今泉昌一の 私事時事

弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

2020年01月

ただいま授業中


 2時間連続のレクチュアを受けてきた。会派2人と無所属議員の5人でだ。まるで,集中講義を受ける学生になったような気分だ。
 一時限目は建築学の授業(?)。建設部から、公営住宅等長寿命化計画の説明を受けた。
 この件については、1月16日のブログにも書いた。要は、少子高齢化が進む中で、今後10年間、老朽化した公営住宅を、どのように維持していくかという計画だ。
 1月16日には書けなかったが、計画では、現在、25ある団地を、現状のままで維持するグループ、必要最小限度の修繕を加えて維持するグループ、国庫補助を受けながら構造的な修繕をするグループ、そして廃止を検討するグループと分けている。
 問題は、廃止が検討されている団地だ。確かに、外から見ただけでも、老朽化は激しい。でも、現にそこに住んでいる人がいる以上は、進め方に慎重さが求められる。
 今日も、その点について質問がでた。決して、いついつまでに退去しろというような方法はとらない。住民一人一人と合意が出来た上で進める。その際も、代わりの住宅をきちんと斡旋する。といった回答を得て、ひとまずは安心した。
 農林二時限目は農学の授業(?) 農林部から、令和2年度農作業省力化・効率化対策事業についての説明だった。
 この事業は新規ではない。市長が代ってから、これまで2年間実施している。農業者の機械購入や圃場整備に、補助金を出そうというものだ。制度の一部を改正し、来年度も継続する。そのための予算案が、2月21日開会の定例議会に提出される予定だ。
 本来であれば、予算が議会で可決されてから、告知を開始し希望者を募らなければならない。でも、そうすれば、春からの農作業には間に合わない。だから、予算通過前であるが、告知募集を始めたい、というのが今日の趣旨だったと捉えている。
 他に例が無いわけではない。市民参加型まちづり1%システムも、年度初めから事業がスタートできるように、昨年12月からもう募集を始めている。一次は既に締め切っているはずだ。
 勿論、予算承認→事業化という建て前からは外れている。でも、施策によっては、こういうケースも出てくることは否めない。むしろ必要な場合もあるだろう。今回のように、事前に議員一人一人に説明をし、皆が了承すれば、問題はないものと思う。。
 それにつけても、僕の耳には、独立して理髪店を開業した若者の言葉が残っている。「農家の機械には補助があるのに、何故床屋の椅子には補助が無いのだろう・・・」(6165)

 追伸
 今日のタイトルは、昔読んだ漫画から。役所の説明を聞いていて、何故か急に思い出した。

 

痴呆の始まり


 弘前の医学界の重鎮にお会いして、話を伺ってきた。人生の大先輩でもある。
 先生と、僕はその方のことを呼んでいる。先生からは、昨年の12月、市民会館の指定管理を議会が否決した際に、お電話をいただいた。僕が野党になってしまうのではないかと、心配してのことだった。
 以前のブログでもそのことにちょっと触れているが、あまり長電話になったので、「いずれ改めて、ゆっくりとお話を伺いに行きます」と言って電話をきった。それっきり年を越してしまった。今日はもう1月の30日。ようやくそれが実現した。
 でも、今日は、市民会館の話にはならなかった。話題はもっぱら、弘前の将来についてであった。先生(と僕はその方のことをそう呼んでいる)は、二つのことを、とても心配されていた。
 一つは、弘前大学のことである。少子高齢化社会が進む今、国立大学の再編案が動き始めているのだそうだ。既に、いくつかの地域で、具体的な大学名まで挙げられて、計画が進行している。そのような中で、弘前大学は、現状を維持できるのかというのだ。
 一方では、教育に積極的な自治体の中には、大学を誘致しようというところもある。果たして、弘前に国立大学を残すことができるのか。と、そのことを強調されていた。
 もう一つは、医療機関のことだ。折角、弘前大学医学部に、卒業後、県内の医療機関に勤めることを条件に、地域入学枠を設けているのに、優秀な人材に限って、地元には残らないという。同じ靑森県内でも、八戸には研修医が集まるのに、弘前の医療機関は苦戦を強いられているとのことだ。
 このままでは、”学都””医都”という呼称を、他都市に取られてしまうのではないかと、深く憂慮されていた。僕は、深く頷いた。教育と医療は、弘前市は弘前市であるための、重要なファクターだ。誤解を恐れずに書けば、基幹産業と言っても間違いではない、と考えている。
 つい、時間を忘れて話を聞いていた。あまり熱中していたせいか、先生の部屋をお暇する際に、鞄を置き忘れてきてしまった。靴を履き、玄関を出て、駐車場まで歩いて、車のドアを開けたところで気がついた。
 頭を掻きながら引き返していったら、先生は、呆れたように言った。「こういうことを、僕ら(医者仲間)の間では、痴呆の兆候と言うんだよ」と。
 「はい、そうですね」と、笑って答えるしかなかった。こんな僕に、自らの熱い思いを語ったことを、きっと先生は後悔しているだろう。(4582)

