今泉昌一の 私事時事

弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

2013年04月

群れず同せず諂わず


 今日は、桜祭りで賑わう弘前を後にして、青森市まで行ってきた。県内の無所属議員の情報交換会に出席してきたのである。
   集まったのは、僕も入れて5人の県内地方議員。四つの市と一つの村の議員だ。
 最初から、堅苦しい話は抜きに、ざっくばらんな、活発な話し合いが行なわれた。つまり、呑みながら話し合ったということだ。
   各市町村とも、基本的に、議会運営では、会派制がとられている。運営や人事上の、多くのルールが、"会派"という単位を基に定められている。
   だから、会派に属さずに無所属でいることには、確かにデメリットもある。
   例えば、弘前では無所属でいる以上、議長はおろか、常任委員長になることも、現実には難しい。議会運営委員になることも出来ない。
   中には一人会派というものを認めている議会もあるが、いずれにしても、デメリットはあるようだ。その度合いは、市町村によって違う。
 ただ、今日集まったメンバーは、デメリット以上に、無所属でいることに、意義を見出していると言ってもいい。 少なくとも、会派拘束の名のもとに、自分の正義を曲げなければならない、という心配は無い。
   "孤高"なんて、立派なものじゃないことは分かっている。"一匹狼"って言うほど強くもない。酸いも辛いもわきまえているベテラン議員からみれば、僕らの突っ張りなど、我儘な子猫ちゃんみたいなものだろう。そんなに可愛くないって? だったら、お釈迦様の掌の上で暴れている生意気な猿にしか見えてないのかもしれない。
 それでもいい。誰に対しても、どんなことにでも、是々非々と言う気概を持ち続けることができるのだから。
 
 

休日だったのだ


 今日は、手帳の予定欄に、何一つ書きこまれていなかった。ルーティンワークも、会議も、面談も、訪問予定も、全く無かった。こんな日は、年に1回あるかないかだ。
 よし、ドライブに行こう! この前から気になっていた、日吉神社に行ってみよう!
 日吉と書いて”ひえ”と詠む。南北浅時代から室町時代にかけての遺構を整備したものなのだそうだ。奥津軽の、知る人ぞ知る、隠れたヒーリングスポットだと教えられた。
 弘前から最短コースだと、金木を抜け、しじみ貝で有名な十三湖湖畔をかすめ、奇妙な形をした道の駅を過ぎたあたりを右に折れる。今日、僕らは、十三湖の対岸から迂回し北上してきた。どちらから進んでも、まわりの風景とは全然融け合わない赤い鳥居が立っていなければ、その道の奥に神社があるなんて、誰も気がつかないだろう。
 005その鳥居から、さらに車で走ること数分。天に向かって高々と伸びた杉林(だと思う)の中に、、その神社は、ひっそりと立っていた。
 確かに空気は違う。駐車場で車を降りて、一歩境内に足を踏み入れたとたん、下界とは別の霊気が漂う。いや冷気か。木々に遮られて、日の光が地表まで届いていない。
 それに静かだ。刈り払いされた枝を踏む自分の足音以外は、何も聞こえてこない。酢数メートル先を野鳥が飛び立つ姿は見えたが、音は耳まで届かなかったような気がする。
 桟道や建物は、建立当時のものだというわけではない。あきらかに復元・修復されたものだろうとわかる。ただ、苔むした大小の石が、川面に向かって階段状に積まれていることなどから、往時、この川が生活用水として使われてい009たんだろうなぁと、勝手に推察した。
 実は、この神社のことは、小学校からの同級生の女性に聞いた。だから、行ってみようと思った。これが、他の人から、例えばむくつけき男友達から聞いたのであれば、わざわざ足を伸ばそうとは思わなかったろう。
 そのくせ、一緒に行ってくれたのは、読書人倶楽部のKさん、勿論(何についた”勿論”かは知らないが)、男性だ。全コース運転していただいた。2人で、しじみラーメンをすすり、湖面を眺めながら、りんごシャーベットをなめた。ことわっておくが、僕にそっちの気はない。
 話を、神社に戻す。僕は、普段はあまり心霊などというものを信じることはないのだが、今日は、少なくとも、心が洗われる思いをして帰ってきた。きっと何かいいことがあるに違いない。

