市民会館大会議室を使用したにもかかわらず、集りが悪いんじゃないかと心配していた。それでも、用意した椅子の約7割が埋まってくれた。ただただ感謝のみである。
 昨夜の特色は、初めてご参加いただいた方が多かったということである。これまでも、毎回2~3人は初参加の方がいらっしゃたっが、今回は特に目立った。中に、4月の選挙で初当選された畑山市議もいらっしゃった。前のブログでも書いたが、僕の報告会は、誰に来ていただいてもOKである。畑山さん本人も、終了後、「やりにくかったでしょ」と言っていたが、そりゃあ、やりにくいことは確かだ。でも、誰が来たからと言って、話す内容が変わる訳ではない。むしろ、もっともっと多くの同業者にきてもらいたい。そして参考になるのであれば参考にしてもらって、市議会のことを広く市民に伝える活動に取り組んでいただければと思う。
 一通り僕の話が終ったあとの質疑応答の時間も、相変わらず、積極的に手が挙がる。議会をWEB上で公開すること。議員定数、議員報酬の改革の議論に市民の声をとりいれること。弘前ウォーターフロント㈱への指定管理料への批判等、皆さんの生の声を聴くことができた。これも、報告会の利点である。
 それにしても、事前通告があるわけでは勿論ない。質問の内容を真剣に聞いて、その場で誠意をもって答えなければならない。ものすごい緊張感だ。ちゃんとした答えになっているのか、不安になるときもある。
 でも、そうやって生の声を聴き、生の声で答えて、それらをまた、次の課題として、調査し、市に質していく。これが、議員の仕事の第一歩だろうと考える。絶対にこれからも続けていきたい。
 とりあえずは、9月議会の終了後、10月中ほどを予定している。その頃であれば、ひょっとしたら行政視察の報告も併せてできるかもしれない。決まり次第、このブログでも案内するので、昨日来られた方は懲りずに、まだ来られたことの無い方は面白半分に、顔を出してみていただきたい。
 報告会を待たずに、このブログでも、気にかかったことは、ちょくちょく書いていく。酔っ払って書くことが多いので、誤字脱字が多く、読みづらいかもしれないが、懲りずに読み続けて欲しい。政治の話ばかり書くわけではない。もっとプライベートな話も時には書く。読み続けてくれているうちに、僕が、どんな人間か、お目にかかったことが無い人でも、理解してもらうことができるようになるだろう。あまり簡単に見透かされてしまうのも考え物だが、奥が深いとか裏表がある、という人間ではない。このブログが、僕の考え方のほぼ9割だと思っていただいても結構だ。いたって単純な人間なのである。

