今泉昌一の 私事時事

弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

2015年10月

個人授業


 今日は朝から、IT美少女(?)Sさんによる、スマホ・PCに関する個人レッスン。 午前中は、二人っきりで、あれやこれやと教わった。読書人倶楽部のパソコンのこと、自分のパソコンのこと、そしてスマホの使い方などのことである。お蔭で、読書人倶楽部のパソコンが、もう寿命にきていることがわかった。
 僕は、何度もこのブログでも紹介してきたように、全くのアナログ人間なのである。 いっちょ前に、スマホを使ったり、ブログなんてものをやっておきながら、その実、実はチンプンカンプンなのだ。
 だから、これまでも、壁に(というほどのものではないにせよ)ぶち当たるたびに 、Sさんの助けを請うてきた。今回だって、何のことだと問われれば、ここでお答えするのが恥ずかしいくらい、とっても初歩的なことを教えてもらった。
 周りには、パソコンに詳しい人は他にも何人かいる。でも、彼女の教え方が、一番わかりやすいと感じるのは、僕の贔屓目(下心?)のせいであろうか。
 僕は、正午過ぎから、2時間余り、市の主催する景観に関するイベントを傍聴するため、席を留守にした。このイベントについては、またいつか機会があったら、 くわしく感想を書いてみたい。一言でいえば、”景観”という言葉を、子供たちに理解させるのは、意外に難しいということだ。冒頭で、司会者は、「景観とは、風景や景色のことです」と言っていたが、じゃぁ、風景とは何か? 景色とは何か? と問われれば 、正確に答えられる人は、ほとんどいないだろう。
 そんな感想を抱いて、読書人倶楽部に帰ってきたら、 常駐スタッフのNさんも、役員のKoさんも、Sさんから御指導をいただいている。僕も、負けじと、午前中に訊き忘れたことを質問した。お蔭で、今日一日で、だいぶ進歩したように、自分では思う。
 そんな訳で、今日は朝から夕方まで、PCやスマホのディスプレーを見つめっぱなしであった。慣れぬ頭の思考回路を酷使した。
 そのせいか、午後6時頃には、一杯飲る前に既に、意識は朦朧としていた。眠い、頭が重い・・・。つくづく僕は、デジタル向きの脳を持っていない。 そんなことを痛感した。
 と言いつつ、その後、2軒ほど、酒席を掛け持ちして、さっき家に帰った。 今でも眠い。今日はこのまま、布団に横たわれば、すぐに眠りにつけそうだ。
 こんなんであれば、毎日パソコンの勉強でもすれば、僕の睡眠障害は治るんだろうか? 
 いやいや、今日だって、これからすぐ眠られるかはわからない。布団に入れば、いつものように、眼が冴えることだって有りうる。まぁ、今日はこれくらいにして、そして、この1週間コメントをいただいた方へのお返事も明日にまわして、取り敢えず寝床につこう。おやすみなさい。 
 
 「個人授業」と言えばフィンガー5. でも、もう一つ、ルノ・ヴェルレー主演の映画も観た記憶がある。今は全く映画には関心のない僕だが、45年前までは、けっこう、ませた映画ファンだったのだ。 「8月の濡れた砂」を観たのも、まだ中学生の時代であった。
 うっ、思い出したら、また眠気が醒めてきた。

奇想の美


 弘前市民劇場のS会長は、造形作家である。この度、第65回流形賞の新作家賞を受賞した。今、それを記念した個展を、一番町角の田中屋さんの画廊で開催中だ。
 今日、観に行ってきた。下の写真がその受賞作だ。
 
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 美しい。奇抜だ。斬新だ。本の1ページ1ページを、計算されつくしたかのようなフォルムでくり抜いている。どこからこのような発想が産み出だされるのだろう?
 新しい発想と言えば、昨夜行われた、先生の受賞記念祝賀会の会場もそうだった。百石町展示館の1階ホールだったのだ。
 
