弘前読書人俱楽部の例会から帰ってきた。いつもは”ブックトーク”と言って、講師から本の話を聞くのだが、今日は、渋谷伯龍さんが講師となり、古い新聞をネタに、当時の思い出を話し合った。
この件については、明日、詳しく書こうと思う。近日中には、読書人俱楽部のブログにもアップする予定だ。
それで、今日は、メキシコの話。
百石町展示館で、「メキシコ オアハカの民芸と イサイア・ヒメネスの動物木彫り」という催事が行われている。読書人俱楽部の会員でもあるAさんが、それに一枚加わっている。
Aさんからは、昨年、メキシコ土産だということで、プロレスラーの覆面をいただいた。その恩義もあって、午前中、会場に足を運んだ。
展示会の様子は、下の写真の通り。僕がいつも議会報告会を行う厳かな(?)会場が、見違えるほど賑やか彩られていた。
展示されているのは、展示会名のとおり、メキシコのオアハカという都市周辺の民芸品が中心だ。壁面には、現地の様子や料理の写真が刑事されている。

いや、可愛らしさとか、美意識とか、価値観とかが、根本的に違うのだろう。それが文化というものだ、違っていて当たり前なのだ。その違いを認め合い、理解し合うことが、何より大切なことなのだ。そういう観点で、こういった展示会は意義深いものがある。
僕は、勿論、メキシコに行ったことはない。知識もほとんどない。
かろうじて知っているのは、ルチャリブレと呼ばれている独特のプロレスのことだ。”かろうじて”というのは謙遜かもしれない。ミル・マスカラス、エル・ソリタリオ、レイ・メンドーサ、エル・サントetc、プロレスラーの名前なら20人くらいはすぐに出てくる。
もう一つ知っているのは、橋幸夫の「恋のメキシカン・ロック」という歌だ。小学生の頃のヒット曲だったろうか。今聞いても歌っても面白い。
しかし、この歌が「メキシカン・ロック」と名付けられていることに、きっと、メキシコ人もロックファンも腹を立てるだろう。それほど、メキシコにも、ロックにも、程遠い曲であることは間違いない。