今日は、桜祭りで賑わう弘前を後にして、青森市まで行ってきた。県内の無所属議員の情報交換会に出席してきたのである。
集まったのは、僕も入れて5人の県内地方議員。四つの市と一つの村の議員だ。
最初から、堅苦しい話は抜きに、ざっくばらんな、活発な話し合いが行なわれた。つまり、呑みながら話し合ったということだ。
各市町村とも、基本的に、議会運営では、会派制がとられている。運営や人事上の、多くのルールが、"会派"という単位を基に定められている。
だから、会派に属さずに無所属でいることには、確かにデメリットもある。
例えば、弘前では無所属でいる以上、議長はおろか、常任委員長になることも、現実には難しい。議会運営委員になることも出来ない。
中には一人会派というものを認めている議会もあるが、いずれにしても、デメリットはあるようだ。その度合いは、市町村によって違う。
ただ、今日集まったメンバーは、デメリット以上に、無所属でいることに、意義を見出していると言ってもいい。 少なくとも、会派拘束の名のもとに、自分の正義を曲げなければならない、という心配は無い。
"孤高"なんて、立派なものじゃないことは分かっている。"一匹狼"って言うほど強くもない。酸いも辛いもわきまえているベテラン議員からみれば、僕らの突っ張りなど、我儘な子猫ちゃんみたいなものだろう。そんなに可愛くないって? だったら、お釈迦様の掌の上で暴れている生意気な猿にしか見えてないのかもしれない。
それでもいい。誰に対しても、どんなことにでも、是々非々と言う気概を持ち続けることができるのだから。