今泉昌一の 私事時事

弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

2013年12月

2013年 僕の十大ニュース (下)


 雪も少なく、そんなに寒くも無く、いい冬である。出来ることならば、このまま春を迎えて欲しい。
 さて、昨日の続きを書く。今年の僕個人の十大ニュースだ。

第5位 無所属議員合同報告会を開催
 会派を組んでいながら、どこもやっていない合同報告会を、無所属議員3人が、年に2回、行なった。そのことに、僕自身では意義を感じている。その他に、僕個人の議会報告会も、公約通り、年4回、開催した。集まってくれる人は、個人報告会の方がかなり多い。無所属合同報告会の仕掛け人としては気がかりでもあるが、個人としては有り難くもある。

第4位 弘前読書人俱楽部例会「ブックトーク」がスタート。
 これまでも弘前読書人倶楽部では、講演会や寄席・レコード鑑賞会等を単発で行なってきた。今夏から、読書人俱楽部らしいものを、月に1回、例会として実施しようと、会員による「ブックトーク」を始めた。会員諸氏の読書体験やお薦めの本を紹介してもらおうという企画だ。10月には僕も恥ずかしながらスピーチをした。既に5回を数え、お陰さまで、順調に推移している。

第3位 弘前ペンクラブと弘前市民劇場
 今年の自分自身の私的活動を振り返れば、代表を務める「弘前読書人俱楽部」を除けば、ペンクラブと市民劇場に、随分と傾注していたように感じる。自ら小説や詩を書くわけでもなく、自ら芝居を演じるわけでもない僕だけど、そういった文化活動に一緒に取り組みたいという願望は、人一倍持っているつもりだ。そういった活動を通じて出会う人々もまた素晴らしい。

第2位 「太宰治まなびの家」の指定管理
 その弘前ペンクラブが、4月から、市の施設である「太宰治まなびの家」の指定管理者となった。この件については、僕は、初っ端から係わりあってきた。数年前、あの施設を有効活用してほしいという、ペンクラブからの請願の紹介議員となり、議会での採択のために動いた経緯がある。こういった管理業務はペンクラブとしても初めての経験となる。壁にぶち当たりながらも、8ケ月を経過した。お陰さまで来観者数は、確実に増えている。

第1位 議会広報改革の実現
 今年の8月下旬発行の号から、議会広報誌がリニューアルされた。6年半前、初めて議員に当選してすぐ、議会広報を変えようと、動き始めたことがある。その時は、議員全員の合意を形成出来ず頓挫した。でも、今回は、議会制度等特別委員会での議論を経て、正式に特別委員会を組織して取り組んだ。勿論、僕一人の功績などとホラを吹くつもりはない。ただ、僕も編集委員として提案した、「一般質問の内容」や「議員毎の議案に対する賛否の状況」・「行政視察の概要」等が掲載されるようになったことは、取り敢えず大きな前進だと考えている。

 ということで、昨日・今日と、今年1年を振り返ってみた。大事件・大事故等には縁がなかったが、それなりに忙しい一年だったように思う。
 それでは、皆様、よいお年を。来年もよろしくお願いします。 

2013年 僕の十大ニュース (上)


 テレビを点けると、今年の十大ニュース、なんて番組が眼に飛び込んでくる。国内のニュースでは、東京五輪招致決定とか、参議院選でのねじれ解消などが、押し並べて上位にきているようだ。弘前市に限ると、記録的な豪雪や台風18号、聖愛高校野球部の甲子園での活躍などが、強く印象に残っている。
 そこで、恒例となったが、僕自身の十大ニュースを選んでみよう。自分自身が、この一年間、何をしてきたのかを振り返るためにも、この作業は、年越しの行事として欠かせない。

⑩ 映画を4本も観た!
 それも、映画館ではなく、文化センターなど公の施設で行なわれた、自主上映会のものばかりだ。「生まれる」、「X年後」、「東京原発」、「約束」・・・。女房が亡くなって以来、久しく映画を観ることは無かった。僕にとって、4本も観たというのは、けっこうなニュースなのである。

⑨ 初めての長崎(県)
 書店経営時代は、業界の若手の集まりや、商店街の仲間で、けっこう、あちらこちら視察(?)旅行に出掛けていた。青年会議所でも、ほうぼうを歩いた。でも、まだ、足を踏み入れたことのない県がいくつかある。今年は、そんな県の一つ、長崎県(佐世保市)に初めて行った。

⑧ 足底腱膜炎
 夏前から、踵が痛み出し、とうとう耐えきれず医者に行った。速効の治療法も無く、時間が経てば自然に治ると言われたが、その通り、確かに、段々とよくなってきている。今では、足をひきずらずに歩くことができる。でも、まだ、足の底に、痛みの記憶が残っている。

⑦ 本の旅
 今年も、図書館や書店を訪ねて旅をした。3月には長野県小布施町の「まち中図書館」事業を視察した。大宅荘一文庫、ツタヤ代官山店、伊丹市立図書館「ことば蔵」などにも行った。残念だったのが、今話題の、佐賀県武雄市の市立図書館へ行けなかったこと。来年への宿題となった。

⑥ 常任委員会異動
 市議会議員に最初の当選以来、ずーっと、経済文教常任委員会へ所属していた。元経営者の立場で、中小零細企業振興策や商店街活性化対策、あるいは、読書推進や文化振興といった教育政策を専門にやってきた。7年目を迎えた今年、初めて、建設常任委員会へ異動となった。

