今泉昌一の 私事時事

弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

2011年08月

事前通告制について プロレスファンの考察


 昨日のブログで、「事前通告制で、予め答弁の原稿を準備してきて読むことが多い一般質問よりも、予算決算特別委員会の方が、あるいは丁々発止のやりとりが見られるかもしれない」と書いたが、いささか説明不足の感も否めないし、正確さに欠けるきらいもあるので、今日はその辺りのことを、もう一度書いてみようと思う。
 というのは、一般質問と同じく、予算決算委員会の審議も事前通告の形をとっている。とってはいるが、その中身というか徹底する程度が全然違っているのだ。
 一般質問の場合、議会初日の前日までに、文書で通告する。例えば「中心商店街活性化政策について」とか「観光行政について」とかいうふうに、いくつかの項目を所定のフォームに記入して提出する。
 それだけでは終わらない。翌日、すなわち議会初日の本会議終了後、各セクションの担当者が、具体的に何を聞くのか、どんな答えを用意すればいいのか、各議員の控え室まで聞きとり調査にやってくるのだ。それも一人ではない。各セクションから3人くらいでやってくる。今回の議会でも、全部で22人の議員が一人あたり均せば4~5項目の質問をする。勿論重複する部門もあるので、単純な掛け算はできないが、それでも、ものすごい数の市の職員が、一時に、聞きとりにやってきた。市役所4階の議会のフロアーは、黒山の人だかりと化す。
 質問の趣旨ばかりではなく、最初にどんな質問をして、それに対してどんな答えを返して、さらにそれに対してどんな再質問をするのか等々、事細かに打ち合わせをするのが、最初、どうにも理解できなかった。これではまるで、ジャイアント馬場vsブッチャーのプロレスではないか。馬場が空手チョップを打てば、ブッチャーが派手に場外へ落ちて、次は凶器突きでブッチャーが馬場の額を割る・・・。きちんと打ち合わせが出来ていて、流れるような(?)美しさで勝敗が決する。
 それが嫌でたまらなくて、五所川原に用事があったのをいいことに、職員が聞き取りに来る前に、庁舎を後にしたことがある。そしたら、すぐ携帯が鳴って、電話で長々とやりとりをした記憶がある。
 一方、予算決算委員会の事前通告は、もっと緩やかだ。基本的には文書だけだ。所定のフォームに、予算書又は決算書の中の、どの科目について質問するのかだけを書いて提出する。例えば「○款○項○目の、××について」といった形ですむ。職員が一斉に聞きとりに来ることもない。通告をしなくたっていい。通告をした人が優先だが、各款毎に、事前に通告した質疑が終了すれば、通告外の質問も受け付ける。
 この違いはどっからくるかというと、多分、答弁に立つ人の違いからであろうと考える。一般質問は、市長又は部長級の方々が答弁をする。当然、実務の細部まで把握しているわけではない。反面、発言の責任は重いので、答弁も慎重にならざるを得ない。そこで、実務に習熟した職員が予め原稿を書き、答弁者は主としてそれを読み上げることとなる。
 予算決算委員会の場合は、主に課長級の職員が答弁に立つ。実務に携わっているわけだし、数字的なことも押さえている。いきなり何を聞かれてもいいように、膨大な資料を積み上げて、理事者席で質問を待ち構えている。
 そのようなことがあって、「予算決算特別委員会の方が、あるいは丁々発止のやりとりが見られるかもしれない」と書いたのだ。でも、誤解しないでほしい。一般質問も面白いよ。ジャイアント馬場vsブッチャーばかりではない。アントニオ猪木vsスタン・ハンセンもあるし、中には猪木vsモハメド・アリもあるのだ。一見シナリオがあるようで、実はシナリオを超えたところで真剣勝負をしかける、その一瞬を見逃さないのが真のプロレス者だと、かの文豪村松友視も言っていたではないか。
 うーん。この例え話を、一体何人の読者が理解してくれるだろうか・・・?

