世間では、昨日からゴールデンウィークに突入したらしい。上手く有給とかを絡めれば、連休連休になる人もいるという。
考えてみれば、僕は、そのゴールデンとやらに縁のない人生を送ってきた。議員になってからは勿論のこと、書店経営時代は、以前にもブログに書いたように稼ぎ時だった。日銭商売にとって、人出が増えるチャンスを逃すことはできない。倒産後も、友人の経営する書店に勤めた。その後は、一時期、選挙関係の手伝いをした。要は、カレンダー通りに休むような仕事には就いたことがない。
今さらそれを愚痴っても仕方がない。今の立場では、大型連休期間、大勢の人に青森県、弘前市を訪れてもらい、コロナで冷え込んだ活気が、いくらかでも戻ってくることだ。
が、今朝の地元紙を読んでも、観光客の入り込み数は、昨年よりはだいぶ上回っているようだが、コロナ前の2019年の水準までは至ってないようだ。
今日、新青森駅まで行った。確かに、行きも帰りも、以前のような渋滞には巻き込まれなかった。駅の駐車場も余裕があった。電車がついて改札口を出てくる人も、そこそこ多いことは多かったが、混雑というほどではなかった。
まぁ、折角来ていただいても、弘前公園の桜の見頃は、早終わってしまった。遅咲きの桜も数種類あるが、はるばる遠方から訪れた人々の期待はそこではないだろう。
かといって、僕らは、決して卑下する必要はない。弘前には、津軽には、まだまだたくさんの見所がある。

こんな美しい山があるのだ。僕が観光客だったら、この山を見ただけで、きっと満足するだろうと思う。って自画自賛もいいところか。
いや、自惚れでも何でもいい。公園の桜は日本一だが、岩木山だって負けず劣らず素晴らしい。「弘前は桜だけではない」と、堂々とPRしようではないか。(3952)