今泉昌一の 私事時事

弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

2012年11月

党首討論雑感


 漱石風に書き出せば、親譲りの天邪鬼で小供の時から損ばかりしている、とでもなるのだろうか。坊ちゃんは”無鉄砲”だったが、僕は”天邪鬼”だ。昔から、権力とか趨勢に阿ることを良しとしてこなかった。圧倒的強者に黙って従うことが癪という性格であった。弱い者、人気の無い方に味方をしてきた。
 例えば、大相撲の「柏鵬時代」には、第三の横綱 佐田の山を応援していた。プロ野球の話をすれば、国民的人気を誇った長嶋よりも王の方が、テレビ中継の多いセリーグよりパリーグの方が好きだった。キャンディーズの中では、最も人気の低かった(?)みきちゃんのファンであった。
 そんなわけだから、物ごころついて以来、自民党という政党を支持したことはない。政策とか理念というレベルの話ではなく、専ら僕の性格の問題なのだ。
 今日の党首討論を、運転中、ラジオで聞いた。途中、遅い昼食を摂ったり、コンビニに寄ったりして、ところどころ聴き逃した部分もある。だから正確ではないのかもしれないが、安倍総裁の持ち時間オーバーが目立ったように思う。司会者が制しても、なお喋り続ける場面もあった。制限時間というルールを守ろうという意識が希薄だ。あるいは、時間内に自分の発言をまとめきる能力が無い。そんな印象を受けた。こんなところが気になるのも、天邪鬼な性格ゆえだからかもしれない。
 新聞で読んだ限りでは、未来の党の主張が、一番しっくりきていた。「卒原発」「脱増税」「反TPP]というのが、僕としてはもっとも近いと思った。でも、今日の党首討論では、ちょっと迫力に欠けた。百戦錬磨の国会議員達を相手に、おとなしすぎた。ラジオでは、話している途中で妙な間があいたり、言葉をつっかえていたように聞こえた。
 日本維新の会の石原は、党の政策というよりも、自分の思いを早口で呟いているみたいだった。社民党はひたすら支持を訴えていた。ちょっと場所を間違えているのではないかと思った。他の党首の発言にも一長一短があった。
 別に、この場で、各党党首を採点しようというのではないし、僕の支持政党はどこだとかを書くつもりはない。ただ、人前で、決められた時間内で、中身のあることを訴えることはとても難しい。それをつくづく感じたのだ。演説にかけてはプロ中のプロであるはずの政党党首であっても、苦心している。
 僕も一応は政治の片隅で仕事をしている身だ。突然発言を求められることもある。先ずは、しっかりと時間を守って話すことから心がけよう。
 それにしても、党首が11人だ。これでは議論も噛み合わない。確か、小選挙区制度を導入した時は、「政権交代可能な二大政党制」というのが目的だったはずだ。
 今の政界は、新日本プロレスと全日本プロレスという二代メジャー団体の力が衰え始めた時、一斉にインディーズと呼ばれる小団体が勃興し乱立した、20世紀後半のプロレス界に、よく似ていると思う。

