今泉昌一の 私事時事

弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

2014年07月

宵宮


 今日は、八幡様の宵宮。もの凄い人出であった。賽銭箱の前には長蛇の列、いや、長蛇というよりも、白髪三千丈といった方がふさわしいくらいの行列が連なっていた。下世話な僕は、今日一日で、神社はいかほど稼ぐのだろうと、罰当たりなことを考えてしまう。
 参道には、昔ながらの金魚すくいやヨヨー釣り、焼きそば、おでんなどの屋台が 立ち並ぶ。おいしそうな匂いと、子どもたちの歓声が、鼻と耳をつく。
 でも、立ち止まって買い食いをするわけにはいかない。今日僕は、地元の消防団の一員とした、纏振りを奉納する行事に参加したのだ。
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 勿論、僕は、纏を振れない。あんな重い物は、持って運ぶだけで大変だ。
 僕の役目は、纏の後を、ジャガラを鳴らしながら行進すること。そして纏を振っている時は、後方に整列していることだ。それだって、大切な役割だと思う。
 八幡様に行って思い出すのは、小学校の頃、この近くに住んでいた友達がいて、よく遊びに来た。その時は、周囲は一面の田んぼだった。神社の向こうには、家など見当たらなかった。文字通り、町はずれだった。そんな記憶だ。
 今は、右も左もその奥も、びっしりと住宅が立ち並んでいる。僕にとって、駅裏(城東地区)と並んで、この一帯ほど、時代の移り変わりを感じさせられる場所はない。

人体の不思議 今日の議会報告会から


 今日は、第29回目となる「議会報告会」を行った。日中のうだるような暑さにもかかわらず、またねぷた祭りの2日前という忙しい時期にもかかわらず、60人もの人が集まって下さった。日中の暑さはともかく、ねぷた祭りの直前ということに関しては、そういう日に報告会を設定した僕が悪い・・・。
 報告会の内容は、いつもと同じパターンである。6月議会で行った一般質問の詳細を中心に、議会話題になったことをお話しした。特に、岩木川市民ゴルフ場の件には力が入った。また、今、あちこちで物議をかもしだしている議員の視察や政務活動費などについて、実態と自分の考え方を述べた。
 いや、それにしても不思議である。何度も書いてきたように、咳が止まらない。昨日のブログの最終行に「眠れない夜が長そうだ」と書いたが、実際に夕べは激しく咳き込んで、あまり眠れなかったのだ。今日の日中も、報告会の始まる直前まで、咳と痰には悩まされた。
 それが、報告会の際、マイクを前に喋り始めると、ピタッと咳は止まった。一度だけ咳払いをした程度だ。終わったあとの打ち上げの席では、また再発した。
 そういえば、昨日の市民劇場でのお話し会でも、準備や打ち合わせの時は咳が出て、周りの人に心配をかけたが、午後2時と6時、それぞれ90分弱くらい喋っている間は、全く咳はでなかった。
 そういえば、と記憶はどんどん手繰り寄せられていく。6月議会での一般質問の時もそうだった。5月に文学学校で講話をしたときも、その前後は咳き込んでいたはずなのだが、授業中だけは何事も起らなかった。
 なんてことを考えているうちに、どうやら、何かを喋り続けている時は、咳が出てこないということに気がついた。大人しく黙っている時はゲホゲホとなる。どうにも不思議な現象だ。
 幼少の頃から、手を出すより口の方が数倍早かった。口から先に生まれてきた子供だと言われた。小学校の担任の先生からは、しょっちゅう「喋り過ぎだ」と叱られてきた。
 そんな僕の持って生まれた人格が、この歳になって、何かを喋り続けていなければ咳が止まらないなどという奇病となって、現われてきたのだろうか?
 何にせよ、この後の時間、誰も聞いていない闇の中で、延々と一人喋り続けるのは、さすがにつらい。今日もまた、咳に苛まれる夜が来るのだろうか?

見てきたような


 弘前市民劇場で、「佐藤千夜子 東京行進曲とその時代」と題して、午後2時と6時の2回、講演(?)を行なってきた。いや、講演なんて大袈裟なものではない、その時代のヒット曲を聞きながら、1時間半ほどお喋りをさせていただいた。
 以前にも書いたように、市民劇場8月例会のお芝居が「あゝ東京行進曲」といって、その曲を歌った佐藤千夜子の生涯を描いたものだ。
 日本におけるレコード歌手第1号とも言える佐藤千夜子は、文字通りジェットコースターのような波乱万丈の人生を送った。ジェットコースターと言うのすら適切ではないかもしれない。一端登りつめたら、あとはひたすらすべり落ちるだけという、ウォータースライダーのようだと言ってもオーヴァーではない。
 でも、確かに、レコード産業の黎明期に、彼女は、歌謡界の女王として君臨した。「東京行進曲」は、約25万枚売り上げたという。当時の蓄音機の普及数から換算して、20世紀末であれば、250万枚に匹敵したという計算になる。レコード歌手第一号、映画とのタイアップ第一号、CMソング第一号と、まさしく彼女は「いちばん星」の人生を送ったのであった。しかし、それはわずか3年ほどの短き夢でもあった。
 そんな彼女の栄光と転落の生涯を調べて、頭の中でまとめあげ、皆の前でお喋りすることは、とても楽しい作業であった。きっと、僕のこれからの人生にも大きな意義があるに違いない。何の役に立つのかは、今は全く想像できないが・・・。
 それにしても、今日の話は、まるで「講釈師、見てきたような」の類いだ。だって、佐藤千夜子の栄光の時代は、昭和3年から5年までだ。僕は昭和30年生まれ。当然のことながら、かすりもしない。でも、歌手佐藤千夜子、作詞家西條八十、作曲家中山晋平の、それぞれ評伝や小説を読み、日本歌謡史の類いの文献に何冊もあたり、正確を期してお喋りをしたつもりだ。
 さて、明日は、本業でもある議会報告会である。こちらはさすがに”講釈師”のような話だけというわけにはいかない。自分の目や耳で、直接見たこと聞いたことを、しっかりとお話ししたい。
 時間は1時間15分くらい。言いたいことは一杯ある。うまく時間内に 伝えきれるだろうか?
 今夜もまた、眠れない夜が長い。

