大学病院の眼科に行ってきた。2月にした手術後の3回目の検診だ。
前回は3月29日だった。その時には「次は5月17日」と予約をしてきた。ところが、後から臨時議会の招集があって、今日に振り替えてもらった次第だ。
結果は、芳しいとは言えなかった。眼底の腫れは大きくなっているが、昨年の手術前ほどではないという。今日から目薬が一つ追加となった。
この”目薬”というやつがやっかいだ。糖尿の注射は忘れることはないし、大腸の治験薬は、忘れるとしても月に1回くらいだ。
が、目薬はつい忘れてしまう。今までの薬は日に4回も差さなきゃいけないものだったが、3回差せばいい方で、2回だけという日もけっこうあった。これでは良くなるはずはない。
眼鏡の話もした。今使っているのは手術前のもの。視力が0.1とかの頃に作ったものだ。だから、今は全く合っていない。前回の検診時には「もう少し様子を見てから」と言われたのだが、今日は、作ってもいいということになった。
僕は、今まで、4年に1回、眼鏡を替えてきた。選挙前に、後援会の役員会を開くと、公約や選挙戦術はそっちのけで、必ず「眼鏡を替えろ、床屋(美容院)に行け」と言われるからだ。選挙以外で替えるのは、久し振りである。
が、これも出費が嵩む。懇意にしていた土手町の眼鏡屋さんは、今年になって閉店してしまった。どこか安くて親切な店を探さなければならない。
考えてみれば、昨年来、眼球に注射を4回打った。1回が4万円強。手術は、右目・左目と2回行った。それぞれ3日ずつの入院費も含めて、合せて17万円ほど。それに、1~2ヶ月毎の受診料も数千円ずつかかる。2年間の”目”の治療だけで、僕の場合の選挙費用額を超えてしまった感じだ。今まで目を酷使してきたツケが回ってきたようだ。
つくづく悟った。物を食べるのは”口”だが、”目”も金を食う。(7358)