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明日(28日)は議会報告会


 既にご案内の通り、明日28日は、改選後初めての議会報告会を開催する。議員になってから通算すると、17回目になる。つまり、過去4年間、年4回開会される議会が終了する度に、必ず行ってきたのだ。自分で自分のことを褒めるのは、僕の美意識に反するが、毎回議会報告会を続けてこられたことは、少しは自慢していいのかな、と思う。
 勿論、他の議員も、いろいろな形で、自らの活動報告を行っているとは思う。でも、僕の報告会が他と決定的に違う点がある。それは、僕のは、フルオープンだ、ということである。支持者や後援会メンバーだけに通知しているのではない。誰にご出席いただいても構わないのだ。なけなしのン万円も出して、都度、新聞広告を出しているくらいだ。
 事実、これまでの報告会には、同業者(弘前市議会議員)も何人か来てくれたことがある。県議候補や国会議員候補者も顔を出してくれた。下北から弘前に出張に来ていて、たまたま新聞広告を見た人が、出席してくれたこともあるし、弘前での研修を終えた三沢の市議会議員が覗いていってくれたこともある。
 でも、どんな方が来られても、ご挨拶をしていただいたことはない。ご紹介するだけだ。政治ショーにしたり、誰かの選挙運動に利用されたりすることは避けてきたし、これからもそれを貫きたい。あくまで、市議会の内容を報告する会でありたいと思う。
 ところで、他の議員はどうしているんだろう? 少なくとも、新聞広告を出してまで開催している議員は、市議ではいない。2~3年前、ある議員が議会報告会を行うという情報を得た。同じ無所属で、日頃から親しくさせていただいていたので、気軽に、参加してもいいかな?と電話をかけた。そしたら見事に断られた。ひょっとしたら、僕の悪口でも言っていたのかもしれない。それとも、同業者に聞かれたくない話でもあったのだろうか? いずれにしても、議会報告会に対する基本的な考え方が違うということが、よくわかった。
 僕は、自分の支持者であるとか、選挙の時に投票してくれたとかを抜きに、出来るだけ多くの人に、議会のことを報告したい。議会や市政について、興味をもってもらいたい。議員という仕事は、投票してくれた人だけのためにあるんじゃなく、極論すれば、全市民のためにあるものだと思う。議会報告会は、その最低限の責務だと考えている。
 別に、誰かに聞かれてまずい話をするつもりはない。いや、本人にそのつもりは無くても、結果として”まずい”話をしてしまうかもしれない。でも、それがライブの楽しみなのだ、と思って是非一度、聴きに来てみて欲しい。但し、僕の報告会は、飲食は伴わない。巷間噂されているような、千円会費でン千円分の飲み食いなどとは無縁だ。その上、心苦しいのだが、資料代として100円頂戴している。
 明日(28日)、午後6時30分~  弘前市民会館別館大会議室にて。 
 皆様のご来場をお待ちしております。

 で、明日は、報告会終了後、果たしてブログを更新する体力が残っているか、甚だ自信が無い。ひょっとしたら、報告会の報告は明後日になるかもしれないことを、今から言い訳しておきたい。・・・なかなか毎日更新は難しい。

 
 
 
 