三浦先生のこと


014 今日11月29日は、三浦章男先生の命日にあたる。この日にあわせ、三浦先生の遺作ともいえる写真集「厳冬期の岩木山」が出版された。
 僕は、三浦先生ほど、岩木山を愛していた人を知らない。夏は日焼け、冬は雪焼けと、年がら年じゅう真っ黒な顔をして、岩木山のことを熱心に語っておられた。
 岩木山を考える会の事務局長として、自然観察会やシンポジウムの企画や運営を率先し、会報の編集・発送と、まさに大車輪の活躍をされていた。およそ先生の生活で、まるっきり岩木山と関わりのない日などというものは、365日じゅうで、一日も無かったのではないか。
 僕が、先生と初めてお会いしたのは、弥生スキー場開発跡地を市が買い取るにあたって、市民の反対運動がピークに達していた頃だと記憶している。文化センターの喫茶室であった。先生はその運動の先頭に立っておられた。意気投合し、僕も仲間に加えていただくことができた。その後、弥生問題の他にも、合併を考えるシンポジウム等、いくつかの会合でご一緒させていただいた。
 僕が初めて選挙に当選した際も、先生は、我がごとのように喜んで下さった。その時の先生のブログは、今も僕の宝物の一つだ。
 ブログと言えば、先生は「岩木山を考える会事務局日誌」というブログを書かれていた。僕が今、このブログを毎日(のように)書き続けていられるのも、先生のブログに対する姿勢をお手本にさせていただいているからだ。先生は、病に倒れ入院する直前まで、毎日ブログを更新されておられた。それも、僕のような半端な量ではない。ものすごい長文を、毎日書き続けておられたのだ。
 先生と一緒に取り組んできた、弥生スキー場開発予定地跡地問題も、ようやく一区切りがつきそうだ。まもなく、約一年間に渡り市民懇談会で討議をした跡地利活用案が正式に答申される。今日は、弥生ネットという団体主催の、その報告会が行なわれた。
 先生がこよなく愛してこられた岩木山の自然を、これ以上傷つけることのないよう、僕らは、これからも。しっかりと岩木山を見守り続けていかなければならない。そんな思いを、参加者一同、改めて心に誓いあった。
 
 

ランチdeデート


 久しぶりに、本当に久しぶりに、女性とランチをした。場所はホテルのレストラン。と言っても、デートなんて艶っぽい話ではない。だいたいにして二人っきりというわけでもない。
 お相手は、前教育委員長の柴田先生。僕なんかより、遥かに見識も高く人生経験も豊かな方なので、食事を摂っている間中、緊張しっぱなしであった。でも、ランチは美味しかった。
 先生が教育委員長をなさっていた頃は、議会の度に顔を合わせた。理事者側として、僕の議席のななめ前に坐って向かい合っておられたのだ。二言三言挨拶を交わしたことはあったが、こうして、ゆっくりとお話をしたのは初めてだ。
 今日は、実は、弘前市民劇場の件で、運営委員の仲間と一緒にお会いした。市民劇場の来年4月の例会で、奈良岡朋子さん主演の「カミサマの恋」の公演を行う。奈良岡さんは、知る人ぞ知る、弘前中央高校の卒業生だ。そこで、中央高校同窓会長でもある柴田先生に、ご協力をお願いしたのだ。 
 柴田先生は、数年前まで、市民劇場の会員でもあったし、かつては、演劇部の指導もなされていたとのことだ。快く僕らの願いを聞き入れて下さった。
 この「カミサマの恋」は、奈良岡さんが津軽弁で演技をするということで評判になっているお芝居だ。脚本も地元の作家で、奈良岡さんの他にも、弘前出身の若手俳優が出演する。是非とも成功させたい。大勢の人に観ていただきたい。
 実際のところ、今、市民劇場は、会員の減少傾向が続いている。会員の会費だけで成り立っている団体だけに、これ以上の減少は、会の存続にもかかわりかねない。弘前に縁の深い大女優による津軽弁のお芝居。これをきっかけにして、なんとか会員数を増やしていきたい。そんな熱い思いで、今日も柴田先生とお会いしたし、これからも活動をしていく。
 ひょっとしたら、突然、勧誘に訪ねるかもしれない。その時は、取り敢えず、話だけでも聞いていただきたい。くれぐれも、邪険にしないでね。

