最近、お気に入りの場所がある。弘前市の紙漉町郵便局の向かいにある、集会所「indriya」という所だ。
人通りも車通りも少ない道路から、ちょっと駐車スペースをとっている分奥まって建っているので、あまり目立たないが、白いお洒落な建物だ。
中に入ると、さらにお洒落だ。広く、天井も高く、清潔感に溢れている。
椅子とテーブルが何組か置かれていて、コーヒーやジュースを注文することができる。お昼にはランチも出している。ビールもある。だから、”カフェ”と名付けてもよさそうなものだが、敢えて”集会所”と命名した。その心意気を、僕は気に行っているのだ。
おそらく、意図するところは、僕らの弘前読書人俱楽部と似ている点があるのかもしれない。僕らだって、読書人俱楽部とは名付けて入るが、読書団体でもなければ、貸し本屋でもない。蔵書の貸出はしているものの、一番の目的は、本に囲まれた空間で、大勢の人が集まって、大いに話し合い、交流を深めていこうということなのだ。ただ、、人が集まる核となるものが、僕らの場合は”本”であって、「indriya」さんの場合は”オーガニック”という違いはある。
いや、そんなことを書けば、「indriya」さんは迷惑がりそうだ。だって、全然、施設が違う。僕らは、壁面一杯のごく普通の本棚に、ただ本が並べられているだけだし、会議用の長テーブルを並べているだけの室内だが、「indriya」さんは、調度品一つとっても違う。壁面に飾られているものも、他ではなかなか手に入らないような食品や。可愛らしい雑貨など、とにかくお洒落なのだ。

それにしても、今日のブログでは、”洒落”という言葉を何回も使ってしまった。僕のボキャブラリーの貧しさがばれてしまう。普段、お洒落とは全く縁の無い生活をしているので、他に何と表現すればいいのかわからないのだ。