 

僕の出番は9月6日


 弘前市の平成23年第3回定例議会が始まった。今日初日は、市長から提案理由の説明があり、議事日程を決定しておしまい。本格的な論戦は、来週の一般質問からとなる。
 その、一般質問の順番が、厳正なくじ引きによって決まった。僕は、9月6日(火)の2番目。午前11時くらいからだ。お時間があったら、是非傍聴にお越ししただきたい、と思う。
 ちなみに、今回登壇する全議員の順番を下記に記す。自分の宣伝だけをするつもりはない。まだ議会を傍聴したことのない方は、誰の質問の時でもいいから、一度、生で議会を見て聞いていただきたい。

6日 ①栗形昭一 ②今泉昌一 ③小田桐慶二 ④伏見秀人 ⑤竹谷マツ子 ⑥畑山聡
7日 ①蒔苗博英 ②三上秋雄 ③小西勇一 ④今薫 ⑤尾崎寿一 ⑥三上惇
8日 ①菊池勲 ②野村太郎 ③越明男 ④加藤とし子 ⑤工藤良憲
9日 ①小山内司 ②外崎勝康 ③石岡千鶴子 ④石田久 ⑤鶴ケ谷慶市

 毎日、朝10時開会。一人の持ち時間は60分。ただし、60分使いきる人もいれば30分で終わる人もいる。だから、ずれることもあるが、目安としては、午前中に二人。昼の休憩をはさんで、午後1時から再開し、3時前後に再び小休憩。あとは、最後まで・・・一日6人登壇の場合は5時過ぎ、5人登壇の場合は4時過ぎまで、となっている。
 翌週は、常任委員会や予算決算特別委員会が行われ。事前通告制で、予め答弁の原稿を準備してきて読むことが多い一般質問よりも、予算決算特別委員会の方が、あるいは丁々発止のやりとりが見られるかもしれない。自分で納めた税金がどのように使われたのか、多くの人に興味をもってもらいたい。
 日がな一日、のんびりと議場で過ごすのも、悪くは無い。入場無料! 皆様のご来場をお待ち申し上げております。

野田なのだ


 民主党の新代表が、野田佳彦に決まった。残念ながら(?)というか、予想通りというか、スポーツ新聞の喜びそうな「お馬鹿内閣」は出来なかった。が、次にスポーツ新聞がやりそうなことは想像がつく。天才バカボンのパパの顔を模して、野田の写真に鉢巻きと髭を書き加えて、「これでいいノダ!」とふき出しを入れる。日刊スポーツあたりがやらないかなぁ?
 一国の国政与党の代表選をちゃかしていると、お叱りを受けるかもしれない。でも、野田だって、午前中の演説では、「選挙区が首都圏なのにシティーボーイに見えないのは、両親とも農家の末っ子だったからだ」とか、「子どもの頃から柔道をやっていたが、今も昔も寝技は苦手だった」とか、受け狙いのギャグを飛ばしていた。あまり受けてるようには聞こえなかったが、ギャグを交えることができるくらいの心のゆとりは、いつだって欲しいものだ。以前、野田の演説を聞いたことがある。二年前の総選挙、弘前に民主党候補の応援にやってきた時のことだ。一生懸命働いた人が報われる社会を”働きアリの社会”と称したり、お話の上手な人だなぁと感心したものだ。ギャグ満載の投票前の演説をラジオで聞いて、その時のことを思い出した。
 ところが。当選後の演説や記者会見は、さすがに緊張しているのがヒシヒシと伝わってきた。あそこでギャグを飛ばせれば、尊敬するのになぁ。尊敬するのは僕一人くらいで、大方の人の顰蹙を買ってしまうんだろうけど・・・。
 
 なんて書いてくれば、朝からラジオ・テレビにかじりついていたように思われるかもしれないが、実は、肝心の開票の場面は、見ることも聞くこともできなかった。ちょうど開票結果発表のあたりから、東地区の市政懇談会会場に入ってしまったのだ。
 二時間じっくりと、地区住民と市理事者側との質疑応答を聞かせて頂いた。住民の真剣な眼差しに圧倒された。理事者側の答弁も、議会におけるそれよりも、打ち解けた感じでいい。今日は本当は、民主党の代表選が無ければ、この市政懇談会のことを書きたかったのだ。また、今週中には、二大地区での市政懇談会がある。10月にも数地区で開催される。その都度になるのか、まとめてになるのか、いずれこの懇談会のことは、ブログで紹介したい。

 とにもかくにも、野田なのだ。昨日も指摘したように、国会運営の便宜だけを考えて「大連立」というのは考え物だ。議論の上の合意ならいざしらず、ポストや権力や党利党略目的で、憲法改正すら可能にしてしまう多数派ができてしまうのは、日本の民主主義にとっていいことなのか? 公党としての矜持はどこにあるのか?
僕にはとても危ういことのように思える。
 
 