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 ここは、そもそもが展示施設なのである。普段は、書やら絵やら写真やら、様々な市民サークルや個人が、作品を発表する場所として使われている。
 僕は、議会報告会を、ここで行っているが、それですら、充分に異色の使い方だと思っていた。でもまさか、ここでパーティーを開こうとは考えてもみなかった。第一、2階では、通常の展示が行われているのに、仕切りもない1階で飲み食いするなんて、僕の頭の中には無かった。
 しかしまぁ、レトロな雰囲気のおしゃれな場所である。議会報告会なんて無粋なことに使うより、少人数のパーティーに使う方が、ずーっと似合っている。
 ただ、会場の設営から、料理・飲み物のケータリング、後片付けまで、主催者の手間はかかる。それさえ厭わなければ、使わない手はない。
 ようし、僕の議会報告会でも・・・。
 いやいや、僕は、そういう、議会報告会に飲食が伴うことを、ある意味否定して、これまで続けてきたのだ。勿論、終わればスタッフと打ち上げにもいくし、年に1回程度は、報告会のあと有志で懇親会を行うこともある。でも、それは、あくまで、報告会とは別物だ。必ず会場を替えて行ってきた。昨日のパーティーが素晴らしかったからといって、今さらその信念を曲げるわけにはいかない。
 話を戻そう。S先生の個展は、11月3日まで開かれている。是非、一度、足を運んでもらいたい。会場に入った瞬間、誰もが、あっと息を飲むに違いない。
 いや、一度と言わず、二度でも三度でも行ってみてほしい。昨日より今日、今日より明日、そして最終日と、日一日と変化していく。もう既に、昼過ぎに僕が行った時からも変わっているかもしれない。そして、その最終形は、作者でもわからない。そんなコンセプトの個展なのだ。あとは、観てからのお楽しみ。僕も時間があればまた行ってみたいと思う。
 
 
 

 

何のために


 全国シティープロモーションサミットが、弘前市で開催された。ご案内をいただき出席した。
 午後1時開会。最初に弘前市のプロモーション動画を見せられた。たいして面白いとは思わなかった。感動するようなものでもない。動画(という表現も僕にはしっくりこない)が世の中に溢れかえっている時代に、これを見て”弘前”に好感を寄せる人は、どれくらいいるのだろう? むしろ、作成にどれほどの税金を投入したのか、そちらの方が心配だ。まぁ、面白いか面白くないかは、受け取る側の感性の問題だ。
 次は、リンゴ娘のステージ。確かに可愛い。
 通路を隔てて隣にいた議員が、スマホで写真を撮っていた。公人として 如何なものかと首を傾げつつ、思わず(負けじと)僕もシャッターを切ってしまった。
 だけど、決して暇をたいて出席したわけでもない。昼の1時からアイドルのショーを見るというのも、時間が勿体ないような勿体なくないような・・・。このサミットに出席するために、明日に回した仕事もあるのだ。まぁ、過ぎてしまった時間を無駄と思うか思わないかは、個人の感性の問題だ。 
 そして、基調講演。講師は鈴井貴之さんというタレント兼放送作家兼映画監督だった。北海道を中心に活躍しているらしい。企画・制作・出演した「水曜どうでしょう」という番組が、全国的に大ヒットしたとのことだが、正直言って僕は知らなかった。
 地方を拠点に、文化を創造し発信しようという点では、リンゴ娘と軌を一にしているようにも思う。なるほど、今日のテーマはそれかと、勝手に想像した。まぁ、主催者の意図とは全く無関係に、何をどう感じ取るのかも、参加した人間個々の感性の問題だ。
 で、ここまでで時刻は2時半をまわっていた。僕は3時から次の約束があったので、休憩時間を利用して中座した。あまり面白いとは思えない動画を見て、アイドルの生ステージを見て、名前も知らないタレントの話を聞いただけだった。肝心の、先進的にシティープロモーションに取り組んでいる自治体の首長によるパネルディスカッションを聴かないままに、僕の中の「全国シティープロモーションサミット」は終わってしまった。
 会場に到着してから退出するまでの約2時間。この時間は何のためだったのだろうと、自問自答を繰り返した。まぁ、人間、何のために生きるかということは、終局的な一人一人の感性の問題だ。
 でも、今日の講演の中で、心に残ったことがある。それは、「個体ではなくジャンルを創造しろ」という言葉だ。
 例えば、B級グルメと言えば、後発の自治体は、その中で、ふさわしそうなメニューを考える。そうではなく、”B級グルメ”というジャンルそのものを考え出せというのだ。
 B級グルメにせよ、ユルキャラにせよ、冒頭のプロモーション動画にせよ、〇〇甲子園にせよ、どこかの自治体が成功したと言えば、我も我もと全国各地の市町村がそのジャンルに群がる、模倣をする。そういう風潮に対する痛烈な戒めと感じた。
 お世辞でもなんでもなく、今の弘前市長と、役所の若手スタッフだったら、新しいジャンルを産み出す力があるはずだと思う。期待もするし応援もしたい。
 かくいう僕は、相変わらず、プロレス・競馬・落語・・・。そんなジャンルから抜け出せないでいる。
 