まちづくり1%システム公開審査を傍聴して


 ついさっき、お呼ばれした某社会福祉法人の夏祭りから帰ってきたばかりだ。たくさんビールを頂戴して、けっこう酔っ払っている。でも、昨日のブログで、弘前市まちづくり1%システムの公開審査の感想を今日書く、と予告してしまった。朦朧とした頭に鞭打って(?)、約束を果たそうと思う。いつもに増して、誤字脱字が増えるであろうことは、予めご容赦願いたい。
 昨夜の公開審査は、なんと夜22時過ぎまでかかってしまった。想定以上であった。審査が始まった時分は、市役所脇のねぷた小屋から、囃子の練習であろうか、笛の音が何重にも、会議室の窓越しに聞こえていた。それが、気が付いたら、いつの間にか止んでいた。「いつの間にか」という書き方は、決して誇張ではない。本当に、いつ笛の練習が終わったのか、全くわからなかった。それだけ真剣な審査が行われ、僕もそれに引き込まれていたという証だ。
 あれこれ首を傾げざるを得ない点を細々とノートに書きとめながら、ブログでこんなことを批評しようなんて考え、審査を聴いていた。でも、あまりの真剣さに、細かな点を論うことは申し訳ないようにも思えてきた。何よりも、土曜日に休日返上で公開ヒアリングを行い、おそらく日曜日も一日を費やして、たたき台となる査定を作成してきた担当職員の労苦を思えば、重箱の隅をほじくるようなことは止めようと思う。
 一方では、敢えて審査も公開にしたということは、批判も甘んじて・・・いや、喜んで受けようという覚悟の表れでもあろうから、きちんと言うべきことを言って上げなければ、それも失礼というものだ。だから、個々の審査の結果ではなく、根本的なことについて、感じたことを書いてみよう。
 先ずは、23日のブログにも書いたように、どうしても「そもそも論」に立ち返ってしまう。そもそも、1%システムの目的は何だったのか、という点だ。その共通認識が、審査員の間でも、充分でなかったように思う。その最たる例が、いくつかの町会から上がってきた「夏祭り」に類する事業への評価の差である。ある審査員は、これこそがこの1%システムに相応しいまちづくり事業だ、と強く推し、ある審査員は、意義は認めるものの当システムには該当しないと主張する。そもそもこのシステムが対象としている事業はどういうものか、というガイドラインを予め整理をしておけば、もう少し審査はスムーズにいったのではないか?
 はっきり言えば、土曜日も書いたように、町会の事業と、任意も市民団体の事業と、同じ土俵で論じてもいいものなのか?すなわち、町会というものは、卑近な例を上げれば、広報の配布を委託されているように、行政組織の一部としての機能も持っている。なかば義務的に構成員からの会費の徴収も行われる。それに比べ、任意の市民団来の中には、会員からの定期的な会費納入も無く、その都度費用を出し合いながら活動しているところもあろう。それらを同じレベルで考えることには、そもそも無理があるだろうと思う。
 今回あがってきた町会(あるいはそれに準じる地域)の夏祭りも、本来であれば、町会費からなる予算の中で行うべきだろうと、僕は考える。現に、そうして行っている町会が大多数であろう。僕の町会も、8月7日にささやかながら納涼祭を行う予定だが、勿論そのために市の税金から補助を受けるなんてことはない。
 推す審査員は「コミュニティー」だ「地域の交流」だという理由を上げるが、「コミュニティー」だ「地域の交流」だと大義名分があれば、構成員内の娯楽事業にも市民税の1%を使っていいというのであろうか?  募集要項には「事業の効果が特定の者に限定されず」と明記されている。それに抵触するのではないか? それでもいいのだとすれば、この1%システムは、来年度以降、いや2次募集以降、大きく様変わりしていくかもしれない。
 誤解の無いように言っておくが、地域の夏祭り(納涼祭)の意義を否定しているわけではない。ただ、このまちづくりシステムに適合するのかどうか、そういったところを、最初からきちんと示した上で公募・審査しなければ、不公平感も生じかねないことを懸念しているのだ。
 実際に、「町会の夏祭りの類は特別だから、費用毎の細かな査定は必要ない」などという暴論も、審査の席上で飛び出した。他の事業では細かな査定をしてきた後にもかかわらずである。これでは公平な審査とはいえない。
 審査の基準で、他に問題になったことが、受益者負担をどうとらえるかという点である。飲食に関する経費は、当初から認めないという規定であった。ところが目的地までの足代や、有料施設への入館料は、審査でも意見が分かれた。
 僕の考えを述べれば、いかなるイベントであっても、基本的な受益者の負担はあってしかるべきだ。飲食費はもとより、交通費、入館料、保険料等も、本来は参加費として徴収できる範囲のものと考える。
 ただ、ここで、僕の意見を滔々と書き連ねて、賛同を強要することは本意ではない。ただ、同じような事案が、ある事業(団体)では可となり、別の事業(団体)では不可となるということでは、折角の1%システムへの信頼を損なってしまう。くりかえすが、そういった点も含めて、そもそもこの1%システムの目的や対象はどういったことなのか、ということを事前に確認しあっておくべきだったんだろうなぁ、と感じただけである。

 なにはともあれ、土曜日丸一日、そして月曜日の深夜10時まで、真剣に議論を戦わせていただいた審査員の皆さん、そして休日も返上し、超過勤務も厭わず準備をし資料を揃えた事務局に皆さん、本当にお疲れさまでした。心から敬意を表します。
 この素晴しいシステムを、成功させたい。弘前市に根づかせたい。もっともっと多くの市民が自ら企画したまちづくりに主体的に取り組んで欲しい。そんな思いから、ついつい生意気なことも書いてしまったし、これからも、例えば議会の一般質問で採り上げたりするかもしれないが、決して非難などではない。昨夜、ただ一人、最後まで傍聴していた人間として、皆さんの真摯な姿勢は、誰よりも理解しているつもりなのだから・・・。
 
 

 
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