民主党代表選が始まった


 ようやく管首相が退陣し、今、世の中は、民主党代表選挙の話でもちきりである。新聞の一面、テレビの討論番組等、今日は朝からずーっと、立候補を表明した5人の顔を見せつけられている。
 前にも書いたように、僕は民主党の党員でもなければサポーターとやらでもない。この件については、単なる野次馬である。僕が何を書こうが、誰に対しても何に対しても、何の影響も与える心配はない。だから、今日は、全く個人的な5人評を書いてみよう。当然、「敬称略」である。
 世論調査の一番人気は、前原らしい。来たるべき総選挙の際の顔としては、最適なんだろう。でも、彼は、ガセメール事件の時といい、八ツ場ダムの時といい、発言が軽い。そんなイメージを持たれてしまった。外国人からの献金問題も合わせ、かれの軽い発言が原因で、国会が立ち往生のようなことにならねばいいが。
 最大人数を誇る小沢グループは、海江田を推すとのこと。民主党青森県連の元代表も、右倣えのようだ。いいのかなぁ? 海江田は根本的に、TPP推進派のはずだ。選挙用に言葉は濁しているかもしれないが、都市型経済至上主義のような気がしてならない。
 ついこの前までは先頭を走っていた感がある野田は、前原の出馬で影が薄くなった。彼のまずい点は、いきなり「大連立」を口にしたことにある。第一党と第二党が連立を組んで、総議員数の5分の4を超えるような巨大勢力が誕生するなんて、議会制民主主義、政党政治の根幹にかかわる問題だ。看過することはできない。
 馬淵の、耐震偽装問題の時の質問は、舌鋒鋭くて恰好良かった。でも、あれは、野党の時の話だ。議員経験も、閣僚経験も浅い彼に、一国の首相が務まるだろうか? 政治の世界は、そんなに簡単なものではないような気がする。
 こうしてみると、最後に残った鹿野が、一番まともそうに見える。確かに地味で、総選挙の顔にはならないかもしれない。でも、こつこつと政策を遂行する、野党と協議を重ねる、といった点では、経験も豊かだし、最も期待が出来そうだ。山形出身で、農林水産業や地方経済の疲弊にも理解をしめしてくれそうだ。
 以上、何の根拠もない、野次馬の予想(感想?)だが、果たしてどうなるか? 明日の結果が楽しみだ。

 仮に、小沢がバックについて、馬淵総理、鹿野官房長官、なんてことになったら、スポーツ新聞は「小(お)馬鹿内閣」なんて書きたてるんだろうな。きっと。 

一病息災


 命に係るほどの病に、たて続けに襲われ、3カ月に及ぶ入院をしていた、弘前学院大学のS先生が退院した。今日は、先生からのお誘いもあって、快気祝いと称して痛飲してきた。
 実際、先生のお話を伺うと、まだまだ本調子ではないらしい。一緒に飲んでもいいものかと心配はするが、根が酒飲みなので、先生の体調もおかまいなしに、いつしか深酒をしてしまった。
 先生と僕との付き合いはは、4年前の市議会議員選挙の前、立候補の準備期間まで遡る。当時僕は、自分の当選云々よりも、なんとか投票率を上げることを第一に考えていた。特に、学生に、もっともっと政治に関心を持ってもらいたいと考えた。そこで、S先生や、先ごろ亡くなられた中橋さんに相談して、「僕らは何故投票にいかないのか!?」というワークショップを開催した。S先生の教え子たちに多数出席していただいて、学生がどうすれば選挙にいくのか、忌憚のない考えを聴くことができた。
 決して自分の選挙のためだけではない。実際、僕自身立候補するにも拘わらす、ある女子大生を学生代表立候補させようと画策した。白羽の矢を立てられた本人も乗り気だったようだが、結局供託金が集まらず断念した。
 その時以来、先生には、政策的な面で、いろいろなアドバイスを頂戴している。僕の議会報告会にもしょっちゅう来ていただいて、鋭い指摘を受けてきた。
 さて、その病状だが、先生自身が、あまり多くを語りたくないらしいので、詳細は省く。ただ、これからも、後遺症や薬の副作用などと、ずーっと闘っていかなくてはならない。毎月のように、定期的に、医者に通わなければならないみたいだ。
 でも、ものは考えようだ。月に1回でも、医者に診てもらうだけで、間違いなく健康診断ができる。僕も、昨年、糖尿病の教育入院をした際に、血糖値を測りに毎月医者に来ている人は、糖尿病にかかっていない人と同程度長生きできると教わった。1回の採血で、血糖値以外のいろいろな数値が分かるということらしい。
 無病息災ならぬ、一病息災とは、よく言ったもんだ。どっか1個所でも悪いところがあると、医者にかかる、医者の言うことを聞く。
 先生には、これからも、弘前市のため、大いに働いてもらいたい。今回の大病を機に、医者の指示に従って、健康に留意してもらいたい。
 僕も、来週は、大学病院で、血糖値の定期検査だ。明日から、そろそろ飲酒を控えよう。
 
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