真剣にダービーの予想をしようと思っていた。新聞を数紙買って、隅から隅まで読みつくして、血統も調べて
本気になって当てようとした。だって、このブログでは、丸二年以上、外してばかりのような気がするからだ。
でも、今年は調子がいい。ブログに書かなかった皐月賞なんかは、的中させている。もし、ブログに書いていれば・・・、なんて「タラ・レバ」が、ここのところ続いていた。
そこで、馬券師としての僕の名誉のためにも、ここはズバリと当てるところを、ブログの読者の皆さんにもお見せしたい・・・と、一昨日までは思っていた。
ところが、昨日の「今泉本店同窓会」である。妙に、感傷的になってしまった。昨日の今日と言うことに、何か因縁があるのではないか。と、無理やりこじつけたくなった。
店を閉めて、もう15年にもなるのである。そこで、15年前のダービーの勝ち馬を見る。アグネスフライトだ。母馬も祖母も、GI馬だ。全弟には皐月賞馬もいる。黄金の血統といわれた。
今年の出走馬の中で、この馬に匹敵するのは、一番人気ではあるが、⑭ドュラメンテしかいない。こちらは、母馬、祖母、曾祖母まで、4代にわたってG1レースを制覇するという、超良血一族だ。本人(?)の皐月賞の勝ち方も強かった。配当は少ないが、この馬を外すわけにはおかない。
単なる”こじつけ”だけではなく、もともと僕は、良血統馬が好きなのだ。僕自身は高血糖人なのではあるが・・・。
今日の予想には、もう一つの要素がある。実は今日は、弘前読書人俱楽部のブックトークの日なのだ。秋田県在住のMさんに、絵本についてのお話しをいたくことになっている。
そこで、絵本に関連した名前の馬がいないか、出馬表を見てみたが、浅学の僕には見つけることができなかった。じゃぁ、次の手でいこう。よし、こんなのはどうだ? 馬名・父馬名・母馬名のなかに、「ブ・ッ・ク・ト・-・ク」の6文字が含まれている馬を探してみよう。
そしたら1頭だけいた。⑰キタサンブラックだ。馬名の中にブックは既にある。母馬の名が、シュガーハート。そして父馬の名がブラックタイド。これでブックトークが全部揃った。これも何かの縁であろう。
ということで、⑭の単勝と⑰の単勝、そして⑭⑰の馬連にしよう。それに⑬⑭と⑦⑭の馬連も少し・・・、真剣にあてにいくはずが、今回もまた、こじつけ馬券とゴロ合わせ馬券になってしまった。
さて、今日は、この予想を載せるために、ブックトークが始まる前に、ブログを更新している。講師のMさんには大変申し訳ない。読書人俱楽部の話題を待っている読者の皆さんの期待をも裏切ることになる。
それで、今日のブックトークのことは、明日の、弘前読書人俱楽部のブログに掲載することにする。どうぞお楽しみに。