懲りずに競馬の予想を書こうと思った。
常識人であれば、恥ずかしくて、二度と競馬の予想などブログで公開できないくらい、ここのところ当っていない。怖くて、過去のブログを見返す勇気もわいてこないが、2年間くらいは、外れ放しのような気がする。
言い訳をさせてもらえば、ブログに予想を書いたレースのみの話である。それ以外のレースは、年に1回は当っている。・・・それでも年に1回だ。
だから、今日だって、半ば真剣に、半ば自嘲も込めて、出馬表とにらめっこをしていた。そうして熟慮(躊躇)しているうちに、読書人俱楽部常連のKoさんがいらっしゃった。おいしそうなハムカツを手土産として持って来られた。飲もうと言われれば、断る術を僕は知らない。そこで、僕の崇高な予想作業は中断された。
2時からはペンクラブ会員のSさんとの約束があった。読書人俱楽部会計幹事のTさんも一緒だった。文学のこと、創作に関することなど、時の過ぎるのも忘れて、とりとめもなく話し合った。若い(僕より?)女性と会話をするのは楽しいものだ。
あとは、ひたすら飲み続けた。なんて、読書人倶楽部で、時を過ごしているうちに、ジャパンカップの発走時間は過ぎた。さて、何が勝ったやら?
ホントは、今だって、ネットで結果を調べようと思えば可能だ。しかし、今はよそう。怖い、悲しい、空しい。自分にとって、競馬とは何ぞや? わけもわからず考えこむのは、身体にも精神にも、決していいことはない。
今さら、僕の予想を披歴するような野暮な真似はよそう。恥の上塗りになるだけだ。
と、言いつつ、恥を忍んで少し書こう。貧すれば鈍するの喩え通り、安全策を狙って、枠連の2-5、一本にした。
こんな時代になって、枠連なんて、せこいかもしれないが背に腹は代えられない。とにかく当てたい。そんな気持ちで一杯だった。
結果は、・・・・・・。
いいじゃあないか。当らなくたって。競馬は、結果ではない。予想をするまでのプロセスが楽しいのだ。と、恩師寺山修司も言っていた。
何て、言っているうちに、明日から12月だ。後は、有馬記念が残されているだけだ。