 第5位から1位までは、明日書く。ただ、この順位には、あまり意味が無い。今年の手帳をめくりながら、自分の印象に残っているできごとを、ぱらぱらと書き並べてみただけだ。ことの重要性ではなく、100%感覚的なものだということを、ご理解賜りたい。

今年読んだ本ベスト10 その3


 本町界隈のカラスが凄い。夕方、岩木川市民ゴルフ場に関する会議からの帰り道、頭上でギャーギャー泣いている烏の大群に思わず息をのんだ。それを気にして、上ばかり見て歩くと、今度は凍結した舗道に足をとられる。横断する時は左右を確認してからだが、歩道を歩く時も、上下を確認しながら歩かなければならない、

 さて、いよいよ、今年読んだ本ベスト3の発表である。

第3位「となり町戦争」
   今年の読書の収穫は、三崎亜記との出会いであった。この本をきっかけに、「逆回りのお散歩」「鼓笛隊の襲来」「廃墟建築士」などを立て続けに読んだ。どれも、虚と実が、巧みに絡み合っている。在りそうで無さそうな、無さそうで在りそうな、そんな独特の世界を描き出している。
 

第2位「名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の半世紀」

 去る12月14日に、弘前文化センターで、「約束」という映画が上映された。名張毒ぶどう酒事件で、犯人とされ死刑判決を受けた奥西被告の、50年に及ぶ無実を訴える闘いを描いた作品である。この本は、映画の制作の過程や、取材の現場を克明に記録したドキュメンタリーである。映画は本以上に強烈だった。重かった。観終わったあと、しばらくは口を開けなかった。

第1位「春の嵐」
 10月に、読書人倶楽部の例会「ブックトーク」で、自分の読書体験を、約20人の会員を前にお話しした。そのために、中学時代に、狂ったように読んでいたヘッセを何冊か再読した。ブックトークでお話ししたのは「車輪の下」だったが、読み返して最もショックを受けたのは「春の嵐」であった。読書とは不思議なものだ。同じ本を読んでいても、若い時と、齢を重ねてからとでは、受ける印象は大きく異なる。この本に関して言えば、主人公の感傷を、この歳になって読んで、ようやく自分のものとすることができたような気がする。

今年読んだ本ベスト10 その2


 今日は、大掃除。何が苦手といって、掃除ほど苦手なものはない。もう何年も開いていない資料や本も、またいつか使うことになるかもしれない、と思うと、簡単にゴミ箱に捨てるわけにいかない。こうして古い物の上に、新しい物が積み重なり、その上に、更に新しい物が積み重なって、地層のような書類や本の山ができている。やっぱり一日では無理だった。

 さて、昨日の続きの「今年読んだ本ベスト10」の2回目である。

第6位 「おはなしして子ちゃん」
   著者の藤野可織は、今年の芥川賞作家である。自他共に認めるホラー好きで、ホラー映画を観ながら受賞の知らせを待っていたという。この短編集にも、恐怖のテイストが溢れている。表題作「おはなしして子ちゃん」は、今年前半に読んだホラー界の傑作と言われる「猿の手」よりもずーっと怖かった。

第5位「本の声を聴け」

 以前にブログで紹介した。ブックディレクターの話である。去年も「本屋は死なない」という書店業界の本がベスト10に入った。僕はまだ、書店に未練があるのだろうか?
 後日、「2013 僕の10大ニュース」も発表するが、書店や図書館に関することもランクインするはずだ。

第4位「歌謡曲は死なない」
 この本も、以前にブログで紹介した。このブログを長く読んで下さっている方なら、僕が大の歌謡曲好きなことに、もうお気づきだろう。いつも何か鼻歌を歌っている。昨日は野口五郎の「君が美し過ぎて」、今日は西条秀樹の「ブルースカイブルー」だ。五郎、秀樹とくれば、明日は郷ひろみの「よろしく哀愁」でも歌おうか。 

今年読んだ本ベスト10 その1


 青森県全域に暴風雪警報が出ていると、夕方のラヂオで報じていた。最大で風速30m強とかいう。そんな天候を恐れながらも、今日もしっかりと飲んだ。帰り道、意外と風も雪も少なかったので、安心した。
 さて、年末である。恒例の(といってもまだ3年目だが)、「今年読んだ本ベスト10」を発表しよう。

 第10位 「星籠の海」 上・下 講談社
   上下合わせて850ページという大作である。島田荘司は、デビュー作の「占星術殺人事件」以来、追い続けている。以前ほどの大仕掛けのトリックは影を潜めたが、その分、ストーリーに厚みが増したような気がする。

 第9位 「正義をふりかざす君へ」 徳間書店

  
著者 : 真保裕一
徳間書店
発売日 : 2013-06-11
 ある地方都市の市長選挙がキーーワードとなっている小説なので、一気に読んだ。つくづく、”真実”は一つだが、”正義”は人の数ほどあると感じた。自分勝手な正義を振りかざすほど、愚かしいことはないと。

 第8位 「司馬遼太郎の幕末維新」 Ⅰ~Ⅲ
  司馬遼太郎は好きな作家の一人だ。又、幕末維新も、日本史の中で、戦国時代と並んで、僕の好きな領域だ。好きな作家と好きな時代、この二つが融合したのだから、面白くないはずはない。

 第7位 「いつも彼らはどこかで」 
   以前にもこのブログで紹介した。動物をモチーフとした珠玉の短編集である。

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