弘前市のコロナ経済支援策、「弘前市小規模小売業・飲食業等事業継続応援補助金」の申請受付が始まった。4月24日のブログでも少し触れたが、もう一度おさらいをしよう。
対象となる経費は家賃。3月から6月までの間のいずれかの一ヶ月分の家賃が補助される。ただし上限は10万円だ。家賃が6万円の事業所は6万円、15万円の事業所は10万円ということになる。さらに、三親等以内の親族所有の物件に入居している場合は、対象とならない。
受給できるのは、従業員が5人以下の小規模事業者だ。その他に、確定申告をしていること、税等の滞納がないことなどの条件が付される。
正直言って、僕は、これには、決して満足をしていない。何故なら、他市と比べてもむしろ低い。津軽の中心都市という矜持が感じられない。狭い自宅の一角を使って営業している人や、無理をしてでも6人以上の人を雇って、雇用に貢献している事業者への支援がない。桜まつり中止という弘前特有の事情に対する配慮が見られないからだ。それらについては、これから出されるであろう、第二第三の経済対策を期待したい。
さはさりとても、今回決まった家賃補助10万円は、それはそれで、困窮を極めている事業者にとっては、貴重な財源となる。出来るだけたくさんの方に使っていただきたい。
実は、受付が今日からだというので、午前中に、担当課に行ってみた。申請書類を貰おうかと思ったのだ。そしたら、昼過ぎにホームページを更新するとのことだ。書式をアップしたら連絡をいただけるというので、僕は自宅に戻りパソコンの前で待った。
いや、告知の手段としてHPを使うのはいい。だけど、年配の女将が一人でやっているような居酒屋や小料理屋には、ネット環境にないところも少なくはない。というか、普段、パソコンを使うことだって少ない女将(大将)も、僕が知っているだけでも数人いる。
そういう所には、誰かが情報を持って行かなければ、知らないままで徒に時を過ごすことになる。中には、申請締切りに間に合わなくなってしまう店だって出かねない。
担当課から連絡が入った。すぐに市のHPを開く。要項と申請用紙を数枚ずつプリントアウトする。早速、午後、何軒かの経営者に、その資料を持って説明をしに歩いた。
別に、僕の知っている店だけを優遇するつもりはない。手元にはまだ資料が一式残っている。コピーすればいくらでもある。もし、このブログの読者で該当する方は、遠慮無く、僕に連絡をして欲しい。お届けをする。
ん? このブログを読んでるってことは、インターネットを使ってるってことか。だったら、冒頭にリンクを貼った市のHPに直接アクセスした方が早いや。
とにかく、コロナで困っている小規模事業者の足しになればと思うので、該当者が漏れなく制度を利用できるよう、情報をシェアしあおうではないか。(7482)