寝正月という言葉があるなら、寝年越しって言い方があってもいいはずだ。今日は、まさしくそんな日であった。
前の晩の天気予報を見て安心していて、いつもより少し遅く目を覚ました。犬の様子を見に外へ出て驚いた。青空駐車をしている車の屋根をみれば、ほんの数センチしか雪は降っていなかったのに、門の前には、除雪車によって削り取られ押し寄せられた氷の塊が、ごっそりと置き去りにされていた。いやがらせとしか思えない、という声も周囲から聞こえてきた。
前にもブログに書いたように、今年から、読書人倶楽部の前も雪かきをしなければならない。それがけっこう堪えるのだ。疲れがどっと出た。そんな訳で、今日の午前中は、雪かきの後、本を読みながら寝て過ごした。
午後は、雑用があって街に出た。昨日宣言したように、「地元の商店街で購買しよう!」運動を実践した。いやぁ、やってみるものである。早速、いいことがあった。下土手町にある古本屋で、雑誌「相撲」の、横綱大鵬引退特別記念号を見つけたのだ。それも、別冊付録の”手形”付で1000円以下だという。僕が上京の度による神田の古本屋だと、数千円は下らない。店の若主人の気が変わらないうちに即座に購入した。ものすごく、得した気分になった。
ところで、今、茶の間のテレビで「紅白歌合戦」をかけながら、このブログを書いている。AKB,マルモリと見せられて、改めて歳をとったことを感じてしまう。スポーツ新聞の出演歌手と歌唱曲の一覧を見て驚いた。なんと知らない歌や歌詞カードを見ても歌えそうにない歌が7割以上もある。これでは、充分に楽しめそうにない。
格闘技界では、石井VSヒョ―ドルというビッグマッチがあるのに、地上波放送は無い。井岡のボクシングも、あっという間に終わってしまった。今夜は、一体どうやって過ごしたらいいんだろう?
やっぱり、寝年越しだ。明日に備えて、ブログを書き終わったら、早めに寝よう。皆さんも、よいお年を。今年1年間、お世話になりました。来年も、ご愛読のほど、よろしくお願いします。