今泉昌一の 私事時事

弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

2014年05月

携帯不携帯


 昨日のことである。どうしても緊急に連絡をとりたいことがあって、高松空港から母の携帯に電話をかけた。出ない。
 義父の携帯にもかけた。出ない。
 空港到着から飛行機の離陸時間まで、約1時間半。何度もかけた。でも、どちらも出ない。
 心配もしたが、いらいらもした。携帯電話なんだから、いつも携帯すればいいのにと、正直、心の中で愚痴もこぼした。 
 それを今日、僕がやってしまった。
 知人との情報交換を終えて、比較的早めに家に帰った。あまり暑かったので、Yシャツのポケットに携帯をいれたまま寝室で脱ぎすてた。そのまま隣の部屋へ行き、パソコンで調べ物をしていた。
 はたと気がついて、携帯をとりに行くまで、約30分。その間に、不在着信の表示があった。それも3件も。
 あわてて電話をかけなおしたけど、あとの祭りであった。緊急の用件だったけど、もう済んでしまったという。僕は、力になってあげることができなかった。
 電話をくれた人へは、本当に申し訳ない事をした。これでは、昨日の母や義父を叱れない。
 結局、心のスキなのだ。自宅にいると、特に、携帯を持たずに過ごす時間が多い。犬の散歩にだって、普段は携帯を持っては歩かない。家にいるという安心で、油断が生じているのだろうと思う。
 だけど、自分が安息の地にいるからといって、当然のことながら、誰もがそうだとは限らない。仮に僕が一息ついているときにでも(今日はくつろいでいたわけではかったが)、大変な場面に遭遇し、僕と連絡をとりたいと思っている人もいるのだ。
 古い話で恐縮だが、14年前、会社を倒産させたあとのことだ。、経営者失格の烙印をおされ、地位も名誉も失ったあとで、「あなたの力が必要なんです」と言われた時の、こみあげてきた感動が、僕のその後の生きていく糧となっていたはずだ。
 今日の失態は、いつのまにかその大切なものを忘れかけていたことを気づかせてくれた。
 などと、大袈裟な話になってしまったが、その電話が女性からのものだったので、出られなかったことを、これほど悔いているだけだ。これが男の飲み友達からの電話だったら、「悪い、悪い」で済ませていたかもしれないなぁ。うーん、我ながら、なんていい加減な人間なんだろう。
 さあ、これから犬の散歩だ。しっかりと携帯電話を持って行こう。

 
 
 

わたしの城下町


   昨日に引き続いて、小柳ルミ子シリーズである。
 今朝、朝食前、高松城を散策した。ホテルからの往復も含めて小一時間。僕にしては、少し長めのお散歩であった。
  高松城には、天守閣が無い。掘割りと石垣、それと櫓が(僕が観た範囲では2棟)残っている。
  かつて天守閣だった場所にも、堂々とした石垣が、満面の水をたたえた堀から、高々とそびえ立っているだけだ。
その石垣を堀越しに正面から望む場所に、ベンチが置いてあった。そこに座って、石垣の上にあったであろう天守閣の偉容を想像してみる。勿論僕は、写真ですら、その姿は見たことがない。全くの想像である。
  でも、ほんの数分、いや数十秒で、目の前に城の姿が現れてきたようにも感じた。下手に復元するよりも、石垣だけが残ることで、見る人の歴史に対する郷愁をかりたててくれている。
  弘前城は、藩政時代からのものが現存する、全国でもたった12の天守閣の一つである。そういう本物を持つことを、僕らはもっともっと誇りに思うべきだろう。
   ひと頃、本丸御殿を復元しようという話もあった。折角の”本物"の周りを"偽物で飾りたててしまうような気がして、僕はそれを良しとはし難かった。
  高松での視察の内容も、来週、順を追って書こう。今日は、無事、視察が終わったことを報告して、パソコンを閉じる。