議会の日程


 既報の通り、今年最後の定例議会が始まった。昨日も書いたが、今日は、議員や市長・職員等の、期末手当(ボーナス)減額に関する条例案と補正予算案が審議された。共産党は反対討論をした。でも、これは、県の人事委員会からの勧告に従ったものであり、職員組合とも合意ができているとのことである。反対の論拠が希薄のように感じた。
 そもそもが官民格差の是正という考えによるものだ。民間では、この不況の中、僕の知っている中には、ボーナスを貰えないという火とも少なくない。その意味では、今回の僅か0.1ケ月の減額はいたしかたないだろう。
 その他に、地方自治法改正に伴う、市議会条例の改正も上程された。これは、議員全員の発議によるものなので、質問も討論も無く可決された。
 後は、会期日程等を決めて、午前中で終了。会期日程は次の通りだ。
 12月4日から7日まで一般質問。12月10日が常任委員会。同11日が予算決算特別委員会。そして14日に本会議を開いて閉会となる。
 今回は、駅前再開発ビルの内装費に関する補正予算案や、取得契約についても上程されていて、ここが一番大きな争点になるだろうと思われる。僕の所属する経済文教常任委員会には、太宰まなびの家の指定管理にかんする案件も付託されてくる予定だ。
 会議を閉じた後、恒例の、一般質問の順番を決める抽選が行われた。僕は、初日(124日)の4番目。午後2時辺りのスタートとなる。
 ちなみに、今回登壇する全議員の順番を記しておく。
 4日 蒔苗博英 菊池勲 石田久 今泉昌一 栗形昭一
 5日 伏見秀人 工藤良憲 佐藤哲 小田桐慶二 鳴海毅
 6日 外崎勝康 工藤光志 今薫 畑山聡 越明男
 7日 石岡千鶴子 野村太郎 加藤とし子 尾崎寿一 
          小西勇一
 別にどなたのものでもいい。お時間があれば、是非傍聴してみていただきたい。インターネット中継があるといっても、生で見るのとはやはり違う。インターネットでは、質問している議員しか映らないだろうけど、生だと、他の議員の質問を聴いている各議員の態度もわかる。質問された瞬間の、市長や理事者の、思わず見せてしまう心の動きもつかめるかもしれない。
 皆さん、お忙しいとは思うが、ちょっとでも時間の都合がつくようだったら、1時間でも30分でも、是非見に来ていただきたいと願う。

もったり、まげたり


 明日から定例議会が始まる。普段、何気なしに「12月議会」などと呼んでいるが、今年は随分と早いスタートだ。議員や職員の期末手当減額の条例改正案が提出されたためだ。12月の期末手当の基準日が12月1日なので、11月30日前までに議会を通さなければならない。
 それはそうと、一般質問の通告締め切りは、開会日前日の午後5時までである。そんなわけで、今日は午後、市役所の控室で通告書を作成し、提出してきた。
 僕の場合、一般質問の内容について、いろいろな市民グループの会合に出たり、日頃からあちこちで話を聞いていて、これはと思うものを手帳に書きためている。その中から、一つのテーマにまとめられるものはまとめ、緊急性や市民からの要望の度合いをもとに取捨選択をし、通告書に転記する。
 と言えば簡単そうだが、実は、提出ぎりぎりまで、もったりまげたりだ。もったりまげたりって、ひょっとして津軽弁? 決断できなくて、同じことを肯定したり否定したり繰り返す様のことだ。
 通告書を書く時が、まさにそうだ。書いては消して、消しては書いて・・・。実際はパソコンで作成するので、作業自体は難しくないが、頭の中を整理するのに苦労する。
 何せ、持ち時間は一時間だ。以前、6項目を通告して、答弁の途中でタイムアップとなったことがある。3~4項目くらいが、僕にはちょうどいいような気がしている。
 今日も、一度記入した項目について、担当課長に事実関係を確認して、削除したものもある。反面、最後の最後まで、質問しようかしまいか悩んだ項目もあった。
 結局、今回の通告は、①市民会館・博物館の改修について ②社会実験の結果と検証について ③岩木川市民ゴルフ場について の3項目とした。内容は、聞いてのお楽しみ。
 一般質問の順番は、明日抽選で決まる。このブログで、また報告する。
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