データの活かし方  今日の会派視察から


 昨日に引き続いて。山形県日本海沿岸の視察である。今日は、酒田市の先進事例を研修した。
 酒田市では、データマーケッティングを活用した地域活性化という、壮大なプロジェクトに挑んでいる。具体的には、(株)True Data と協定を結んで、その会社が持っているビッグデータを活用して、地元産業、及び高等教育の振興を図ろうというものだ。
 そのデータというのが凄い。コンビニやドラッグストア、量販店で数値を基に、全国5000万人もの、属性、嗜好、消費傾向を蓄積している。商品別でも、購買数はもとより、地域特性、季節特性、あるいは、購入客の属性別のデータも把握している。その膨大なデータを、例えば、地元企業の販路拡大や、商品開発に役立てようとするものだ。
 また、そういったデータを分析できる、活用できる人材を、地元の高校や大学で育成する。これもこのプロジェクトの目的だ。
 10年一日の如く、単に大きな工場を誘致しようなどという単純な発想ではない。地元で企業を発展させる。データマーケッティングという産業を、地元から発信する。そんな意欲を感じとってきた。
 今日、対応して下さった、中心となって担当している方々は、外部から登用された専門家ばかりだ。マーケッティングなり企業診断のプロフェッショナルである。実際に企業経営を実践している方もいる。そこが、この事業のポイントでもある。
 僕は、「内部、すなわち市職員の育成はどうするのか?」と質問した。それに対しては、「我々(つまり外部のプロ)がリードして進めていくのがベターだ」と、明確な答えが返ってきた。このプロジェクトにおいては、市職員には職員の役割、商工会議所には商工会議所の役割、そして、それぞれのプロにはプロの役割があるという、確固たる方針と自信を読み取ることが出来た。
 話は、昨年末に遡る。弘前商工会議所の元役員(市役所OBでもある)と、偶然、某所であった。その方は、こう言っていた。「市の商工政策は、きちんとしたデータに基づいて行なわれているのか?」
 確かに、5年に一度の、国の商業統計調査結果はある。でも、それ以上の、例えば、もっと細分化した業種業態別の販売額や出荷額、あるいは店舗の立地別や、出荷先の地域別等のデータは、少なくとも僕は見たことがない。その元役員が言うのだから、多分、それは無いのだろう。
 実は、酒田市にも無い。膨大な顧客・商品データはあるのに、詳細な地元事業者データはないのだそうだ。両方揃って、それをマッティングさせることができれば、もっとものすごい効果をあげることができそうだ。と、僕は、生意気にも、錚々たるプロ集団に意見してしまった。出過ぎた真似をした。反省。
 まぁ、喋ってしまったことは、もう、しょうがない。後は、弘前で、この事例をどう活かしていくかだ。弘前市議会議員28人の中でも、おそらく稀少な商業経営経験者として、こういった課題に、これから取り組んでいきたい。(6342)