 ・・・無い! いいことなど一つも無い。それどころか、とんでもないミスをした。途中で寄った、十三湖畔のしじみ貝屋に、手帳の入ったカバンを忘れてきてしまった。それを弘前に着いて一杯呑んでから気がついた。日頃不信心だから、いや、賽銭も上げずに帰ってきたから、バチガあたったのかもしれない。
  

天皇賞の思い出


 都会では、主権回復の式典が、行われる。今朝来た新聞の片隅に書いていた。だけども、問題は、今日の競馬、天皇賞・・・。
 ということで、天皇賞のことを書く。
 競馬とも40年に近いつきあいだ。これまでも、いろいろな名馬に出会ってきた。ミスターシービー、ハギノカムイオー、タマモクロス、マックスビューティー・・・と、馬券を無視してでも応援してきた馬は、十指に余る。中でも、一番好きだったのが、貴公子と呼ばれたテンポイントだった。
 テンポイントを語るには、ライバル トウショウボーイとのドラマを省くわけにはいかない。関西で三戦無敗。そのいずれもが圧勝。東上してからも、苦戦はしたが二連勝。計、五戦五勝で挑んだ皐月賞で、テンポイントの前に立ちはだかったのがトウショウボーイだった。五馬身差の完敗。初めての挫折を味わった。
 続くダービーでは、レース中に骨折するというアクシデントもあって五着。またしても、トウショウボーイ(二着)の後塵を拝した。
 ひと夏越した菊花賞では、初めて、トウショウボーイに先着した。しかし、テンポイントの前には、グリーングラスがいた。とうとう、この年のクラシックは、一冠も取ることができなかった。
 年末の有馬記念でも、三たびトウショウボーイに敗れて二着。しかしながら、当時四歳馬(今だと三歳馬)が、有馬記念で、一着二着を独占するなどということは、それまでに例をみない快挙でもあった。
 そんなテンポイントが、初めて八大レース(当時はG1なんて呼称は無かった)を勝ったのが、翌年(1977年)春の天皇賞であった。これで名実ともに一流馬の仲間入りをした。僕は、一人感涙にむせんだ。
 しかし、その天皇賞に、ウショウボーイは出ていなかった。テンポイントがトーショウボー イに雪辱を果たすまでには、更に8か月の時が必要であった。同じ年の暮れの有馬記念。競馬史上に残るマッチレースをテンポイントが制して、そのドラマは完結する・・・。
 なーんて、テンポイントのことを書き始めればきりがないが、そんな意味でも、春の天皇賞は、僕にとって特別なレースでもあるのだ。「テンポイント記念」と言ってもいい。3200mのG1レースを勝つ馬が、本当に強い馬だと、今でも考えている。
 今年、栄冠を手にしたのは、二番人気のフェノーメノ。この馬も、三歳時には、ダービー、秋の天皇賞共二着と、惜しくもG1には手が届かなかった。四歳の春にして、ようやくビッグタイトルをつかんだところは、どことなくテンポイントに似ていなくもない。よーし、これからも、応援しよう。
 実は、当初は、昼頃に、ブログで予想を公表しようと考えていた。だけど、読書人倶楽部に、今日は正午過ぎからK君が顔を出した。久しぶりにガーナからの留学生のシャクール君も来た。常連のKさんやお世話になっているS先生もお見えになった。楽しくおしゃべりをしているうちに、あっという間に時間は過ぎた。
 閉館間際に、恐る恐るネットでレース結果を見た。 よかったー! 公表しなくって。 

