昨日のブログでもお知らせした通り、弘前市でも、9月1日から、公共施設の利用を休止することが、地元紙の朝刊で報道された。隅っこの方に小さくである。
これが、せめて黑石市や平川市のように、土曜日に対策会議を開催して方針を発表していたのであれば、もう少し大きく取り扱われたであろう。「弘前市も対応が素早いな」と、市民の評価も変わっていたかもしれない。かえすがえす残念である。
さて、一口に公共施設を休止するといっても、そうは簡単にはいかない。例えば市民会館。弘前では最大の収容人数を持つホールがある。僕は、そのことで気になることがあったので、担当課に足を運び現状を尋ねた。
実際に、弘前市民会館大ホールでは、9月中に、10を超える予約が入っていたのだそうだ。が、県民文化祭オープニングセレモニーや、弘前実業高校の芸術鑑賞行事等、多くの物の中止が決まっているという。
そういう公的な催事と違い、歌手や芸人を呼んで、入場券を販売するようなイベントはどうなんだろう。いきなり中止・延期といっても、前売り券の払い戻しや、タレントへのキャンセル料などが発生すれば、対抗できな主催者だっているだろう。
そのことを質問したら、無下には断らないとのことだ。渡された資料の中にも、「既に予約済のもので、利用者側において中止・延期の見直しが困難な場合には、市(施設管理者)及び利用者において万全の感染防止対策を講じたうえで実施するものとする」とある。まずは一安心した。
市民会館では、9月16日に、福田こうへいのコンサートが予定されている。そのことも話題に出たのだが、僕はあまり演歌には興味がある方ではないので、その内容はしっかりと覚えていない。ファンの方には申し訳ない。
ただ、心配なのは、青森市である。リンクステーションでの、9月12日の郷ひろみコンサートはどうなるんだろう? まさに、僕と同年代のアイドルである。もっと早くわかっていれば、僕だって行きたかったくらいだ。
その翌週の19日には、青森県営スケート場で、「髭ダン」(Official髭ダンディズム)なるグループのコンサートもあるらしい。これも凄い人気とのことだ。決行するのか中止になるのか、気をもんでいるファンも多いだろう。
演歌でも、元アイドルでも、現アイドルでも、やるorやらないについて、一刻も早く公表することが、余計な混乱を招かないことに繋がると思う。
しかし、ここで僕は告白をしなければならない。正直言って、その「髭ダン」なるものをよく知らないのだ。僕の頭には、「髭ダン」と言えば、ルネッサンスといってワイングラスを掲げる、男爵と執事のコンビしか思い浮かばない。あーあ、時代遅れ・・・。(8168)