弘前市議会、平成30年第4回定例会が開会した。 早いもので、この議会が終ると、もう今年も年の瀬だ。次の3月議会で、今の任期の議会も最後となる。
初日の今日は、いつもの通り、本会議s終了後に、12月11日から始まる一般質問の登壇順を決める抽選が行なわれた。僕の出番は19番目、最終日12月14日の午後1時からとなった。

前回も、そうだった。ここのところ、最終日が多いような気がする。それだけ準備期間が長くなるというメリット(さぼる口実?)も多くなるのだが、一方で、誰かが先に、同じ項目を質問してしまうのではないかという心配もある。
これまでも、市民の関心の高い問題は、複数の議員の質問が重複することは多々あった。議員の側は、僅かなりとは言え視点が違うのだが、答弁する側は、同じ原稿を、ただ読み返すという場面にも、何度も遭遇した。つまらない。だから、最終日は避けたかった。
今回のラストバッター、Ku・M議員は違う。最初から、21番を引きたいと言っていた。冗談半分かもしれないが、僕にも21番を引いたら、交換しようと持ちかけていた。
それが、正真正銘21番を引き当てた。すごいくじ運だ。僕は、思わず、「先輩、僕の代わりに年末ジャンボ宝くじを買って下さい」と申し入れてしまった。
抽選を終えて、控室に戻ると、市の職員が待ち構えている。通告した質問項目について、具体的にどんな答弁を望んでいるか、聞き取りをするためだ。
僕は、当選したての頃は、このシステムに馴染めなかった。八百長の談合のようにも感じたからだ。最近になって、ようやく慣れてきた。
でも、まだまだ、多の議員に比べれば、素っ気ないものだ。同室のKu・S議員などは、じっくりと時間をかけて、綿密に行なっている。僕が帰る頃でも、まだ順番待ちの職員が廊下に立っている。
今日は、いつもに増して長かった。それもそのはずである。今回は、7項目を通告していたらしい。60分の持ち時間で7項目。1項目あたり8分30秒。これは至難の業だ。Ku・S議員は、かつて60分1本勝負を挑んだこともある。毎回4項目の僕と比べて、このバリエーションの幅は、さすがにベテラン議員だ。
自ら狙ってトリを努めるKu・M議員、60分7項目にチャレンジするKu・S議員、両先輩方がどんな論戦を展開するのか、今議会も見どころが一杯である。是非、お時間があれば、傍聴に来ていただきたい。
これまでは、毎回、一般質問の登壇順を、一人一人、キーボードで打ち込んでいた。議員生活12年も終えそうな今頃になって、ようやく、写真を掲載するという方法に気がついた。手抜きではない、成長したと思っていただければ幸いである。(5177)