政治家の誠


 一昨年の12月、「TPP交渉参加反対青森県総決起大会」が行なわれた。青森産業会館に2000人を超す参加者が集まった。
 僕も、仕事柄出席した。僕の目の前には、自民党、民主党、共産党など、党派を超えた、県選出の国会議員が並んでいた。
 民主党と共産党の女性議員の背中の大きさには圧倒された。お陰ですぐ後ろに座っていた僕は、テレビに映ることは無かった。
 そんなことは、どうでもいい。その時に挨拶に立った、国会議員達は、異口同音に、TPP交渉参加反対を唱えていた。特に自民党の某議員などは、民主党の中が交渉参加賛成反対で意思統一は出来ていないが、我が党は、8割9割の議員が反対だ、と豪語していた。
 その自民党は、昨年の総選挙の際、「例外なき関税撤廃は反対だ」などと、玉虫色の公約を掲げ、政権を奪回して半年もしないうちに、聖域とは何かを明確にすることもなく、聖域は確保されたと、交渉参加に踏み切った。
 自民党全体がとは言わない。少なくとも、2年前のあの大会で、自分は反対だ、自民党は反対だ、と言いきった議員は皆、大嘘つきだと思う。
 党の方針がどうのこうの、なんて言い訳に、聞く耳を持つ必要はない。政治家個人としての信念を持っているか、誠意をもっているかの問題だ。政治家は、公の場で言った自分の発言に対し、最後まで責任をとる覚悟を持っていなければならない。
 あっ、公の場(ブログ)で言ってしまった。「公の場で言った自分の発言に対し、最後まで責任をとる覚悟を持っていなければならない」と言ったことに対し、最後まで責任を持たなくてはいけなくなってしまった。
 今日、この夏の参議院選挙立候補予定者の、総決起集会に出席してきた。その人は、終始一貫して、農業者の立場として、TPPには反対している。総決起集会も、政治家にありがちな、「エイエイオー!」的なものだけではなく、前段でしっかりと、弘前大学能楽生命科学部教授によるTPP問題に関する講演会も開催していた。至極まっとうな、熱意の伝わる大会であった。
 選挙前には、耳触りのいいようなことを言ったり、争点をぼやかすような曖昧なことを言っといて、選挙後は手のひらを返すようなことを平気でする、そんな政治家に国を任せるわけにはいかない。TPP・消費税・憲法etc.。この夏の参議院議員選挙は、その意味でも、とても大切な選挙なのだと思う。
 その割に、もう投票日まで3ヶ月を切ったというのに、盛り上がりに欠けるような気がしてならない。このままだと、又、投票率が低くなってしまいそうだ。それが、一番の気がかりだ。
 

渋滞のお陰で


 弘前桜祭りが始まっている。残念ながら、まだ、開化には至っていないが、お堀端の蕾は、日に日に色が濃くなっている。今年は、5月の連休と桜の見ごろがちょうど重なりそうだ。
 日本人は、謙譲を美徳とする。自分で自分のことを褒めるのは見苦しいこととされているし、他人から褒められれば。謙遜するのが一種のマナーだ。僕も、普段は、そうしているつもりだ。
 ところが、こと桜に関しては、僕は一切謙遜しない。「弘前の桜って、素晴らしいそうですねぇ」と聞かれれば、「はい、そうです」と答える。「弘前の桜は日本一です」と、どこへ言っても誰にでも、そう断言してきている。勿論、他所の桜を全部見たわけではない。でも、勝手に結論づけている。
 送られてくるコメントをよんだり、あるいはちょっとした電話やメールでのやりとりから推察するに、青森県外でも、このブログを読んで下さっている方が、何人かはいらっしゃるようだ。是非、一度(と言わず二度でも三度でも)、弘前の桜を視に来ていただきたいと、切望する。
 そう、祭り機関なのである。県外ナンバーの車とも、けっこうすれ違う。観光バスもよく見かける。
 今日あたりは、道路も渋滞し始めたように思う。月刊「弘前」編集室での打ち合わせを終えた帰り道。松森町から土手町方向にかけて、車がなかなかすすまなかった。いつもは、その時間に、あんなに混むことは無い。041
  お陰で、一足早く咲き始めた、上土手町商店街の桜を、車内から撮影することが出来た。
 これからが、祭り本番だ。大勢のお客様に来ていただいて、泊って食べて買い物をしていただいて、弘前の経済が活気づくことを、心から願うものである。
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