未来は明るい   今日の会派視察から


    酔っている。心地よく泥酔している。特に、いつもに比べて、深酒をしたわけではない。生ビール一杯と、ハイボールを数杯飲んだだけだ。
   でも、人間っていうものは、楽しいことがあれば酔う。嬉しいことがあれば、更に酔う。楽しければ楽しいほど、嬉しければ嬉しいほど、酔いは加速度的に増してくる。
   山形県酒田市にいる。駅前の居酒屋で飲んで、ホテルに帰ってきた。
   ここに来る前に、遊佐町に行った。少年町長・少年議会制度の視察をした。子供たちの代表が、話し合って施策を決め、それを実現する。その仕組みと予算が定められている。机上の学習だけではない、主権者教育の実践例の最たるものが、ここにはある。
     しかも今日は、単なる資料上の説明だけではない。遊佐町町長御自らが出迎えてくれて、この制度に対する思いを語ってくれた。僕らも明け透けに、失礼と思われてもしょうがないようなことも質問したら。
      その後は、場所を替えて、今度は、当の少年町長・少年議会の代表者との懇談の場も設けていただいた。"少年"と名はついていても。皆女子高校生だった。(それはどうでもいい)
       彼女らの、少年町長・議員としての、責任感、積極性、事故肯定性に、直に接することができた。何よりも、自らの故郷に対する思い、そして将来のビジョンを、自分の言葉で明確に伝えられる、そういう若者がいることに、素直に感動した。
       だから、酔っているのである。嬉しかったのだ。こういう制度がある。こういうことをやっていけば、日本の未来も明るい・・・。
       先日、議会運営委員会の視察のことをFBに上げたら、「わざわざ現地に行かなければならないのか? 行った以上は弘前市政に反映させなければならないのではないか」というコメントをいただいた。全く仰せの通りである。
       ただ、少なくとも(という言い方は語弊を招くかもしれないが)、今日は、遊佐に来て良かった。直接、本人たちの生の声を聞くことの方が、数百ページに及ぶ資料を見せられるより、よっぽど心に深く刻まれる。その意義や価値を実感することができた。
      もう一つの課題、弘前市政への反映だが、これも実践する。今日、学んだこと、今日考えたことを整理して、一緒に行ったメンバーと、正式に教育長や議長に提案する。遊佐町の制度や、僕らの提案内容については、その時に、このブログで詳しく書く。
       と、仲間と、暑く語り合っていたから、なおさら酔ってしまった。ましてや、慣れないタブレットでの更新である。いつもより、文章も短く、ましてや誤字誤変換が多いとは思う。平にご容赦を。(12548)

僕は小判鮫


 Ta議員の議会報告会が行なわれた。Ta議員は、弘前市議会の中で最も若い。僕は、同じ会派の仲間として、応援の意味もあって駆けつけた。
 竹内彼の周りには、市政について見識の高い市民が多い。今日も、本人を差し置いて、熱弁をふるう参加者もいた。それはそれでまた面白い。他にも様々な意見が飛び交った。僕の議会報告会とは、雰囲気が異なる。それが僕にとっても、刺激にもなるし勉強にもなる。
 既報の通り、先週の月曜日には、二人で会派の報告会を実施したばかりだ。でも、会派としての報告会と、個人のそれとでは、意味合いは全く違う。会派とは別に、議員個人として取り組んでいる課題もある。今日も、後半は、そういう話になった。そういった点でも、敢えて2週連続で報告会を実施したTa議員の意欲には、素直に拍手を送りたい。
 Ta議員の報告会は、昨年4月の選挙以来、これが3回目である。ということは、つまり、定例議会が終了する度に、必ず開催しているということだ。漸く、僕の後を継ぐ若手が現れた、と喜んでいる。
 いや、この言い方は、いささか傲慢だったかもしれない。他にも、こまめに報告会を行なっている議員も、きっといるに違いない。
 ただ、自身の後援団体や出身地域を対象にしているケースが多いのではないか。僕やTa君のように、定例議会毎に、ネット等でオープンに告知をして開催しているケースは、寡聞にして知らない。
 もし、そういう議員がいたら、ごめんなさい。素直にお詫びを申し上げる。そして、ご本人でも支持者の方でも、ご一報をいただきたい。僕は、是非参加させていただきたいと思う。別に邪魔をしようとか、偵察しようとかいう、邪な了見ではない。どのような事について、どのような考えで、どのように報告されているのかを、素直に勉強させていただきたいだけなのである。
 もっとも、議員の中には、同業者の参加を嫌がる人もいる。僕は以前、比較的近い立場で活動をしていた(と自分では思っていた)某議員から、報告会への参加を拒否されたことがある。その気持ちはわからないでもない。
 僕の場合は、”Everybody Welcome”である。議員だろうが市職員だろうが、誰に来て頂いても構わない。むしろ来てもらいたい。誰かに聞かれてまずいことを言っているわけでもないし、気兼ねして言いたいことが言えなくなる性質でもない。
 実際に、これまでも、何人かの市議会議員、県議会議員、議員になる前の立候補予定者、そして国会議員が来てくれたことがあった。いらっしゃれば、会派・党派の隔てなく、参加者全員に紹介をしている。
 さて、その僕の議会報告会だ。昨日のブログにも書いたように、2月13日である。翌日の2月14日はバレンタインデーだ。
 この意味を考えて欲しい。クリスマスの場合は、”イヴ”と称して、プレゼントを、前の夜に贈る習慣になっている・・・
 と、ここまで書けば、賢明な女性読者はおわかりのことだろう。受付に大きな箱を用意して、皆様のご来場を待っている。
 あーあ、Ta議員の報告会にかこつけて、自分のPRをしてしまった。こういうのを、小判鮫商法とでもいうのだろうか? いや「他人の褌で相撲をとる」といった方がいいのか。どっちにしても、Ta君、ごめんなさい。(7471)
 
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