  

共存共栄

最終日、倉敷市での視察を無事に終えた。テーマは、中心市街地活性化基本計画。倉敷市は今年度より第2期計画の実施にとりかかっている。
第1期計画は上手くいったとのことだ。特に、計画区域内の通行量は、目標値を大幅に上回ったそうた。
これは、駅裏(弘前で言えば城東口)にできた、2つの大型店の集客が、大きく寄与しているようだ。実際に視てみたが、バカでかい施設だ。
ただ、驚くべきは、にもかかわらず、駅の正面口にある、従来からの商店街も、通行者が増えているということ。駅を支点にしたシーソーとはならず、両方が成り立ったというのだから、立派だ。
これには、行政の強いリーダーシップも感じられる。大型店2店と地元商店街に包括協定を締結させ、集客の対象や商品構成で、出来るだけバッティングしないような措置をとったり、共同販促などを指導しているようだ。うーん。3日続けて隣の芝が・・・。
その商店街も歩いてみた。確かに、シャッターを閉めたままのお店は少ない。アーケードの天井からは、市民が撮った写真が、タペストリーとなって掲示されている。
駅から歩くと、その商店街の一端は、ごく自然に、倉敷の観光名所である美観地区に溶け込んでいく。そんな立地も幸いしているのであろう。
倉敷の計画では、その他に、区域内の居住人口や、有料観光施設への入場者数も、目標値として掲げている。街中居住は、弘前でも、大きなテーマの一つだ。
今日聞いた話、いただいた資料を熟考熟読し、いろんな形で、提案していきたい。
ただ、気になることが一つ。駅前の商店街で書店を探したが見当たらない。目についた画材屋に飛び込んで尋ねたところ、近所に本屋は無いとのこと。
結局、駅ビル内のM書店で目あての「東洋経済」を買い求めた。M書店は、高松を本拠に全国展開をしている大書店だ。駅構内の案内によると、駅裏の大型店には、広島市に本店を置くチェーン書店が入っているらしい。
なんか、つまらない。 僕は、いつだって、旅先では、出来るだけその街の書店から、本を買いたいと思っているのだが。

下関の不思議

下関の駅前には、不思議な光景が開けている。
真正面には巨大なお城か聖堂のようなビル。まるでテーマパークかラブホと見紛うばかりの建物だ。
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その後方には、これまた巨大な同祖神のような塔が聳え立つ。
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これは、なんていう街なんだ。いきなりラブホと同祖神が出迎えるなんて!?
いやいや失礼。下関の人、ごめんなさい。
今日、視察先の市の職員に尋ねたら、お城のような建物は結婚式場で、今一番人気があるそうだ。塔は、最上部に登れば、瀬戸内海から関門海峡までを一望できる、観光施設とのこと。
それにしても、塔はともかく、お城の方は、都市景観上、如何なものか。いや。全国どこへ行っても画一的な、金太郎飴のよう駅前よりはいい、という意見もあるかもしれない。
いや、いや、いや。下関の人、ホントにごめんなさい。そんな駅前の景観を評するために、お邪魔したのではない。新しい博物館の建設計画の視察に訪れたのだ。
建設中の現場で、これまでの経緯や、新博物館と従来の博物館の運営方針を聞いた。学校教育とどう結びつけていくのかの考え方も質問した。
PFIや、指定管理についても尋ねた。と、いうのも、下関市では以前、PFI方式で博物館を新築しようとして、市民や議会の反対にあい、頓挫した経験があるからだ。この件については、弘前に帰ってから、腰をすえて書こうと思う。
でも、下関市はすごい。源平の時代の壇ノ浦もあるし、幕末は、尊皇の志士たちの交流拠点ともなった。高杉晋作が狼煙を上げた功山寺も、下関にある。
それに、アントニオ猪木とマサ斎藤が闘ったことで有名な巌流島もある。(一部ではここは、宮本武蔵と佐々木小次郎が闘った場所となっているらしい。)
博物館的歴史素材には、こと欠くことのない街なのである。あっ、また、隣の芝生が青く見えてきた。
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