議員対象の、「はるか夢球場リニューアル完成見学会&説明会」に 行ってきた。今日の午前中に引き渡しが終えたばかりの、ピカピカの新(?)球場だ。
僕にまで来るくらいだから、おそらく全議員に案内が行っていると思う。それなのに、参加したのは、10人足らずだった。きょうは月末で、商売をやっている方々は忙しかったのだろう。あるいは、明日が一般質問の通告締め切りなので、その準備に追われていた方もいるかもしれない。いずれにせよ、折角のチャンスを、勿体ないような気もする。
さて、今日の見学会、市の担当職員に案内されて、1階のエントランスロビーから順に見て廻った。ロッカールーム、監督室、ブルペン、女子トイレ(内緒だよ)等、普段見ることが出来ない所も見せていただいた。
グラウンドは広い。人工芝が綺麗だ。日頃、スポーツとは縁遠い僕でも、この球場でなら、一度はプレーをしてみたいと思ったくらいだ。でも思うだけ。もう身体が動かないのはわかりきっている。
圧巻はやはり、新設された、地上26メートルまで聳える、三角形の正面スタンドである。最上階からの眺望は素晴らしい。弘前市を取り囲む山並みを一望することが出来る。
グラウンドは遠いが、その分、一球ごとの野手の動きが一目でわかる。守備位置の変化も、走塁の妙技も・・・。監督になった気分で、観戦できそうだ。
難点は、最上段までは、急な階段状の座席になっていて、かなりの体力を要するということだ。ビールの売り子さん達もさぞや大変だろう。ビールをしこたま飲んだあとに、トイレまで降りていくのも注意が必要そうだ。足がもつれて転がり落ちでもしたら、大惨事だ。
外野席に移る。芝生が敷き詰められている。かなり広い。バーベキューでも野外コンサートでもできそうな雰囲気だ。今日のような好天の日は、日がな一日、ビールを飲みながら、芝生でのんびり寝そべっているのもいい。(なんで、どこへ行っても、すぐにビールを思い浮かべるのだろう?)
この球場については、とかく、「わずか年間1試合のプロ野球1軍戦のために20数億円もかけて」という批判をよく聞く。確かにそれもそうだ。政治の在り方としては問題がないとは言えない。
だけど、もう完成したのだ。今さら批判しても、取り壊すなんてできない。
むしろ、これからどんどん活用することを皆で考えた方がいい。少年野球も高校野球も大学野球も社会人野球も、イースタンリーグでも、アマチュアの夏期合宿でも、ソフトボールでもフットベースボール(?)でも、あるいは野球にこだわらずコンサートでも野外イベントでも、いろいろと知恵を出し合えば、実に活用しがいのある施設であることを実感してきた。
見学会の始まる前、入り口で万歩計を見たら、それまでに1900歩を記録していた。終わったあとに又見たら、5300歩。短時間で3500歩近くも歩いたことになる。加えて、あの正面スタンドの急勾配。なんか、きょうは、いつになく運動をしたような気がする。明日朝起きられるだろうか。(13861)