弘前読書人倶楽部の会報第2号が出来上がってきた。一面は僕の挨拶だが、それはどうってことはない。読みどころは、倶楽部会計幹事のTさんの記事。倶楽部にある本を三冊紹介していただいている。簡潔にして明瞭な文章で、きっとその本を読んでみたくなるに違いない。
会報は、倶楽部内にも置いてある。興味のある方は、是非訪ねてきていただければと思う。勿論、会員になっていただければ、それに勝る歓びは無い。
会員の皆様には、もれなくお配りする。今日、その会報と一緒に、総会の案内状、それに会員継続と会費納入のお願い文書を発送した。明日か明後日にはお手元まで届くだろうと思う。
午前中から倶楽部に入って、案内状やお願い文書を作成した。案内状はともかく、会費の納入をお願いする文章は難しかった。失礼に当たらぬよう、卑屈に取られぬよう、かつ、是非とも継続して会費を頂戴したいという気持ちを伝えなければならない。何といっても、会員の皆様からの会費で運営している倶楽部だ。会員の維持・増強が、組織の生命線と言ってもいい。その意味で、今日の僕のお願い文書は責任重大なのだ。たったA4一枚の文章に、けっこう時間がかかってしまった。
実際の発送は、スタッフのNさんにお任せして、午後は、別件で郵便局まで行くのに、ぐるっと街中をまわった。暖かった。黒っぽい上着を着て歩いていたら、背中が汗ばんできた。すれ違った人の中には、半袖姿の若者もいた。
一か月前までの豪雪と寒さが嘘のようだ。先日も書いたが、季節は必ず廻って来る。そんな当たり前のことを、改めて実感した。
それにしても、今日は、随分と人が出ていた。地図を片手に商店街を歩いていたグループもいた。県外ナンバーの自動車も、何台も見かけた。
いよいよ祭り本番。沢山の人に来てもらい、弘前の街が活気づいてくれることを願ってやまない。
実は、僕は、まだ花見に行っていない。楽しみは最後にとっておこうと思う。