君は特別


 議会制度等調査特別委員会が開催された。今日の議題は、僕が先回提案した「予算・決算委員会の常任委員会化」ということ1点だった。
 現在弘前市議会の予算決算審査は、定例会ごとに特別委員会を設置して行っている。その件で、一つだけ長い間奇異に感じてきたことがあった。
 それは、委員会の組織会のことである。一般質問最終日のあと、特別委員会が設置される。そうすれば、議席番号の一番大きい(当選回数が多くかつ最年長の)議員が、仮委員長として登壇する。そこから委員長の互選となる。仮委員長は、互選の方法として、仮委員長による指名推薦でいいかを諮った上でそこで委員長候補者名を発表する。次に委員長に選ばれた人が壇上に座って、副委員長を指名推薦する。
 この間、誰からも異議はでない。当然である。弘前市議会では、内内の取り決めで、総務常任委員長と副委員長が、それぞれ予算決算特別委員会の委員長・副委員長になっているからだ。だから、さっき長々と書いた、仮委員長云々の件からは、単なる形式にすぎない。
 その形式にすぎないことが、定例議会の度に繰り返されるのだ。時間にすれば5~6分程度の儀式だとしても、簡略化できることは簡略化したほうがいいのではないかと思う。そのために、一回一回特別委員会を設置するのではなく、常任委員会にすればどうかと提案した。
 だいたいにして、予算・決算の審査は、議会にとって、議決審査事項の中でも、最も重要な案件だ。毎定例会で、必ず、予決算に関する議案は提出される。時には臨時議会が招集されることもある。何も”特別”な話でもない。
 僕のイメージとすれば、”特別”委員会というのは、例えば今日の議会制度等調査特別委員会のような、議案審査とは別の目的をもった事項を協議するもののようにとらえている。その意味で、予決算審査は、普通に議会が行う議案審査であり、”特別”の冠をつける必要があるのだろうか?
 この話は、通年議会制度にも発展する。今のように、年4回、会期を定めて議会を招集するのではなく、一年中、議会を開いておく。そこに予決算委員会を常置しておけば、緊急の補正予算にもすぐに対応することができる。前の市長の時、専決処分にかみついたことがあったが、通年議会にすれば、専決処分も減るはずだ。

 さて、今日のタイトルは、”特別”という文字を何回も書いているうちに、ふと頭に浮かんだ、郷ひろみのヒット曲からいただいた。ブログの内容とは全く関係ない。
 久々に、僕の好きな歌ベスト3を郷ひろみ編としてやってみようかとも思ったが、今は頭が回らない。「花とみつばち」「小さな体験」などは上位に入りそうだが、残念ながら「君は特別」は入らないだろうと思う。

薬は怖い


 「薬は怖い」といっても、ASUKAの話ではない。また、最近はやりの怪しげなハーブの話でもない。違法でも脱法でもなく、普通に調剤薬局から買ってくる薬の話である。
 2年前の冬、僕は、大腸にできた良からぬ物を取るために手術を受けた。それ自体はたいしたことないのだが、退院する際、便秘は厳禁だよ、と言われた。その時もらった薬を、その後ずーっと、友人の開業医に処方してもらっている。
 元来僕は、超のつく便秘症だったのだ。それが、薬を飲み始めたら、人生の景色が180度変わったような気さえした。毎日トイレにしゃがむということが、こんなにも快適なことなのかと・・・。
 ところが、ここのところ、その薬の効果が薄れてきた。
 咳止めの薬もそうだ。眠気をもよおす成分が入っているはずなのだ。実際、「夏眠不覺曉」などとタイトルをつけて、最近よく眠れるようになったと書いたこともあった。つい一週間ほど前だ。その舌の根も乾かぬうちに、また睡眠障害に悩まされている。昨夜も10時に横になったのだが、うつらうつらしているうちに、時計の針は午前1時を回っていた。睡眠導入剤を飲んでも効き目がない。今日も、溜まっている仕事がたくさんあって、読書人倶楽部で片づけようと思っていたのだが、どうも頭が冴えないまま終わった。もっとも、日曜日の倶楽部で仕事がはかどらないのは、それだけの理由でもないのだが・・・。
 どうやら、薬という物は、飲み続けているうちに、効き目が薄れてくるものらしい。徐々に徐々に、薬の量を増やさなければならなくなってしまう。だから、怖い。 男女の仲もそうかもしれない。最初は友達ていいわ、と言いながら、ついついそれ以上のものをもとめなければ、心と身体がおかしくなる。 結局、百薬の長と呼ばれる、あの液体に頼らざるを得ない。 何て言い訳を考えながら、今夜も呑んで歌ってきた。
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