瀬戸の花嫁


今日の視察地は、岡山市。「みちづくり計画」について、説明を聞いた。交流、安全、環境等、7つの柱を掲げ、10年計画で、快適な道づくりに取り組んでいるとのことだ。弘前市にとっても、参考になる点がたくさんあった。
ただ、岡山市は、政令指定都市である。補助国道や県道と市道を、一体管理する権限を持つ。だから、岡山の事例を、そっくりそのまま、弘前に当てはめることも、難しい。
詳細は、松江の視察と同様、来週改めて書く。
岡山の視察を終えたあと、瀬戸内海を渡って、高松市に到着した。昨日は山越え、今日は渡海と、バラエティに富んだ旅程である。
岡山の駅を、電車が出発する時、ホームに、「瀬戸の花嫁」のメロディーが流れた。もう40年も前の古い歌なんだけど、ものすごく新鮮な感覚にとらわれた。これから海を渡るのだ、という期待が、自然と湧き上がってくるようだった。
弘前の駅では、列車の発着時に、津軽三味線の調が流れる。それはそれでいい。
でも、ちょっと趣向を変えて、「りんご追分」でも流してみてはどうだろう。駅に着いた観光客の心に、日本一のりんごの生産地へ来た、という印象を、強く残しはしないだろうか。
それにしても、あの頃の小柳ルミ子は、可愛いかったなぁ。僕が、プラレスラー以外で、最初に部屋にポスターを貼った、アイドル第一号だった。

緑の季節

今日から、いよいよ、視察本番だ。松江市役所を訪れ、「空き家管理条例」と、実際の空き家対策についてレクチャーを受けた。松江市では、空き家を管理するということもそうだが、一歩進んで、空き家をまちづくりに利活用しようという点に、施策の主眼がおかれているようだ。
空き家の問題は、今、全国の都市で、共通のものとなっている。弘前市も、勿論、例外ではない。松江市の条例と対策には、学ぶべき点がたくさんあったように感じた。
視察の詳細は、弘前に帰ってから、改めてブログに書く。日曜日にはダービーの予想を書く予定なので、月曜日から、順繰り書いていこう。それと、7月に開催予定の議会報告会でも、皆さんにお伝えしたい。
午後は、電車で、明日の視察地 岡山市までやってきた。中国山地を横断したことになる。途中から車窓は、行けども行けども、緑一色に。初夏を思わせる暖かい日差しと、幾重にも織りかさなった山々の緑。山口いずみの「緑の季節」を、久しぶりに、つい口ずさんでしまった。
でも、期待の大型アイドル候補だった割に、あんましヒットしなかったから、知ってる人は少ないだろうなぁ。

山陰の城下町にて


 今、松江市にいる。今日から4日間の日程で、行政視察にきているのだ。今日は、青森から松江までの移動で一日費やした。明日から、松江→岡山→高松、と3県都を訪問し、空き家対策、道路行政、都市計画等の先進事例を視察すことになっている。
 僕は、若い時から、書店組合や文具組合、青年会議所、あるいは商店街振興組合などで、全国各地を視察したほうだと思っている。ところが、近畿以西、それも遠くなればなるほど、まだ未踏の地がたくさんある。
 その中の一つが松江だった。今日初めて足を踏み入れた。
 実は、長年のあこがれのまちだった。僕が学生の頃だったと思う。ある新聞社が「住んでみたい都市」というアンケート調査をしたところ、松江は、弘前と並んで、全国でもかなり上位に入っていた。そんな記憶がある。
 空港からホテルへ向かうバスの車窓からの風景、チェックイン後にホテルの周辺を歩いた時の空気の匂い・・・。県庁所在地であろうがなかろうが、湖畔の町だろうが山間の町だろうが、おかまいない。城下町には共通の、何故か懐かしさを感じさせる風情が漂っている。
 城下町弘前育ちの僕は、やはり、そういった空気に魅かれるようだ。これまでも、行政視察では、彦根、犬山、津山、萩、鳥取など、古い城下町に行く機会が多かった。城巡りツアーを狙って旅程を組んでいるわけではない、視察目的は、まちづくりであったり、産業クラスターであったり、図書館であったりしたのだが、何故か選んだ先が城下町だったという場合が多い。自然と惹き付け合う何かがあるんだろう。
 初めての町を知るには、歩いてまわることが一番だとは、若い頃に聞いた業界の大先輩の言葉である。今日も、それに倣って、チェックイン後、夕食までの間、ホテルから、宍道湖大橋のたもとの青龍楼大灯籠まで歩いてきた。明日の朝は、少し早く起きて、松江城まで足を伸ばしてみようと思う。
 視察は視察。でもせっかく訪れたのであれば、朝夕の時間を利用して、町の魅力を、出来るだけ 吸収してきたい考えるのは、間違いであろうか

 

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