一月も最後の日が終わろうとしている。
2日未明の母の訃報に始まり、一昨日の、やはり未明の義父の訃報に終わる・・・何か死神にでも取りつかれたような31日間であった。「始め良ければ終わりよし」という言葉があるが、まさに”逆もまた真なり」ということを、つくづく痛感させられた思いだ。
昨日告白した”鬱”状態のせいか、色々と不本意なこともあった。
例えば、一日平均歩行数。一日平均8000を目標に掲げておきながら、これまでで7000にも遠く及んでいない。
慢性的な疲労感が、身体中を支配している。今日だって、 中三デパートから読書人倶楽部まで歩こうと思って外に出たら、ちょうど土手町循環100円バスがやってきた。停留所数にしてわずか2つの距離だが、思わず飛び乗ってしまった。
他にも、今月は、「更新」をクリックし忘れて、ブログに一日穴をあけてしまった。本は買い集めてくるのだが、読書は思うように進んでいない。忘れ物はする(それは前から?)、予定していた集まりに欠席の連絡をするなんてことが何度かあった。居心地のいい場所のはずの弘前読書人倶楽部も、欠席をしたり早退することが度々あった。
ついでに書けば、今日の読書人倶楽部句会の成績も散々だった。秘かに自信を持って臨んだのに・・・。
早くも、今年一年に暗雲が立ち込めている。この先、何が起こるかわからない。差し当たっては、明日は、目に注射の日。恐ろしい予感がする。
昔、僕が書店の修業をしていた頃、「天中殺入門」という本が、大ベストセラーになった。”天中殺”とは、天が味方をしない運気の時なのだそうだ。そんなものに入門する気はさらさらないが、今年の僕は、その真っただ中にいるのかもしれない。
読んでみようかな? 今さら読んでも手遅れだろうなぁ。(4311)
追伸
今日のタイトルは「天中殺」でもよかったのだが、ブラッドベリの名作「10月はたそがれの国」をふと思い出したものだから、パクッテしまった。